日常戦闘記録10月

日常戦闘記録　　2,005年　10月

ハロウィン準備　　◎豹馬の日常戦闘記録

　「じゃ、第１予定日は … 」
　コネクションじゃ、予定を立てる時、５番目まで予備日を考える。
　何でかってぇと、解るよな？　キャンベル星人の襲撃があるからだ。
　奴らは『何時襲撃します』なんて、襲撃予定日時を知らせるなんて事しねぇからな（当たり前だが）。
　予定を立ててた日に襲撃があるなんて事は、当然の事。　日常茶飯事。
　だから、そうなっても大丈夫なように。　運動会や遠足の “雨天順延” じゃねぇけど、予備の日を作っておく。
　まぁ、中止しちまっても良いような些細な散歩や買い物ならともかく、絶対にやらなきゃならない会議や訓練なんてのは、そうやって予備日を考える。

　今回の事柄も、最悪中止しちまっても良いんだが、金太や知恵が楽しみにしてるし、何より、こういったイベント事に縁が無かったてぇか、興味が薄かった小介に体験させてやりてぇからな。　予備日を立てていた。
　「 “ハロウィン” ですか … 」
　忘れんなよ、小介ぇ～。　元々は、お前が以前「北海道の七夕は “ハロウィン” みたい」っつたのがキッカケなんだぞ。　それで、「ハロウィンもやろう！」って事になったんで、予定立ててんじゃねぇか。
　「日本じゃ、余りメジャーじゃ無かとね」
　「せやけど、お祭り好きの日本人や。　最近は、 “ハロウィン” を広めよって動きがあるからなぁ」
　「そうね。　ジャック・オ・ランタンが９月末辺りから、あちこちの店で見られるようになったわよね」
　実は、俺は “ハロウィン” は初じゃない。　何回か体験している。　何せ、育った所が育った所だからな。
　太陽学園はミッション系。　 “クリスマス” のミサはもとより、 “ハロウィン” もやった。　何より、子供達を楽しませ喜ばせる為に。　もうその辺は、何でもアリだったな。　少しでも子供達を寂しがらせないために、園長先生達は色々考えてくれたんだよ。
　イベント事の鬼である十三も、日本じゃメジャーな “クリスマス” の事とかは知ってても、最近になってようやく定着し始めた “ハロウィン” の事はほとんど知らないらしい。
　「もともとは、この “ジャック・オ・ランタン” もカボチャじゃなくてカブだったらしいぞ」
　「カブぅ？」
　「余りランタンに向かないようなモノだと思いますが … 」
　「カボチャより柔らかいモノじゃけん、ランタンが作りずらそうたい」
　そう思うよな、普通。　カボチャになったのは、アメリカに “ハロウィン” が渡ってから。　カブより大きくてカラフルでランタン作るのにむいてるカボチャが使われ始めて、それが定着したんだ。

　十三が考え込んでやがる … あー、アレは “ハロウィン” の知識を仕入れるかどうか考えてるな。
　最近メジャーに成りつつあるから、実家の旅館でも “ハロウィン” を何とか使えないかと考えてんだろ？
　お前のトコ旅館だろ？　ホテルならまだしも … 旅館で “ハロウィン” は難しくねぇか？ … って、クリスマスもやるくらいだから、何とかなるか … 何でもやり方次第だしな。

　「 … 豹馬 … 」
　「ちなみに、“ジャック・オ・ランタン” の “ジャック” は “けちんぼジャック” って意地の悪い男が元になってる … 」
　その目つきで解った。　どうやら使える使えないは後にして、取りあえず知識は仕入れておく。　必要になってからじゃ、遅いもんな。
　俺の “ハロウィン” に関する知識だって、小さい頃に園長先生から聞きかじったもので、詳しくはない。
　憶えてる事は教えてやるけど、後は園長先生にでも聞け。　でなけりゃ、ネットででも調べろ。　文明の利器があるだろ？

　「イベントも命がけやぁ … 」
　数日後。　十三が何やらブツブツ言ってやがる。　なんだぁ？
　「いや、例の “ハロウィン” の事やけどな … 」
　あれから太陽学園に行って園長先生に聞いたりネット検索したりして、色々調べたらしい。
　ソレで知った。　アメリカの “ハロウィン” 事情。
　あちこちに家々で「Ｔｒｉｃｋ　ｏｒ　Ｔｒｅａｔ！」と言って回ってお菓子を貰うが、手作り菓子に毒物の混入があったり、子供が犯罪に巻き込まれないように親が同伴したり、場所によっては学校で許可証のようなモノを発行して、ソレを持っていないと家々を訪問出来なかったりとか … さすが、犯罪大国アメリカ。
　さっきの十三のセリフは、そのせいか。
　「イベントなんだから、気軽に楽しみたいわよねぇ … 」
　ちずるが悲しそうだ。
　確かにな。　でも、ソレを言ったら、対キャンベル戦争やってる日本だって … 。

　あ～あ、真の平和って … 遠くにあるモンだなぁ … 。

＊忍のつぶやき＊

　↓今回の参照サイトはコチラです
　

　いや～、アメリカでイベント事は、ホント大変ですね。
　日本人で良かった … (＾▽＾；

仮装　　◎大作の日常戦闘記録

　失敗したばい。
　違う仮装にすれば良かったと … 自分の体型ば考えてなかったばい。
　「まだ足りねぇじゃん … 」
　「体一周するのに、えらい長さ必要やしなぁ」
　何処でそんな話になったんかのぉ … あ、８月に小介しゃんが「北海道の七夕は “ハロウィン” みたい」っちゅうたのがキッカケじゃった。
　で、「ハロウィンもやろう！」っちゅう事になって、その準備として仮装しちょるとよ。
　どんな仮装にするか悩んだんじゃけど、良く知られちょる “ミイラ男” にしてみたと。　ばってん、自分の体型の事ば忘れちょった。
　“ミイラ男” っちゅうと包帯グルグル巻き。
　今まさに、オイは豹馬しゃんと十三しゃんに包帯をグルグル巻いてもらっちょる状態なんじゃけど … 包帯が足りなか(T_T)
　それでも、包帯が多少少なくても誤魔化せるようにっちゅう事で、下は白の全身タイツ着とるんじゃけど … 包帯が少なすぎてもおかしいけんのぉ。
　「コレさぁ、ちずるだったら大作の一巻き分で四～五巻きくらいできそうじゃん」
　「小介やったら、何分の一で全身巻けるやろか？」
　すみまっしぇん(T_T)　何も考えんと、 “ミイラ男” ば選んで … 。
　“シーツお化け” くらいにしておけば良かったばい。

　「どぉ？　できた？」
　ちずるしゃんと小介しゃんが、自分の仮装を終えて、オイの部屋を訪ねて来たと。
　ちずるしゃんは “魔女” 。　小介しゃんは “小悪魔” 。
　普通 “魔女” っちゅうと、裾を引きずるような衣装を想像するんじゃけど、ちずるしゃんのソレは、まるでバニーガールが着るような衣装。　ハイレグの水着みたいじゃのぉ。　それにトンガリ帽子とマント、そしてロングブーツ。　黒で統一された衣装は現代風の魔女。　オプションにホウキば付いちょる。
　小介しゃんの “小悪魔” は黒に近い濃い紫色の全身タイツ。　それに悪魔の羽根とシッポが付いちょる。　つま先は尖っちょって悪魔らしさを出しちょる。　そして同色のカチューシャの悪魔の角（触覚？）がユラユラ揺れちょる。
　「お、二人とも、なかなか良いじゃん」
　「似合うとるで」
　二人を振り返る豹馬しゃんと十三しゃんの感想に、それぞれ嬉しそうじゃ。
　「で、大作さんの仮装は、まだ出来上がってないみたいですね」
　「包帯追加したトコや … 」
　それでも微妙に足りなさそうたい。
　ああ … つくづく失敗したばい(T_T)
　「完全に全身巻いちまっても誰だか … 体型で解るか … す、すぐ誰か解るように、顔は包帯少しだけで良いんじゃね？」
　「そ、そやな」
　少しでも包帯節約しようっちゅう豹馬しゃんの提案で、顔と頭は少しだけ巻く事に。
　ほんに、すみまっしぇん(T_T)

　ようやくオイの準備が出来て、豹馬しゃんと十三しゃんは自分の仮装をするべく、自分の部屋に戻って行ったと。
　つくづく、オイも自分だけで用意出来る仮装にすれば良かったばい。

　「どやっ？」
　十三しゃんの仮装は “ドラキュラ伯爵” 。　細身の十三しゃんに、良ぉ似合うとるばい。
　黒に近い深い紺色のスーツ。　蝶ネクタイ。　マント。　そしてオプションに牙。
　格好かね～。
　「 …… 何か、想像と違う … 」
　豹馬しゃんの仮装は “狼男” 。　全身茶色の毛深い着ぐるみ。　オプションの耳付きカチューシャと牙、そして肉球付きの手袋。
　「犬っぽい … 」
　ぽそりと小介しゃんが小声で言うちょった。　オイもつい頷きそうになったばい。
　幸い、金太君と知恵ちゃんがやってきて、話し始めたけん小介しゃんの呟きは聞こえんかったようたい。　聞こえちょったら、大変な事になっちょった。

　「チョ、チョット待て！　何なんだよ？！」
　豹馬しゃんが焦って叫んじょる。　何かと見れば … 。
　「はい、ちずる姉ちゃん♪」
　知恵ちゃんがちずるしゃんに赤いリードを渡しちょる。　その先には … 豹馬しゃん(ToT)
　何でかは解らんけど、赤い首輪が付けられちょる。　リードは、その首輪に繋がれちょった。
　「ますます犬っぽい … と言うか、犬そのもの … 」
　再び小介しゃんの呟き。
　十三しゃんの爆笑に掻き消されて、豹馬しゃんには今回も聞こんかったようじゃ。
　どうやら知恵ちゃんは、ちずるしゃんに豹馬しゃんを捕まえとかんといけないっちゅう事を言いたかったようたい。
　ばってん、これは … 豹馬しゃん、ご愁傷様 … 。

＊忍のつぶやき＊

　いつまで七夕ネタ引きずって居るんだ、自分！（笑）
　今回の元ネタは、８８，０００ＨＩＴのリク画です(＾▽＾；

ハロウィン準備　　◎豹馬の日常戦闘記録　「じゃ、第１予定日は … 」　コネクションじゃ、予定を立てる時、５番目まで予備日を考える。　何でかってぇと、解るよな？　キャンベル星人の襲撃があるからだ。　奴らは『何時襲撃します』なんて、襲撃予定日時を知らせるなんて事しねぇからな（当たり前だが）。　予定を立ててた日に襲撃があるなんて事は、当然の事。　日常茶飯事。　だから、そうなっても大丈夫なように。　運動会や遠足の “雨天順延” じゃねぇけど、予備の日を作っておく。　まぁ、中止しちまっても良いような些細な散歩や買い物ならともかく、絶対にやらなきゃならない会議や訓練なんてのは、そうやって予備日を考える。　今回の事柄も、最悪中止しちまっても良いんだが、金太や知恵が楽しみにしてるし、何より、こういったイベント事に縁が無かったてぇか、興味が薄かった小介に体験させてやりてぇからな。　予備日を立てていた。　「 “ハロウィン” ですか … 」　忘れんなよ、小介ぇ～。　元々は、お前が以前「北海道の七夕は “ハロウィン” みたい」っつたのがキッカケなんだぞ。　それで、「ハロウィンもやろう！」って事になったんで、予定立ててんじゃねぇか。　「日本じゃ、余りメジャーじゃ無かとね」　「せやけど、お祭り好きの日本人や。　最近は、 “ハロウィン” を広めよって動きがあるからなぁ」　「そうね。　ジャック・オ・ランタンが９月末辺りから、あちこちの店で見られるようになったわよね」　実は、俺は “ハロウィン” は初じゃない。　何回か体験している。　何せ、育った所が育った所だからな。　太陽学園はミッション系。　 “クリスマス” のミサはもとより、 “ハロウィン” もやった。　何より、子供達を楽しませ喜ばせる為に。　もうその辺は、何でもアリだったな。　少しでも子供達を寂しがらせないために、園長先生達は色々考えてくれたんだよ。　イベント事の鬼である十三も、日本じゃメジャーな “クリスマス” の事とかは知ってても、最近になってようやく定着し始めた “ハロウィン” の事はほとんど知らないらしい。　「もともとは、この “ジャック・オ・ランタン” もカボチャじゃなくてカブだったらしいぞ」　「カブぅ？」　「余りランタンに向かないようなモノだと思いますが … 」　「カボチャより柔らかいモノじゃけん、ランタンが作りずらそうたい」　そう思うよな、普通。　カボチャになったのは、アメリカに “ハロウィン” が渡ってから。　カブより大きくてカラフルでランタン作るのにむいてるカボチャが使われ始めて、それが定着したんだ。　十三が考え込んでやがる … あー、アレは “ハロウィン” の知識を仕入れるかどうか考えてるな。　最近メジャーに成りつつあるから、実家の旅館でも “ハロウィン” を何とか使えないかと考えてんだろ？　お前のトコ旅館だろ？　ホテルならまだしも … 旅館で “ハロウィン” は難しくねぇか？ … って、クリスマスもやるくらいだから、何とかなるか … 何でもやり方次第だしな。　「 … 豹馬 … 」　「ちなみに、“ジャック・オ・ランタン” の “ジャック” は “けちんぼジャック” って意地の悪い男が元になってる … 」　その目つきで解った。　どうやら使える使えないは後にして、取りあえず知識は仕入れておく。　必要になってからじゃ、遅いもんな。　俺の “ハロウィン” に関する知識だって、小さい頃に園長先生から聞きかじったもので、詳しくはない。　憶えてる事は教えてやるけど、後は園長先生にでも聞け。　でなけりゃ、ネットででも調べろ。　文明の利器があるだろ？　「イベントも命がけやぁ … 」　数日後。　十三が何やらブツブツ言ってやがる。　なんだぁ？　「いや、例の “ハロウィン” の事やけどな … 」　あれから太陽学園に行って園長先生に聞いたりネット検索したりして、色々調べたらしい。　ソレで知った。　アメリカの “ハロウィン” 事情。　あちこちに家々で「Ｔｒｉｃｋ　ｏｒ　Ｔｒｅａｔ！」と言って回ってお菓子を貰うが、手作り菓子に毒物の混入があったり、子供が犯罪に巻き込まれないように親が同伴したり、場所によっては学校で許可証のようなモノを発行して、ソレを持っていないと家々を訪問出来なかったりとか … さすが、犯罪大国アメリカ。　さっきの十三のセリフは、そのせいか。　「イベントなんだから、気軽に楽しみたいわよねぇ … 」　ちずるが悲しそうだ。　確かにな。　でも、ソレを言ったら、対キャンベル戦争やってる日本だって … 。　あ～あ、真の平和って … 遠くにあるモンだなぁ … 。＊忍のつぶやき＊　↓今回の参照サイトはコチラです　　いや～、アメリカでイベント事は、ホント大変ですね。　日本人で良かった … (＾▽＾；
仮装　　◎大作の日常戦闘記録　失敗したばい。　違う仮装にすれば良かったと … 自分の体型ば考えてなかったばい。　「まだ足りねぇじゃん … 」　「体一周するのに、えらい長さ必要やしなぁ」　何処でそんな話になったんかのぉ … あ、８月に小介しゃんが「北海道の七夕は “ハロウィン” みたい」っちゅうたのがキッカケじゃった。　で、「ハロウィンもやろう！」っちゅう事になって、その準備として仮装しちょるとよ。　どんな仮装にするか悩んだんじゃけど、良く知られちょる “ミイラ男” にしてみたと。　ばってん、自分の体型の事ば忘れちょった。　“ミイラ男” っちゅうと包帯グルグル巻き。　今まさに、オイは豹馬しゃんと十三しゃんに包帯をグルグル巻いてもらっちょる状態なんじゃけど … 包帯が足りなか(T_T) 　それでも、包帯が多少少なくても誤魔化せるようにっちゅう事で、下は白の全身タイツ着とるんじゃけど … 包帯が少なすぎてもおかしいけんのぉ。　「コレさぁ、ちずるだったら大作の一巻き分で四～五巻きくらいできそうじゃん」　「小介やったら、何分の一で全身巻けるやろか？」　すみまっしぇん(T_T)　何も考えんと、 “ミイラ男” ば選んで … 。　“シーツお化け” くらいにしておけば良かったばい。　「どぉ？　できた？」　ちずるしゃんと小介しゃんが、自分の仮装を終えて、オイの部屋を訪ねて来たと。　ちずるしゃんは “魔女” 。　小介しゃんは “小悪魔” 。　普通 “魔女” っちゅうと、裾を引きずるような衣装を想像するんじゃけど、ちずるしゃんのソレは、まるでバニーガールが着るような衣装。　ハイレグの水着みたいじゃのぉ。　それにトンガリ帽子とマント、そしてロングブーツ。　黒で統一された衣装は現代風の魔女。　オプションにホウキば付いちょる。　小介しゃんの “小悪魔” は黒に近い濃い紫色の全身タイツ。　それに悪魔の羽根とシッポが付いちょる。　つま先は尖っちょって悪魔らしさを出しちょる。　そして同色のカチューシャの悪魔の角（触覚？）がユラユラ揺れちょる。　「お、二人とも、なかなか良いじゃん」　「似合うとるで」　二人を振り返る豹馬しゃんと十三しゃんの感想に、それぞれ嬉しそうじゃ。　「で、大作さんの仮装は、まだ出来上がってないみたいですね」　「包帯追加したトコや … 」　それでも微妙に足りなさそうたい。　ああ … つくづく失敗したばい(T_T) 　「完全に全身巻いちまっても誰だか … 体型で解るか … す、すぐ誰か解るように、顔は包帯少しだけで良いんじゃね？」　「そ、そやな」　少しでも包帯節約しようっちゅう豹馬しゃんの提案で、顔と頭は少しだけ巻く事に。　ほんに、すみまっしぇん(T_T) 　ようやくオイの準備が出来て、豹馬しゃんと十三しゃんは自分の仮装をするべく、自分の部屋に戻って行ったと。　つくづく、オイも自分だけで用意出来る仮装にすれば良かったばい。　「どやっ？」　十三しゃんの仮装は “ドラキュラ伯爵” 。　細身の十三しゃんに、良ぉ似合うとるばい。　黒に近い深い紺色のスーツ。　蝶ネクタイ。　マント。　そしてオプションに牙。　格好かね～。　「 …… 何か、想像と違う … 」　豹馬しゃんの仮装は “狼男” 。　全身茶色の毛深い着ぐるみ。　オプションの耳付きカチューシャと牙、そして肉球付きの手袋。　「犬っぽい … 」　ぽそりと小介しゃんが小声で言うちょった。　オイもつい頷きそうになったばい。　幸い、金太君と知恵ちゃんがやってきて、話し始めたけん小介しゃんの呟きは聞こえんかったようたい。　聞こえちょったら、大変な事になっちょった。　「チョ、チョット待て！　何なんだよ？！」　豹馬しゃんが焦って叫んじょる。　何かと見れば … 。　「はい、ちずる姉ちゃん♪」　知恵ちゃんがちずるしゃんに赤いリードを渡しちょる。　その先には … 豹馬しゃん(ToT) 　何でかは解らんけど、赤い首輪が付けられちょる。　リードは、その首輪に繋がれちょった。　「ますます犬っぽい … と言うか、犬そのもの … 」　再び小介しゃんの呟き。　十三しゃんの爆笑に掻き消されて、豹馬しゃんには今回も聞こんかったようじゃ。　どうやら知恵ちゃんは、ちずるしゃんに豹馬しゃんを捕まえとかんといけないっちゅう事を言いたかったようたい。　ばってん、これは … 豹馬しゃん、ご愁傷様 … 。＊忍のつぶやき＊　いつまで七夕ネタ引きずって居るんだ、自分！（笑）　今回の元ネタは、８８，０００ＨＩＴのリク画です(＾▽＾；