日常戦闘記録  2,004年  3月




注 意
この 【日常戦闘記録】 は、本編に沿って書いてはいますが、現在の世情も反映していますので、放映当時には存在しなかったような物も出て来る事があります。 (例 : 携帯電話など)
パラレルワールド】 的に考えて頂けると良いかと思います。
ご了承下さいm(_ _)m

 雛祭り 豹馬の日常戦闘記録
2004年 3月 3日
 義理と本命 十三の日常戦闘記録
2004年 3月13日
 続・義理と本命 小介の日常戦闘記録
2004年 3月14日
 花粉症 大作の日常戦闘記録
2004年 3月23日




雛祭り  ◎豹馬の日常戦闘記録

 コネクションのリビングルームに緋色の階段が出現した。
 って、昇る為の物じゃねぇけどな。
 今日は、3月3日。 そう、 “雛祭り” だ。
 緋色の階段は、つまりは雛人形を飾るひな壇。 お内裏様にお雛様。 三人官女に五人囃子。 7段飾りの結構立派なヤツだ。 当然と言えば当然だが、ちずるの物らしい。

 「ほな、南原博士が?」
 「ええ、あたしが生まれた時に揃えてくれたらしいわ」
 雛人形を見ながら、思い出に浸るちずるがいる。
 毎年、決まってココに生前の南原博士と一緒に飾って、甘酒飲んだんだと。
 「今年は、なんだかんだで出すのが遅くなっちゃったけど、いつもは、もっと早くから飾っていたのよ」
 そう、この雛人形を飾ったのは、一昨日。 早く出して、桃の節句が終わったら、即片付ける。 でないと、嫁に行き遅れるって言い伝えがあるらしいからな。
 まぁ、こんなお転婆娘じゃ、ひな人形を片付けたって行き遅れる可能性大だけど…(笑)

 「ウチの実家にもあるばい。 妹のじゃけど、こげな立派な物じゃなか」
 「ワイんトコは、女の子はおらんけど有るなぁ」
 「まさか、十三君の?!」
 「ちゃうわいっ! アホゥ。 商売上、有るんや」
 あ〜、そういや、十三の実家は旅館だったな。 客商売は、そう言うモンが必要なんだな。
 「あ、ウチにもありましたよ。 母がお嫁入りの時に持ってきた物が。 女の子が生まれなかったけど、自分用に毎年飾ってます。 虫干しも兼ねているとか」
 そーだよなー。 年に一度だけのシロモノだ。 出さなくなったら、すぐカビだらけになっちまいそうだぜ(^_^;
 「太陽学園じゃ、女の子が毎年作ったな」
 ふと思い出した。 施設にそんな立派なモンは無いんだ … つーか、無かったんだ。 今は有るけど。
 予算の関係ってヤツだったんだな。 特に今は厳しい。 キャンベルの連中の攻撃が始まってからは、孤児が増えたしな … 。
 「作ったっつっても、お内裏様とお雛様の2人だけ。 自分だけの雛人形だった」
 「オリジナルね。 あたしも学校の工作とかで作ったわ」
 「今は、有るんだぜ。 立派なの。 里親になってくれた人が寄付してくれたんだ … って、確か、しず坊の義親父さんだったような … 」
 「あー、あの人か。 金持ちらしいから、雛人形くらい、安い物やろ」
 「優しそうな人だったばい」
 そーいや、どうしてるかな、しず坊のヤツ。 ニューヨークでも雛人形飾ってるのかな?

 「コレは、お内裏様が左になっとるけど、地方によっては右に飾るトコもあんのやで」
 「そうなんですか?」
 「せや。 雛人形の事は、ちっと詳しいで。 客商売は、客にいちいち説明できなアカンからな。 憶えさせられたワ。 爺さんと若いのの2人組の男が “随身 (ずいしん) ” やろ。 3人組が “仕丁 (しちょう) ” 。  “三人上戸 (さんにんじょうご) ” ちゅう別称もあるのや。 んで     
 うわ、何か今回は十三がウンチク始めやがった。 前回は小介だったのに。
 ちずるや大作は、随分熱心に聞いてやがる。 たぶん大作は、妹にでも教える為だろ。 小介も、2人程熱心とは言えねぇが、耳を傾けてる。
 俺は … まぁ、聞いといて損はねぇか。
 将来、娘を持ったら … って、どれくらい未来の話だよ … (^_^;




* 忍のつぶやき *
 いやいやいや、今回も説明文が長くなりそうだったので端折りました(^▽^;
 何せ、人形の種類が多いですからね。 人形以外にも飾る物があるから、1つ1つ説明したらきりがない。
 と言う訳で、↓こちらをご参照下さい
 社団法人日本人形協会

 ウチでは、昔飾りましたね。 何段飾りだったっけ?
 今では奥深くしまわれ、ネズミの餌食になっているでしょう(^▽^;
 いつから飾らなくなったんだっけ?
 近年は、お土産に貰ったお内裏様とお雛様の2人だけのヤツを飾りっぱなしに … もう、雛人形じゃなくて、インテリアでしたね(爆)



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義理と本命  ◎十三の日常戦闘記録

 ワイらは、今、ある問題に直面しとった。
 結構、頭悩ませたんやけど、まぁ、ワイはそれほど苦労せんで済んだ。
 悩みまくっとるのは、コイツや、コイツ … 。

 「ワイは、コレにしとくワ」
 そう言って、ワイは手頃な包みを手にした。 それほど、高くもなく安すぎず。
 「 …… 」
 隣のコイツは、まだ悩んどる。
 「義理返しやしな」
 「 …… 」
 そう、ワイは義理なんや。 本命やったら良かったけどな、コイツに取られてしもてん。
 「で、おまはんは、決まったんか?」
 「 …… 」
 ワイの言葉に、ほとんど反応せぇへん。 いつもやったら 『聞いとんのかい、ワレ?!』 とか言うてしまうトコやけど、コイツが随分と真剣になっとるから、からかわれへん。 なんせ、本命返しやしなぁ … 。

 そう、ワイらはホワイトデーのお返しを見に来たんや。 大作と小介は、都合が合わんかったよって、ワイと豹馬で連れ立って来たんやけどな。
 各部署の女性陣から、 『バトルチームの皆さんへ』 ともろたヤツは、 『バトルチーム男子一同』 っちゅう事で、詰め合わせの菓子にしたんやけど、問題はワイら個人から、 『ちずる宛』 のお返しや。
 ちずるにも 『バトルチーム男子一同』 っちゅう事で、みんなで1つっちゅう案もあったんや。 けど、ワイと大作 ・ 小介は “義理” や。 そう “義理” なんや、残念やけど。
 けどコイツ … 豹馬は “本命” や。 ちずるにとっても、豹馬にとっても。
 “義理” と “本命” 一緒くたにして返す訳にはいかんやろ? せやから、ワイらからちずるへのお返しは、個々にっちゅうことになった。
 豹馬は最後まで 『一緒でいいじゃねぇか』 て、強がってたけどな。

 「やっぱり、アクセサリーとかにしたらどや?」
 アドバイスのつもりで、もう一度声をかけてみた。
 チームのアイドルかっさらったヤツに、こないなアドバイスしてやって。 ワイ、偉いで、優しいで。 さすがチーム最年長。 ホンマ、大人やなぁ … とか思うたら。
 「チョコにアクセサリーじゃ、釣り合わねぇじゃん」
 アホゥ … 最近のお返し事情を知らんのかいな?
 「何言うとんのや! ホワイトデーは倍返しや3倍返し当たり前やで。 本命なら尚更 … 」
 「 …… お、俺は、か、菓子で良いんだ … ////」
 無理しとるなぁ(笑)
 耳まで真っ赤やで。
 すったもんだしたあげく、あまりパッとせぇへん菓子買いおった。
 お前なぁ … ちずるがくれたチョコ、思い出しぃ。 ワイらと大きさも形も違ったやん。 ソレも手作りや!
 知恵やないけど、 『ちずるをどう思っとんのや?!』 て聞きたなるわ。

 けど、そう思っとったのは、今日だけやった。
 当日は … って、何やったかは分からんのやけど、ちずるはえらい上機嫌やったワ。
 菓子の他に、何ぞやったんか?




* 忍のつぶやき *
 おなじみになった季節ネタですが、今回は80,000HITリク画が元ネタになりました(^▽^;
 さて、豹馬は何をやったのでしょうか?



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続・義理と本命  ◎小介の日常戦闘記録

 「コレは、オイから」
 「コレは、ワイからな」
 「オイラからは、コレ!」
 「ありがとう」
 今日は、3月14日。 1ヶ月前にチョコレートを頂いたお返しをする “ホワイトデー” 。
 皆さん、それぞれ、ちずるさんにおかえしを差し上げてます。
 僕も、あまり大した物ではないのですが、 “ホワイトデー” の由来の一つである “マシュマロ” をお返しとしてちずるさんに差し上げました。

 バレンタイン同様、色々説やら何やら有るらしいですが、今回は、さすがに調べる気にはなりませんでした(^_^;
 “キャンディー” をと言う説もあるようですね。
 しかし、最近では “マシュマロ” でも “キャンディー” でもなく、チョコレートを返す人もいらっしゃるとか。 後は食べ物以外の物。
 コレと言って、物は限定されてないようですね。
 恥ずかしながら、以前から言うようにイベント事には興味の無かった僕なので、 “ホワイトデー” のお返しなど初めてです。
 それに僕が留学していたアメリカでは、 “ホワイトデー” という日、そのものがありませんでしたからね。
 “バレンタインデー” に男女それぞれが、お互いにプレゼントし合います。 日本のように女性から男性へという一方通行じゃありません。 だから “ホワイトデー” の存在がいらないのでしょう。

 実家の母からもチョコが贈られてきたので、母にも同じ物を昨日買いました。
 本当は、バトルチーム男子一同で一緒に買いに行こうかと相談したのですが、時間の都合が合わず、豹馬さんは十三さんと買いに行き、ソレとは別の時間に僕は大作さんと買いに行きました。
 大作さんも実家のお母さんと妹さんからチョコが贈られてきたので、2人へのお返しも買ったんです。 毎年お返ししていると言う事だったので、どんな物が良いかアドバイスして頂きました。

 で、今日は当日。
 皆さんがお返しをする中、豹馬さんだけ、姿が見えないんです。 どうしたんでしょうか?
 「ねぇねぇ、ちずる姉ちゃん。 豹馬さんからは、貰った?」
 そばにいた知恵ちゃんが、ちずるさんに聞いています。
 僕たちも疑問に思いましたが、さすがに聞けなくて … 。 コレ幸いと聞き耳を立てました。
 「/////// … うん♪
 真っ赤になりつつ、ちずるさんは小さく頷きました。 とっても嬉しそうです。
 豹馬さんは僕らとは別の場所で、朝一番くらいにあげたようですね。
 「あんなモンでも、 “本命” からお返しが有れば嬉しのやな」
 十三さんがぽつりと言った言葉が気になり、どういう事か聞いてみました。
 「お返し、アイツはワイと一緒に買いに行ったやろ? せやから知っとんのやけど、あんまりパッとせぇへん物買っとったんや。 “本命” やのに … 。 『アクセサリーとかにしたら、どや?』 とか言うてみたんやけど、 『チョコと釣り合いとれねぇ』 言うてな」
 なるほど。
 僕たちから見れば、あそこまで喜ぶような物ではなかったと言う事ですね。

 「分かってないなぁ、十三さん達」
 チッチッチッと指を動かし、訳知り顔で知恵ちゃんが割って入ってきました。
 「知恵、何か知ってるのか?」
 僕たちも分かりませんでしたが、金太君も分からないらしいです。
 「ちずるしゃんから、何か聞いたと?」
 「聞いてないけど、様子を見れば分かるわよ(^ー^) 貰った物はパッとしなくても、貰う時に “言葉” か “行動” を貰ったんじゃないかと読んだわ」
 「あの、豹馬がかいな?!」
 十三さんだけではありません。 僕も大作さんも十分ビックリしました。 あの豹馬さんが … 。
 「豹馬さんだって、やる時はやるのよ (はぁと) 」
 「そっかぁ … 豹馬さん、ちずる姉ちゃんに何をしたんだろ?(^ー^)」
 一木兄妹は、完全に納得しているようです。 大作さんと僕も、まずまず納得。
 しかし、十三さんだけは納得できないようです。
 「あの豹馬が … 」
 豹馬さんだって、完全な “子供” ってワケじゃないんですよ。 完全な “大人” とも言い難いですけど。
 いい加減、認めてあげれば良いと思いませんか?

 さて、1週間後。
 ホワイトデー当日、あれほど機嫌の良かったちずるさん。 ソレが原因か分かりませんが、しばらくは機嫌が良かったんです。
 が、またヤキモチ焼いて機嫌が急降下してしまいました。
 ニューヨークから電話があったんです。
 そう、五条しずかさんから豹馬さん宛に。 ホワイトデーのお返しが、その日届いたようなんです。
 ホワイトデー前日に贈ったらしいですから、仕方がないですけど。
 しずかさんと電話で話す豹馬さんを見ながら、ちずるさんの眉がピクピクしているのが … ((((^_^;
 “本命” のお返しと同時に、何か “言葉” か “行動” を貰ったのでしょう? あっちは “妹への義理返し” なんですから、もう少し穏やかに … 。




* 忍のつぶやき *
 またまた連チャン更新です。
 “ホワイトデー” にも、色々説があるようですね。 マシュマロとかキャンディーとか … どっちがホントってワケじゃなさそうだけど。
 ちなみに、マシュマロ説は1977年の発案。 キャンディー説は1978年決議採択だそうで。
 全然別の所で、バラバラに決めてるんですね。

 今回の参照は、↓こちらで。
 石村萬盛堂マッシィロマン
 ホワイトデー公式サイト



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花粉症  ◎大作の日常戦闘記録

 「ハッグジョンッッ!」
 厨房で派手なクシャミが響き渡ったと。
 「ハッグジョンッッ! … ハ、ハ、ハッグジョンッッ!! 畜生めっ!」
 どうやら、クシャミの主は、木兵衛さんのようたい。 どぎゃんしたとね? 風邪かのぉ?
 「ハッグジョンッ!」
 「きったねぇなぁ。 料理にツバ飛ばさねぇでくれよ」
 「まったくや。 木兵衛はんと間接キッスは勘弁やで」
 クシャミを聞いた豹馬しゃんと十三しゃんが、文句を言うたと。 オイも、同意見たい。 他人のツバ入りは、勘弁して貰いたかね。
 「風邪ですか? それならば、他の方に任せて、お休みになっては?」
 「そうよ、木兵衛さん。 酷くならない内に治した方が良いわよ」
 小介しゃんとちずるしゃんは、心配げに様子をうかがう … ばってん、木兵衛しゃんがクシャミをすると顔をしかめたばい。 やっぱり2人も木兵衛しゃんのツバ入りは嫌なんじゃね((((^_^;
 コネクションの食堂には、木兵衛しゃんの他にもコックがたくさんいるばい。コネクションの所員は、たくさんいるからのぉ。 その所員達の食事作りに、厨房は毎回大戦争じゃ。
 木兵衛しゃんがコネクションに来る前は、別の人がオイ達の食事を担当しちょった。 色々あって、今は木兵衛しゃんが担当してくれちょる。

 「ちげぇやす。 これは、にっくき花粉のせいなんでさぁ」
 花粉?!
 木兵衛しゃん、花粉症だったと?
 「花粉症かよ?!」
 「意外やなぁ。 木兵衛はんが、そないに繊細やったとは … 」
 「そ、そこまで言っては失礼かと … (^_^; でも、確かに意外です …
 オイと同じく、豹馬しゃんも、十三しゃんも、小介しゃんも、驚いとるばい。
 「 …… 」
 そんな中、ちずるしゃんだけが首をかしげちょる。
 「どうした、ちずる?」
 豹馬しゃんもちずるしゃんの様子に気づいたようたい。
 「うん。 花粉症なのは分かったんだけど、コネクションの中でまで花粉症の症状が出るって言うのが … 」
 ナルホド。 そこが気になったとね。
 コネクション内の空気は清浄されとるけん、外にいる時ならともかく、中に入ってまで症状が出るっちゅうのは、あまり無かね。
 自分の体に花粉をたっぷり付けたままにしちょるんなら別じゃけど。

 「木兵衛さん、花粉を落としてから中に入ってる? いくらコネクション内の空気が清浄されてても、花粉を自分にタップリつけて中に持ち込んでたら、意味無いわよ?」
 「そうですよ。 花粉って、チョットはたいたくらいでは取れませんよ。 徹底的にやらないと」
 「出掛けた時に着てるコートは、脱いでるし、服も着替えて、て、へ、ヘッグジョイッッ!」
 「 … ソレはともかく、マスクくらいしろよ … ( ̄_ ̄;」
 木兵衛しゃん、顔がツバと鼻水でグチャグチャたい。 こんなんで料理の味が分かるのかのぉ?
 「せやけど、木兵衛はんも花粉対策しとるみたいやのに、クシャミが止まらんのは、何でやろ?」
 「ホントねぇ … ? コネクションの空気清浄システムを点検して貰った方が良いかしら?」
 ちずるしゃんが真剣にシステムの故障を心配し始めたその時じゃった。
 「父ちゃ〜ん、腹減った!」
 「何か無い〜?」
 金太くんと知恵ちゃんが、駆け込んで来たと … その途端。
 「ハッグジョンッ! ハッグジョンッッ!! … ハ、ハ、ハッグジョンッッ!!!」
 「きったねぇなぁ、父ちゃん!」
 「マスクくらいしなよね〜」
 「ハッグジョンッ! ハッグジョンッッ!! … ハ、ハッグジョンッッ!!!」
 ひ、ひょっとして … 。
 「金太くん、知恵ちゃん。 今、外にいましたか?」
 同じ事を考えたんじゃろうか? 小介しゃんが恐る恐る2人に聞いてみちょる。
 「うん、外で遊んでたよ」
 「ソレがどうかしたの?」
 無邪気に、あっけらかんと答える2人。 予想的中のようじゃね。
 「ねぇ、知恵ちゃん。 中に入る時に、何もしないで入ってきた? 金太くんも」
 「え? 今まで何かって? フツーに入って来たよ?」
 「原因は、お前らかいな?」
 「それっぽいな」
 十三しゃんと豹馬しゃんも納得。
 「お、おめぇらぁっ! にっくき敵を運んでくるたぁ … ハッグジョンッ … い、いい度胸 … ハ、ハッグジョンッ(TωT)  いい度胸だぁっっ!」
 よっぽど悩まされちょったとね。 怒り心頭で金太くんと知恵ちゃんを追いかけ始めたと。
 「な、なんで〜っっ?!」
 訳が分からずといった感じで逃げ回る2人。 自分たちが花粉の運び屋になっちょったことに気づいてなかね。
 この日を境に、2人はコネクションに入る前に掃除機を使った花粉除去を木兵衛しゃんから義務づけられたばい。

 その後、コネクションには、外部からの来訪者と外出から帰った所員の服ばついちょる花粉ば除去する為の装置を取り付けようちゅう案が提出され、受理されたとよ。
 今まで、このコネクションにそげな装置が無かった事が不思議じゃけんど、コネクション所員には花粉症の人が比較的少なく、個人で対応策ばこうじちょったけん、余り問題になっちょらんかったらしかね。
 オイは花粉症じゃなかけん、花粉症の人の苦しみは分からんけど、あのクシャミと鼻水が止まらんのは、確かに気の毒たい。
 でも、これで、花粉症の人も大分楽になるとね。




* 忍のつぶやき *
 季節ですね〜。 花粉(TωT)
 私も数年前に発病しましたからね。 発病した時には、かなり酷かったけど、今は対したことなく済んでます。
 発病した当時は、かなり大量の花粉が飛んだみたいでしたからね。
 今年はそれに比べると、少ないんでしょうね。 ほとんど症状がありません。 ラッキ(^o^)



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