Re: 2005年・すみ&にえの年間ベストほんやく本 ( No.1 ) |
- 日時: 2005/12/27 22:11
- 名前: 坤
- 参照: http://yonosk.at.infoseek.co.jp
- おっ、先頭切ってのベストテン+α、ご苦労様です。
やはりマクラウドが一位でしたか。この重厚さは古典的風格もありましたからねー。シュルツの魅力は工藤氏の訳文にもかなり負っているわけですけど、「ほんやく本」というのはそれも含めた面白さがあるということも再認識できた作品でもあります。凡庸な訳だったらあの「幻想」を目の前に彷彿とさせることは不可能だったでしょう。 「幼なごころ」と「カレーソーセージ」はそれぞれ日本の作品でも同様のテーマを持つものがありながらそれとはまったく異質の文化を教えてくれるという意味で、これまた「ほんやく本」の代表にふさわしい作品でした。おっと「移民たち」がぶらさがりの位置に…。ま、ゼーバルトコレクションはまだまだ続きますので、先が楽しみです。 わたくしは例によって年明けに参加予定です。まーほぼ予想通りということになりそうですが。
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Re: 2005年・すみ&にえの年間ベストほんやく本 ( No.2 ) |
- 日時: 2005/12/28 01:40
- 名前: すみ&にえ
- 参照: http://park8.wakwak.com/~w22/
- ありがとうございます。マクラウドは読んだときから、今年はこれがナンバー1だろうなと思っていたのですが、思った以上に超えるかもと予感させてくれる本がなかったです(笑) なにげに、1位も2位も中野さん訳だったりして。その下に工藤さんというのは、いいのだろうかと怖ろしい気もしますが(笑)、シュルツの工藤訳は本当に素晴らしいですよね。
「幼なごころ」と「カレーソーセージ」はたしかにそうですね、日本の作品にも見つけられるだろうってところがありながら、ほんやく本だからこその味もありで。 はい、ご参加お待ちしておりますっ。
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Re: 2005年・すみ&にえの年間ベストほんやく本 ( No.3 ) |
- 日時: 2005/12/29 20:17
- 名前: おはな
- 参照: http://www.geocities.jp/hana3baba3
- わほ〜予想通りのマクラウドトップですね。これは私の先送り課題ですが、来年早々にはと考えています。シュルツ、エリクソン、ラルヴォーはいつでも食べられる市にはあるのだけど。ハイスミスが上位に来たのが意外という感じです。いや、私は読んではいませんが感想を拝見する限りではそう熱狂されてる風にも思えなかったので。伏兵至る所にありですね。それにつけても嬉しいのがスパーク2冊ともエントリーしてる!四捨五入すればトップだわ(笑)。イケてる作家ですよね。そんなに大物風ではない『運転席』、でもあの味はやっぱり忘れられません。
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Re: 2005年・すみ&にえの年間ベストほんやく本 ( No.4 ) |
- 日時: 2005/12/29 23:12
- 名前: すみ&にえ
- 参照: http://park8.wakwak.com/~w22/
- おはなさん、ありがとうございます。偶然にも、スパークは同じ4位でしたね。『運転席』はちょっと忘れられない本になりました。あのくっきり映像の浮ぶ描写はスゴイですよね。あの女性のことは、いまだに思い出しちゃいます。
いや〜、ハイスミスはいいですよ。やっぱり飛び抜けてました。おはなさんも機会があったら是非♪
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