日常戦闘記録  2,003年 9月




注 意
この 【日常戦闘記録】 は、本編に沿って書いてはいますが、現在の世情も反映していますので、放映当時には存在しなかったような物も出て来る事があります。 (例 : 携帯電話など)
パラレルワールド】 的に考えて頂けると良いかと思います。
ご了承下さいm(_ _)m

 活躍所 ちずるの日常戦闘記録
2003年 9月 1日
 テレビのチャンネル 十三の日常戦闘記録
2003年 9月 5日
 景品とプレゼント 大作の日常戦闘記録
2003年 9月15日
 交通事故 小介の日常戦闘記録
2003年 9月30日




活躍所  ◎ちずるの日常戦闘記録

 あたし達の仕事は、キャンベル星人の繰り出すマグマ獣と戦って撃退する事。 でも、そればっかりじゃないのよ。
 確かに、主としてはマグマ獣の撃退になるわ。 でも、バトルマシンは戦うためだけのマシンでもないの。 『生かす』 為のマシンにもなれるのよ。
 キャンベル星人の攻撃や自然災害ででビルが崩壊したりと、色々酷い惨状になっている所の復旧作業を頼まれて手伝う事もあるし、警察・消防・国防軍でも手に負えないコトも、たまにあるから、それを手伝ったり。
 そうそう、以前、子キールの卵を引き取る時も依頼されたのよね。 確かに、あんな物をどうにかできるのは、バトルマシンかコン・バトラーVくらいよね。 コネクションなら未来研究所だから、施設も充実してて、調査もバッチリだし。

 崩壊したビルの残骸の撤去や、崩れたトンネルの仮通路の工事。
 こんな時に活躍できるのが、3・4・5号機。
 瓦礫撤去にタンク。 機材運搬にマリン。 掘削作業にクラフト。
 普段の戦闘ではジェットやクラッシャーほどの活躍ができない機体でも、この時ばかりは主役よね。
 勿論、ジェットやクラッシャーだって一緒に作業に参加するわ。 でも、直接じゃないけどね。
 主に哨戒任務ね。 こんなコトやってる間にもキャンベル星人が襲ってくるかも知れないんですもの。
 被害状況や作業状態の進行具合、他にも国防軍やコネクションと連絡を取って、キャンベル星側に動きがないかどうかのチェックもしてもらってるし、。 普段、戦闘時にあたしや小介君がやっている事を豹馬や十三君にやって貰うってトコね。
 でも、こういった作業をやっている頃は、戦闘が終わってから、あまり時間が経ってないから、マグマ獣が来るコトって、ほぼ無いに等しいのよね。 向こうも、次のマグマ獣ができあがらなければ、襲って来れないし。
 コレが、自然災害の時だと、そうも行かないから、気を抜けないんだけど … 。

 「ふあぁぁぁ … ヒマ … 」
 「ホンマやなぁ … 」
 豹馬との十三君が、哨戒任務に飽きてきたみたい。
 まぁ、無理もないかしら? 地味な任務だものね。 でも、油断は禁物。
 「ちょっと、二人とも! 気を抜かないでよ」
 「分かってるけどよぉ」
 「あちらさんも、マグマ獣作るのに時間かかるさかい、このタイミングで来る事、無いに等しいしなぁ」
 んもぅ。 二人とも完全にダレちゃってるんだから。 ちょっとキツク活を入れないとダメかしら?
 「豹馬さん、十三さん。 マグマ獣を失うたびに一体一体作っているならともかく、予備があったり、作っている途中の物が既にあったりしたら、今のタイミングでもアウトになる場合がありますよ」
 「そうたい。 油断ばせんでくんしゃい」
 「そぉよ。 以前、ガルーダが複数の奴隷獣で襲ってきた時だってあったじゃない」
 「うっ … 」
 さすがに、豹馬は一番深く関わったから反応してきた。
 そう。 あの時は、ブリッテン国のピカデリー博士の協力で、何とか3体の奴隷獣を撃退できた。 でも、ピカデリー博士は … 。
 ジャネラ達だって、いつも同じ作戦で来る訳じゃないわ。 むしろ、ガルーダの時よりアイディアに富んだ (?) 作戦を使ってくる。 それを考えたら、今すぐにでもマグマ獣の襲来があってもおかしくないのよ。
 「 …… 悪かった …」
 ピカデリー博士のコトを思い出したのか、豹馬が謝ってきた。 気合いも入れ直したみたい。 ん、それでこそ豹馬よv
 「じゃ、早く終わらせて、戻りましょ!」
 「「「「おうっ!」」」」
 ちょっと暗くなった雰囲気を吹き飛ばすように、明るく言うあたしの言葉にみんなが反応してくれた。
 やっぱり、バトルチームは、こうでなくっちゃね。

 ホント、世話の焼ける男どもよね(笑)




* 忍のつぶやき *
 テレビや新聞で、大事故や大災害のニュースとか見ると、「アレなら、マリンでつり上げられないかな?」 とか考えちゃうんですよね(^▽^;
 今回のネタは、そこから来てるんですけど。
 終戦後、コネクションに残ったであろうちずるは、マリンでそんな作業をしていそう。 海洋調査や運搬作業。 座礁した船の牽引とかね。
 豹馬は … バトルマシンは他のパイロットでも操縦できるみたいだから (16話参照) 、クラフト辺り使ってちずるのサポートしてたかもね(笑)



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テレビのチャンネル  ◎十三の日常戦闘記録

 最近、豹馬につられてアニメを見るようになったんやけど、最近のアニメは、子供ばかりやのうて大人も楽しめるんやなぁ。 結構ストーリーが本格的なんや。
 よくよく考えてみれば、人間が実写でやってるドラマ。 これも原作が 『漫画』 やっちゅうのが最近多い。
 ようは、表現方法が実写か画かの違いやな。 中身のドラマは同じなんやから。

 その中でも、最近は 【テニス】 を題材にした物と 【推理物】 が豹馬のお気に入りらしい。 あ、昔のアニメのリメイク物も見てたなぁ。 他には … やっぱり自分もそうだからやろか? 【ロボット物】 やな(笑)
 そんな感じでアニメを見てたんやけど、ふと気づいた事がある。
 キーワードは 『月曜日』 と『12ch』 。
 今の季節は、何と言っても 【野球】の季節や! 今年は、猛虎の調子がエエんやで〜(^o^) 東京の新聞屋なんぞ、いてこましたれっ!
 ま、それはともかくとしてや。 今の季節は、その 【野球】 で、レギュラー番組が放映されない事があるっちゅうこっちゃ。
 けど … 。

    《まだ○だだね (ニヤリ)》
    《さすがは■前 …》

 リビングルームのテレビで、アニメを見つつ、ふと思い出した。
 「あれ? 今日、野球やっとる?」
 「ああ。 確か△chじゃなかったか?」
 「野球がどうかしたの?」
 「新聞持ってくる?」
 一緒にアニメを見ていた金太と知恵が聞いてくる。 今、見とる 【テニス物】 のアニメは、ちょっとこのガキんちょ共にはレベル高いかもしれんけど、それなりに楽しめてるらしい。 主人公は、なかなか小生意気なガキやな。
 「野球、見たいんなら、余所で見てくれよ。 チャンネル譲る気、ねぇからな」
 しっかりリモコン握りしめとる豹馬。 金太と知恵もいるんや。 三対一で、勝ち目なし。 けど、ワイが言いたかったんはそんなんやない。
 「ちゃうちゃう。 今日は、虎さんの試合の中継ないしな。 ちょっと気になった事あっただけや」
 「?」
 そう、気になった事。
 この間、【推理物】 のアニメ見てた時も感じたんやけど、この【テニス物】 と 【推理物】 のアニメ、野球に邪魔されて放映されんかったコトあったかいな?
 「ああ … 【■ナン】 のある月曜日は、セ・リーグは休みだもんな。 【てに▲り】 やってる12chは、あまり野球中継やらないしな」
 「他の番組のスペシャルの時は、時間帯がカブって放映されない時はあるけどね」
 「そーそー。 4chだと 【東◎フレンド▲ーク】 、12chだと 【NAR■TO】 とかの特番になるとね」
 確かに、それはあったなぁ。
 微妙にエエ時間帯に入っとるのやな、このアニメ。

    《あっ、あのスライディングは?!》
    《でたぁっ、ドラ▲ブBーっ!!》

 アニメの内容は、白熱しとった。
 羨ましぃなぁ … このアニメ。 ワイなんか、見たかった他の番組、野球のおかげで見れへんかったり、延長で放映時間が予測できひんからビデオ予約の時間、大幅にとっとかなアカンかったり、悔しい思いした事ぎょうさんあるや。
 いや、虎さんの中継は、別やで(^_^;
 虎さんの試合は、そんな番組より優先されて当然なんや!
 けどぉ … 葛藤する時もあるんやな、これが。
 だから、時々思う。
 野球中継専門チャンネルとか、できひんものかなぁ … 。




* 忍のつぶやき *
 いや、ホントにそう思ったんですよ。
 いつも 【■ナン】 と 【てに▲り】 って、野球とカブらないから、良いなって。
 あ、ちなみに私は関東圏在住なので 【■ナン】 が4ch、 【てに▲り】 12chです。
 コレが、他の番組だとそうはいかない。
 【鉄腕! D▲SH!!】 って番組、好きなんですけど(特にD▲SH村)、 【■ナン】 と同じ4chですが、日曜日なので、夏場は野球のおかげで、見れない事が多いのよねぇ(-。-)



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景品とプレゼント  ◎大作の日常戦闘記録

 失敗したばい … 。
 外出した時、また某ドーナッツ屋に寄ったんじゃけど、「また、今度来た時で良かね」 と思ったのが間違いだったばい。
 いつもの如く、ドーナッツ屋で買い物して、ポイントカードを貰ってポイントが貯まっとったんじゃけど、他に荷物もあったと、景品と交換するのは、また今度にする事にして帰ったとよ。
 ばってん、景品交換には期限があるばい。 その期限がいつかっちゅう事をすっかり忘れとったとよ。
 ふと、その期限に気づいたのは最終日の夜。 今回の景品のバックと交換するつもりでいたんに … 。 ちょうど、二つ分のポイントがあったけん、バック二つと交換して、大三とあけみに送っちゃろうと思っとったに … 。
 まさか、この時間から交換に行く訳にもいかず … ちゅうか、もう夜中たい。 店自体が閉まっちょる。
 ほんなごつ、惜しいコトしたばい。

 「ふぅ」
 「よぉ、大作。 はよっ」
 「ああ、豹馬しゃん。 おはようしゃん」
 「どうしたんだぁ? 元気ねぇなぁ」
 翌朝、昨夜のコトを思い出しちょったら、豹馬しゃんに声をかけられたと。 どうやら、朝のバイク遊びから帰ったトコのようたい。
 景品のうっかり交換忘れのコトを話すと。
 「なぁんだ、そんな事かよ。 別に、それが交換できなかったからって、どうこうって訳じゃねぇだろ? ま、お前の兄妹には、残念だったかもしれねぇけど」
 「そうじゃけど … ばってん、勿体なか」
 貧乏性が身に付いとるんかのぉ。 ついつい、そう考えてしまうばい。
 「………」
 そんなオイを見ながら、呆れたような顔の豹馬しゃんは、オイの背中を叩いて言った。
 「大作ぅ … 。 そんな、ちゃっちぃバック送ってやるより、マメに手紙でも書いてやった方が、いいんじゃねぇの?」
 あ … 。
 「家族は、お前の身を心配してるハズだろ? 会えねぇなら、せめて手紙で 『元気です』 って伝えた方が良かねぇ?」
 幼い頃に家族を亡くした豹馬しゃん。
 そんな彼からすれば、無事を祈り、帰りを待つ家族のいるオイは、羨ましいハズ。
 家族のいない寂しさを知っている。 そんな彼だからこその言葉に、胸を突かれた思いがしたばい … 。 そう 『心』 は 『心』 で癒すもんばい。 『物』 では、真に癒されんばい。
 ああ、だから 【父の日】 騒動の時も、一番最初に 【父の日】 を思いつき、プレゼントも 『物』 より 『記憶』 を思いついたんじゃね。
 「それによ、そんなに点数貯まるほどドーナッツ食ってるのバレたら、総スカンくいそうだぜ? 『東京で、一体、何やってんだ?!』 ってよ(笑)」
 「 …… ( ̄Д ̄lll)」
 ひょ、豹馬しゃんの言う通りたい。 オイは何をしちょったんじゃろ?
 かえって、景品交換期間を忘れちょったのは、天の救いかもしれんばい。 て、手紙を書こう。 で、贈り物は、ちゃんと買った物 … 景品じゃなかモンにするたい … 。




* 忍のつぶやき *
 見るからに大食漢の大作なら、こういったポイント、すぐ貯まりそうだし、家族思いだからプレゼント色々してそう。
 本編でも、妹・あけみに麦わら帽子を誕生日に買ってあげてたし。
 でも、景品は … ね、景品のプレゼントじゃぁね(^▽^;



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交通事故  ◎小介の日常戦闘記録

 思わず、目が点になりました。
 普通の状態なら、ココまでにはならなかったと思うんですがね。 いや、普通の状態でも十分大変なんですけど。
 実は、欲しい本があったのですが、あちこち探しても無く、取り寄せを頼んでいたのですが、それが届いたという連絡があったので、出かけてきたのです。
 最近では、ネットで注文して届けてもらえるというシステムもありますが、宅配業者や郵政省も、コネクションに来る事を極力嫌がります。
 まぁ、いつ攻撃されるか分かりませんからね。 届けに来て巻き込まれたくないということです。 当然と言えば当然ですね。
 一応、コネクションには私書箱も有り、普通の届け物はココに行き、こちらの当番の方が決まった時間に回収に行くのですけどね。
 今回の本は、個人的な物ですし、たまには外に出て息抜きもしたかったし、本屋で受け取りにしたのです。
 一人では、さすがに危険だ (悔しいですが、僕では腕力有りませんので) という事で、護衛兼アッシー (?) 役を豹馬さんが買って出てくれたので、二人で本屋へ出かけました。

 さて、何に驚いて、目を点にさせていたかというと、交通事故の現場を見たからです。 瞬間を見たわけではなく、事故後の現場です。
 本屋には駐車場がなかったので、近くの駐車場に車を止め、歩いて本屋まで行きました。 その途中で見たんです。
 車同士の衝突。 片方は、完全に駐車中の車と思われます。 しかし … 。
 「いくら何でも、これはなぁ … 事故ったヤツって、すっげぇバカ?」
 さすがの豹馬さんも呆れてました。
 いや、よそ見をしていて、駐車中の車にぶつかるってコトはあるでしょうけど、それでも … 何せ、ぶつかっていたのは、警察署の駐車場に止まっていた車だったから。
 警察署の前がさほど広くはありませんが駐車場になっていて、何台か止まれるようになってました。 駐車場の小さいコンビニのようになってると言えば分かりやすいでしょうか? まぁ、裏の方に、もっと広い駐車場があるらしいのですが。

 通りかかった時、警察署の方々が、ぶつかった車を動かしてました。
 結構ひしゃげていたにもかかわらず、何とか自力走行ができるようでした。
 それでも車体がゆがんでいるので、うまく操作できないらしく、悪戦苦闘しながらの移動でしたけど。
 「一体、どんな人がぶつけたんでしょうね … ?」
 「どんなヤツだろうと、バカなのは変わりねぇよ … 」
 「 … というか、かなり運の悪い方なのでは … ?」
 「まぁ、そういう見方もあるな … 」
 そう、たまたまぶつかったのが警察署の駐車場内の車ってコトだっただけ。 コンビニの駐車場だって、こんなコト起こりうる事有るんですから。

 「あ、そうか。 ホントのバカってのは、ああいうのだな … 」
 ふと思い出したように、豹馬さんが呟きました。 何事かと顔を見上げると。
 「大分前の事だけどよ、消防署の前に堂々と駐車しようとしてたヤツがいてさ、さすがに消防署の職員に注意されて移動してたぜ。 緊急自動車がいつ出てくるか分からない消防署前は、駐停車禁止区域なのにな」
 運転免許証に、まだまだ縁のない僕には、ちょっと分かりませんでしたが、豹馬さんが説明してくれました。
 ああ、そういえば、消防署の前の道路にはペイントがありましたね。 アレが駐停車禁止区域の印なんですね。
 スピード違反常習者の豹馬さんでも、それはきちんと守ってるそうです。 幼い頃、交通事故にあって救急車のお世話になってるからかも知れません。
 消防車に救急車。 どちらも人命に関わる車両です。 出動の邪魔はもってのほか! なのに、その出動をきっちり邪魔する位置に駐車しようとするとは … 確かに、その人は、あまりモラルのない方みたいですね … 。

 本屋で本を受け取って駐車場に帰る時には、警察署前の騒ぎは、すっかり収まってました。
 事故った人、今頃、中でコッテリ絞られてるんでしょうねぇ … 合掌。




* 忍のつぶやき *
 これも、両方とも実体験です。
 事故った車の人には、合掌ものだけど、消防署の前に駐車しようとしてた人は … 。
 世の中、困ったちゃんが多いですね。
 でも、よく考えれば、豹馬だって免許証には、まだ届かない年なんだよね(^▽^;



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