大分暑くなりました。
もう夏なんですね。
しかし、まだ梅雨が終わっていないので、微妙な所ですか。
最近は、この雨で日本が両極端になってしまっています。
雨が降り過ぎな所と降らなさ過ぎの所。 自然の物ですので、全体にまんべんなくというのは無理ですが、こうも両極端なのも … 。
どちらの場所も、お気の毒です。
「なんかな〜。 あっちに降ってる雨をコッチに運んでやる方法ってねぇもんかな?」
「ホンマ、出来るモンなら運んでやりたいワ」
「運べれば、どっちにもメリットがあるばい」
「マリンで大型給水タンクに水入れて運んでも、焼け石に水程度よね … (-。-)」
件のニュースを見て、皆で真剣に考えてしまいました。
ちずるさんのおっしゃる通り、マリンで運べる程度では、焼け石に水。 やらないよりはマシでしょうけど、十分な水を確保するには、何往復すれば良いやら … 。
「全国にパイプでもひいて、余ってる所から足りない所に水を流すとか出来るといいのにね」
丁度、一緒にニュースを見ていた知恵ちゃんが、無邪気に考えを示しました。
「できりゃぁな … 」
いつもなら、すぐ飛びつきそうな豹馬さんも、この件は難しいと解っているようで、難しい顔です。
パイプ … おそらく地下水道の様な物になるでしょうけど、全国に引くとなると、莫大な費用と時間が掛かりますし、水を流す為には高低差が必要です。
どこから何処に流すか時によって違うのなら、一方的な高低差は付けられません。 高低差のない平行な物なら水は流れないし。 平行でも好きな方向に流すようにするにはポンプを使わないと。
更に、必要のない所に流れないようにする為に、別の所繋がっている地下水道を一時的に閉鎖出来るシステムも必要です。
そんな事を色々考えると、とてつもないプロジェクトになりますね。
知恵ちゃんには、一つ一つ説明しました。
途中で頭がパンクしてしまったようですが、無理だと言う事だけは解って貰えたようです。
「天気を有る程度コントロール出来たらエエんやけどなぁ … 雨雲発生装置とか、雨雲吸引機とか」
「ドラ○もんがいるといいね」
十三さんと知恵ちゃんで、空想世界に入ってしまってます。
気象コントロールは研究が進んでいて、チャイナ国あたりが一番実績があるようですね。 しかし、十三さんや知恵ちゃんの言うようなド○えもん的な物ではありませんが。
ドラ○もん的な気象コントロールが早くできると良いですが … 僕達が生きている間は、夢のまた夢かも知れません。
「もうすぐ七夕ですから、短冊に全国各地にまんべんなく雨が降るようにお願いしてみますか」
「「「「「!!!!」」」」」
そんな事を言ってみれば、皆さん目を大きく見開いて一斉に僕の方を見ました。
え? どうしたんですか?
「こ、小介が非科学的な事言ってやがる … 」
「七夕のお願い事やで? 非科学的もええトコやろ?」
「証明つかん事ば信じるとですか?」
「小介君、体調大丈夫?」
「熱あったりしない?」
ナルホド … 僕が非科学的な事、 「短冊に願いを」 なんて事を言ったから驚いたんですね?
そりゃ、僕だって神頼みしたくなる時がありますよ。 人間ですから。 まぁ、神がいるかどうかは別にして。
僕が皆さんの影響を受けているという事を喜んでませんでした?
去年だって、七夕に短冊書きましたよ。 コネクションに来た年には、それこそ無理矢理。
僕、影響受けない方が良かったんでしょうか?
* 忍のつぶやき *
今年の梅雨は “空梅雨、所により豪雨” という、はた迷惑な状況になってますね。
ホント、アッチの豪雨をコッチの空梅雨所に分けて上げられたら良いのに … 。