日常戦闘記録  2,005年  7月




注 意
この 【日常戦闘記録】 は、本編に沿って書いてはいますが、現在の世情も反映していますので、放映当時には存在しなかったような物も出て来る事があります。 (例 : 携帯電話など)
パラレルワールド】 的に考えて頂けると良いかと思います。
ご了承下さいm(_ _)m

 水不足 小介の日常戦闘記録
2005年 7月 4日
 七夕・2 ちずるの日常戦闘記録
2005年 7月11日




水不足  ◎小介の日常戦闘記録

 大分暑くなりました。
 もう夏なんですね。
 しかし、まだ梅雨が終わっていないので、微妙な所ですか。

 最近は、この雨で日本が両極端になってしまっています。
 雨が降り過ぎな所と降らなさ過ぎの所。 自然の物ですので、全体にまんべんなくというのは無理ですが、こうも両極端なのも … 。  どちらの場所も、お気の毒です。


 「なんかな〜。 あっちに降ってる雨をコッチに運んでやる方法ってねぇもんかな?」
 「ホンマ、出来るモンなら運んでやりたいワ」
 「運べれば、どっちにもメリットがあるばい」
 「マリンで大型給水タンクに水入れて運んでも、焼け石に水程度よね … (-。-)」
 件のニュースを見て、皆で真剣に考えてしまいました。
 ちずるさんのおっしゃる通り、マリンで運べる程度では、焼け石に水。 やらないよりはマシでしょうけど、十分な水を確保するには、何往復すれば良いやら … 。
 「全国にパイプでもひいて、余ってる所から足りない所に水を流すとか出来るといいのにね」
 丁度、一緒にニュースを見ていた知恵ちゃんが、無邪気に考えを示しました。
 「できりゃぁな … 」
 いつもなら、すぐ飛びつきそうな豹馬さんも、この件は難しいと解っているようで、難しい顔です。
 パイプ … おそらく地下水道の様な物になるでしょうけど、全国に引くとなると、莫大な費用と時間が掛かりますし、水を流す為には高低差が必要です。
 どこから何処に流すか時によって違うのなら、一方的な高低差は付けられません。 高低差のない平行な物なら水は流れないし。 平行でも好きな方向に流すようにするにはポンプを使わないと。
 更に、必要のない所に流れないようにする為に、別の所繋がっている地下水道を一時的に閉鎖出来るシステムも必要です。
 そんな事を色々考えると、とてつもないプロジェクトになりますね。
 知恵ちゃんには、一つ一つ説明しました。
 途中で頭がパンクしてしまったようですが、無理だと言う事だけは解って貰えたようです。

 「天気を有る程度コントロール出来たらエエんやけどなぁ … 雨雲発生装置とか、雨雲吸引機とか」
 「ドラ○もんがいるといいね」
 十三さんと知恵ちゃんで、空想世界に入ってしまってます。
 気象コントロールは研究が進んでいて、チャイナ国あたりが一番実績があるようですね。 しかし、十三さんや知恵ちゃんの言うようなド○えもん的な物ではありませんが。
 ドラ○もん的な気象コントロールが早くできると良いですが … 僕達が生きている間は、夢のまた夢かも知れません。

 「もうすぐ七夕ですから、短冊に全国各地にまんべんなく雨が降るようにお願いしてみますか」
 「「「「「!!!!」」」」」
 そんな事を言ってみれば、皆さん目を大きく見開いて一斉に僕の方を見ました。
 え? どうしたんですか?
 「こ、小介が非科学的な事言ってやがる … 」
 「七夕のお願い事やで? 非科学的もええトコやろ?」
 「証明つかん事ば信じるとですか?」
 「小介君、体調大丈夫?」
 「熱あったりしない?」
 ナルホド … 僕が非科学的な事、 「短冊に願いを」 なんて事を言ったから驚いたんですね?
 そりゃ、僕だって神頼みしたくなる時がありますよ。 人間ですから。 まぁ、神がいるかどうかは別にして。
 僕が皆さんの影響を受けているという事を喜んでませんでした?
 去年だって、七夕に短冊書きましたよ。 コネクションに来た年には、それこそ無理矢理。
 僕、影響受けない方が良かったんでしょうか?




* 忍のつぶやき *
 今年の梅雨は “空梅雨、所により豪雨” という、はた迷惑な状況になってますね。
 ホント、アッチの豪雨をコッチの空梅雨所に分けて上げられたら良いのに … 。



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七夕・2  ◎ちずるの日常戦闘記録

 せっかく綺麗に飾り付けした物だけど、勿体ないけど、取っておけないから … クリスマスツリーみたくオーナメントもツリーそのものも取っておける物なら来年も使えるのにね。

 焼却処分される笹と飾りを見ながら、この煙に乗って短冊の願い事が天に届きますようにと願う。
 「今年も終わってしもたな」
 何となく感慨深げに十三君が言う。
 今年の七夕飾り、何だかんだで外すのが遅くなっちゃったの。 コレもキャンベル星人のせいだけど。
 まぁ、雛祭りのお雛様みたいに、外すのが遅くなったからと言って “行き遅れる” とかは無いから良いのかも知れないけど。
 「ばってん、もったいなかね。 せっかく作った飾り … 来年まで取っておきたか」
 「紙で出来ていますからね。 取っておくのは難しいでしょう。 特にコネクションでは … (^_^;」
 「だよな〜。 ま、毎年の6月末に飾り作る楽しみがあるから、それでチャラって事で」
 みんなも勿体ないとは思うのね。 でも、小介君の言う通り、コネクションで燃えやすい物を取っておくのは至難の業。
 勿論、重要な物は地下シェルターとかに保存したりデータ化したりして、コネクション以外の所にもデータのバックアップがされていたりするわ。
 でも、こういう個人的(?)な物は、シェルターとかに入れて貰うわけにもいかないからね。
 それに、笹の葉がしおれちゃうわよね。 クリスマスツリーみたく根っこごと取ってきたって訳じゃないもの。 竹を根っこ事取るのは大変そうだし … って、竹って植え替え出来る物なの? 根っこって地下で繋がってる物だったわよね?
 コレは、西洋と東洋の文化の違いかしらね。
 「西洋人は、不器用だと言いますからね。 聞いた話ですが、あの “ゴキブリホ▲ホ▲” も組み立てられないとか … 」
 「えええっ?! マジかよ? あんなもの超簡単じゃん!」
 あ〜、その話はあたしも聞いた事有るわ。 だから組み立てた形で売ってるって。
 「せやから、クリスマスツリーに飾るオーナメントは何回でも使い回し出来るようなモンなんやな。 七夕飾りみたく、毎回自分達で作られへんから」
 納得。
 全ての西洋人が不器用という訳じゃないでしょうし、練習すれば出来るようになると思うけどね。

 「にしても、今年も天気悪かったよな。 織姫と彦星は、何年会ってねぇんだ?」
 天の川の両岸に離ればなれになった織姫と彦星。
 何だか、地方事に話のパターンの違いがあるみたいね。 織姫の父親が二人の結婚を認めず邪魔した話とか、結婚させて貰えたけど織姫と彦星が遊びまくったから父親が怒って引き離したとか。
 私が聞いたのは前者の方のね。
 十三君は後者の方を聞いたんですって。
 元の話はどんな物で、何処で変化していったのかしらね?

 そう言えば、今年はみんな、短冊になんて書いたのかしら?
 豹馬は去年と同じって言ってたけど。
 他の人の短冊を見るのって、失礼だと思うから極力見ないようにはしたんだけど、知恵ちゃんは、やっぱりあたしが目標みたい(^_^;
 あたし?
 あたしはぁ … ナ・イ・ショ
 書いた短冊は細長く折って、結んじゃったもの。 結びを解かない限り、誰にも見えないわ。
 それに、笹の葉が密集してそうな所に釣ったから、見つけるのも大変かも?
 え? ズルイ?
 いーの。
 あたしだって、冷やかされるのは嫌だもの!




* 忍のつぶやき *
 そう聞いた事があったんです。 “ゴキブリホ▲ホ▲” の話。
 本当なんでしょうかね?



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