日常戦闘記録  2,006年  1月




注 意
この 【日常戦闘記録】 は、本編に沿って書いてはいますが、現在の世情も反映していますので、放映当時には存在しなかったような物も出て来る事があります。 (例 : 携帯電話など)
パラレルワールド】 的に考えて頂けると良いかと思います。
ご了承下さいm(_ _)m

 お餅つき in 太陽学園 十三の日常戦闘記録
2006年 1月 1日
 七草 大作の日常戦闘記録
2006年 1月 7日




お餅つき in 太陽学園  ◎十三の日常戦闘記録/FONT>

 あけまして、おめっとさん♪
 今年も、宜しゅう!

 何だかんだで、年明けてしもたなぁ。
 年が明けてからやと 「あー、これから1年か」 と長そうに感じるんやけど、明ける直前の年末には1年はホンマ短いて感じるワ。


 「そぉ〜れっ!」
 「「「「よいしょぉっっ!」」」」
 いつもなら、豹馬がいる所やけど、今回は豹馬無しや。
 ワイらは今日、太陽学園で餅つきや。
 ワイとちずる、大作の3人や。
 豹馬と小介は留守番。 あの2人はクリスマスに来たさかいな。
 大作が力強く餅をついてく。 毎年親戚みんな集まってやってた言うだけあって、慣れとるなぁ。
 ま、それは、ワイも家の商売がらみで毎年やっとったから、慣れてんけどな。
 大作とリズム併せてボランティアの人が臼の中の餅に手を入れる。 この人も慣れとんなぁ。 大作とエエ感じでリズムに乗っとる。
 向こうでは、ちずるが太陽学園の子供らと一緒に、つきたての餅丸めとる。 アレはさっきワイが付いたヤツや。
 つきたての餅にアンコやらきな粉なら、色々添えて園長先生達が配り始めとる。 ワイも一つご相伴や。 最初のつき手やったんや。当然の役得やな。
 色々種類有るなぁ。
 オーソドックスに磯辺、餡、きな粉、キムチ、ピザ風にチーズ、バター醤油、 … 腐れた豆もあるんか … 。
 雑煮、汁粉。 雑煮は地方によってダシも汁の味付けも違う聞いてたけどホンマやなぁ。
 赤みそ味、白みそ味、醤油味の3種類も用意してくれとる。 手間やなぁ。
 けど、色々な味が楽しめるさかい、その手間暇に感謝や。
 ワイらは、太陽学園で堪能した後、豹馬と小介にと土産の餅もろてコネクションへ帰った。


 「年末にやったコネクションでの餅つきも楽しかったですけど、太陽学園の餅つきも楽しそうですね」
 土産の餅を食べ食べ、小介が色々聞いてきた。 太陽学園でクリスマスを過ごして、学園の子供達と仲良くなった小介は、楽しい様子を想像しとるようや。
 豹馬も懐かしそうやな。
 「つきたては美味いからな〜。 キャンベルの奴らさえ心配な気りゃ、全員で行きてぇよなぁ」
 ホンマや。 いつもいつも半々に分かれなアカンのは、み〜〜〜んなキャンベルの奴らのせいや。 たまには、全員で外のイベント体験したいわ。
 ちょっと前やったら、それも出来たんやけど、色々あって全員でコネクションの外にっちゅうのは、でけへんようになったんや。 つまらんなぁ。

 「そういえば、キャンベル星ってお正月みたいな事無いのかしら? その間は、攻撃お休みするとか」
 「「「「 ……… 」」」」
 あったらエエなぁ。 その間だけは、確実に地球は平和や。
 けどなぁ。 あいつらの様子からすると、そんなん無いように感じるワ。 あったとしてもなぁ … 。
 攻撃無い時、実は奴らの正月だったりするかも知れへんけど、ワイらには教えてくれんやろな。




* 忍のつぶやき *
 同じキャンベル星人でも平和派の人達なら、そういった行事や理想泣きもしますが、オレアナやジャネラ達じゃぁねぇ … そういった行事があったとしても 「くだらない」 の一言で片づけそう((((^_^;



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七草  ◎大作の日常戦闘記録

 朝、顔を合わせた時の事じゃった。

 「芹・薺・御形・繁縷等・仏座・菘・蘿蔔」
 十三しゃんが自慢げに言ったと。 小介しゃん以外は、みんな目を点にしちょる。
 「七草ですね」
 「そや♪」
 ああ、今日は7日。 “七草がゆ” を食べる日じゃね。
 「で、ソレはなんだ?」
 「何て、“七草” や。 きまっとるやろ!」
 「違う! 何て読むんだよ!(by 読者目線)」
 言葉にすれば、音は解ると。 ばってん、文字にすると確かに読み方が解らんばい((((^_^;
 「芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・繁縷等(はこべら)・仏座(ほとけのざ)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)、や」
 この手の事は、ほんによう知っちょる十三しゃん。 将来、実家の旅館の良い若旦那になれるとね。
 更に十三しゃんは、色々説明してくれたと。

 「七草がゆは、1月7日の朝に “無病息災” を願ってを食べんのや。 この習慣はなぁ、中国から伝わってきて、江戸時代には将軍家をはじめ、一般家庭でも食べるようになったて言われとんのや。 質素な食事やけど、正月中のごちそうで胃に負担かかっとるからな。 それをやわらげてくれんのや。 理にかなった昔の人の生活の知恵やな」
 「ちなみに、薺(なずな)は “ぺんぺん草” 、御形(ごぎょう)は “母子草(ははこぐさ)” 、仏座(ほとけのざ)は “小鬼田平子(こおにたびらこ)” 、菘(すずな)は “カブ”、蘿蔔(すずしろ)は “大根” のことです」
 小介しゃんが注釈を入れてくれたと。
 「ぺんぺん草ぁ?! あれかよ。 ハート形の葉っぱで、葉っぱのトコちぎれない程度に少し剥いて回すとペンペン音がする … 」
 「あ、あたしも昔やった事あるわ」
 ぺんぺん草で遊んだ事、オイもあると。 弟や妹にも教えてあげたもんばい。 オイは、お虎叔母しゃんから教わったとね。
 「え〜っと、僕は名前は知ってますが遊んだ事は … (^_^;」
 「相変わらず知識だけかよ( ̄▽ ̄;」
 小介しゃんは、最近になって遊ぶ事を憶えたからのぉ … 。
 「あ〜、確かにぺんぺん草や。 豹馬が言うてるやつで間違いないで。 ワイの実家では、1月7日の朝、泊まっとる客に “七草がゆ” を出すんや。 で、思い出してな」
 知識しかない小介しゃんに代わって、十三しゃんが答えてくれたばい。 あのぺんぺん草は、食べられたんじゃのぉ。 知らんかったばい。
 食堂に着いて席に着くと、木兵衛しゃんが話題の “七草がゆ” を持ってきてくれたと。
 「おはようごぜぇます。 今日は “七草がゆ” ですぜ♪」
 「お、タイムリーだな」
 「丁度、ここに来るまでに “七草がゆ” の話をしていたのよ」

 そこからまた、話に花が咲いたとよ。
 七草それぞれの効用を木兵衛さんが教えてくれたと。 さすが、食材に関してはプロたい。
 “七草がゆ” をみんなで食べた事じゃし、今年も1年 “無病息災” …… “無病” はともかく、キャンベル星人がいなくならんと “息災” は無理かもしれんのぉ((((^_^;




* 忍のつぶやき *
 年が明けて、あっという間に一週間。
 早いですね。
 皆さん “七草がゆ” 食べます? 最近じゃ、スーパーで “七草セット” が売ってたりしますよね。
 私は … 食べた事無いかも?(^▽^;



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