コネクション日常戦闘記録




注 意
この 【日常戦闘記録】 は、本編に沿って書いてはいますが、現在の世情も反映していますので、放映当時には存在しなかったような物も出て来る事があります。 (例 : 携帯電話など)
パラレルワールド】 的に考えて頂けると良いかと思います。
ご了承下さいm(_ _)m

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 金銀砂子 小介の日常戦闘記録
2008年 7月 7日




金銀砂子  ◎小介の日常戦闘記録  

 「笹の葉、サ〜ラサラ〜♪」

 みんなで書いた短冊を吊す笹。
 色々作った飾りと短冊がキレイに揺れてます。
 金太くんと知恵ちゃんが色々書いた短冊は、チョット欲張りなくらい、色々書いています。

 「牧場に揺れる〜♪」

 「ぶっ」
 「なんやとっ?!」
 金太くんの歌を聴いて、豹馬さんは飲んでいたコーヒーを吹き出し、十三さんは目を剥きました。
 「どうしたの?」
 「 『どうしたの?』 じゃねぇよ。 今の歌詞 … 違うだろっ」
 「そやそや。 “牧場に揺れる” て何やねん?! “牧場” やのうて “軒端のきば” や」
 歌詞の間違いを指摘されました。
 余り興味がなかったので、僕も歌詞を正しく憶えてませんでしたけど、なるほど “軒端” なら納得です。
 流石に “牧場” で笹飾りは想像が苦しいですよね。 それを僕が話すとちずるさんも同じように頷きました。
 どうやら、ちずるさんも正しく歌詞を憶えてなかったようです。
 「そんなモンたい。 ウチの弟と妹もそげなコトがあったとよ。 恥ずかしながら、オイも一時は間違えて憶えとったと」
 空耳アワーな状態って、以外と有るんですよね。
 「そうなんだ〜。 昔の人は、牛や馬とも七夕やってたんだと思ってた」
 「をい …マサカとは思うけど、他の部分の歌詞も間違ってねぇだろうなぁ?」
 疑いの眼差しを向ける豹馬さん。
 試しに、金太くんに一通り唄って貰う事になりました。



  笹の葉サラサラ
  牧場 … ノキバに揺れる
  お星様キラキラ
  金銀素直

  今年の短冊
  私が書いた
  お星様キラキラ
  空から見てる



 「やっぱり … 間違ってやがる」
 「ホンマやな」
 恥ずかしながら、僕には何処が間違ってるか分かりません。
 「どの辺が間違ってるの?」
 どうやら、ちずるさんも分からないようです。
 「1番の最後は “金銀砂子すなご” だぞ」
 「2番の最初は “五色ごしきの短冊” や」
 豹馬さんと十三さんのダブルパンチで訂正が入っていきます。

 「ばってん、イベント物に詳しか十三しゃんはいざ知らず、豹馬しゃんも詳しかね?」
 大作さんの疑問は最もです。 僕も感じました。 どうしてでしょう?
 「昔、園長先生が教えてくれたのさ。 『正しく憶えましょうね』 ってさ」
 なるほど。 太陽学園の園長先生のおかげでしたか。
 孤児達を正しく導こうと、色々頑張っておられるんですね。

 「あのさぁ、“ノキバ” とか “スナゴ” って何? あ、あと “ゴシキ” 」
 話題から置いて行かれた、金太くんと知恵ちゃんが割り込んできました。
 スミマセン。 忘れてました。
 「 “軒端” は “軒” の端っこのコトだ」
 「「 “ノキ” って?」」
 今度はダブルで根本的な質問になりました。
 「家の屋根の張り出した部分のコトや」
 「雨宿りするようなトコじゃね」
 「こーゆートコに笹が飾ってあって、ソレが風に揺れてサラサラうとんのや」
 十三さんがメモ帳に簡単な図を書いて見せてくれました。 金太くんや知恵ちゃんは、コレを見て納得したようです。

 「じゃ、今度は “スナゴ” 」
 「 “砂子” は一般的には “石のごく細かい物” つまり “砂” のコトよね?」
 一般的な意味はそうですけど、歌詞からすると “星” とか “天の川” を想像しますが … 。
 「この場合の “砂子” は、 “金銀の箔を細かい粉にした物” や。 蒔絵まきえとか色紙、襖紙ふすまがみとかの装飾に使うんや。 見た事無いか?」
 ああ。 高級な色紙とかの裏に綺麗な和風の装飾があったりしますね。 確かに金粉みたいなのが散りばめられてたりしました。
 「因みに、色紙はな、模様のある方が “表” や。 白無地の色紙の場合には、裏に銀の砂子がまいてあるのや。 憶えときや♪」
 ソレは知りませんでした。
 よく、サインなんかを貰う時、白い方で貰いますよね。 だから、白い方が表だと思ってました。
 “砂子” に関しては、微妙に分かったような分からないような感じの一木兄妹です。 後で、ネットで写真を検索して見せてあげましょう。

 「じゃ、最後に “ゴシキ” 」
 「 “五色” は “五種類の色” 。 普通は赤・青・黄・白・黒の事を言うのさ」
 「他にも “多種多様” とか、 “色んな種類” とかの意味もあんのやで」
 要するに “色んな色の短冊” って意味ですね。

 となると、この歌の意味は …



  軒端に飾ってある笹の葉がサラサラと風に揺れている
  星が金や銀の砂子のようにキラキラ輝いている

  私の願い事を色んな色の短冊に書いた
  キラキラ輝く星がソレを空から見ている



 こんな感じでしょうか?
 昔の童謡は、言葉が現在では余り使わない物が使われている事が多いので、間違えて歌詞を憶えていたり、意味が分からなかったりしますけど、改めて考えると面白いですね。
 今度、別の歌も調べてみましょうか。




* 忍のつぶやき *
 私は、最初 “金銀砂子” は “天の川” を現しているのだと思ってました。
 歌の解釈に関しては、私の勝手な想像です。 正しいかどうかは分かりませんので、信じ込まないように(^▽^;



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