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今週分の過去日記

 

 

 

8月31日(日)



 番外編 〜もうちっとだけ花子さん〜


ゆうこ 「……」
ヒカル 「はじめまして、帰ってきたウルトラヒカルです」
ゆうこ 「ちょっと一言言わせて」
ヒカル 「あれ、ウルトラヒカルセブンかウルトラヒカルゾフィーのほうが分かりやすかったかな?」
ゆうこ 「アタシが言いたいのはそこじゃない!」
ヒカル 「じゃあ、ウルトラヒカルの父か。でもそれだと少し語感が悪いですね」
ゆうこ 「ああもう、アンタと話してると頭がおかしくなりそうだ!」
ヒカル 「というわけで、『ヒカルとゆうこやめないで』というメールを5通もいただいてしまったので、 ついつい帰ってきてしまいました」
ゆうこ 「ついついじゃないよ、まったく。 せっかく前回、最終回にしたのに…」
ヒカル 「そこで本日は、これまでに皆様からヒカルとゆうこと花子さんに寄せられた 疑問質問に私が適当に答えたいと思います」
ゆうこ 「やるならやるでちゃんとやりなさい!」
ヒカル 「それではまず最初の質問です。

『ヒカルとゆうこと花子さんの花子さんは誰なんですか?』

これは一番多く寄せられた質問です」
ゆうこ 「どうせ怪談に出てくる花子さんみたいに、花子さんはあなたの隣りにいますとかどうとうかでしょ」
ヒカル 「お答えします。

『最初の構想ではヒカルとゆうこのほかに実際に花子さんを登場させるはずでした。 それぞれの役割はヒカルが説明(フリ)担当、ゆうこがツッコミ、そして花子がボケ。 しかし、そうするとどうしても前フリの文章が多くなってボケまでの間が悪くなってしまうので、 ヒカルが自分でフリ自分でボケるという現在の形になりました。 ヒカルとゆうこと花子さんという題名はその名残です』

ようするに構想倒れの余弊です」
ゆうこ 「別に弊害ってわけでもないんだから余弊は余計でしょ!」
ヒカル 「お前のくだらないダジャレを聞いていてもつまらないので次の質問。

『ヒカルとゆうこと花子さんをもっと更新してください』

これは質問ではなく要望でした」
ゆうこ 「10ヶ月で18回しか更新しなかったからね。それに更新の間隔がバラバラだったし」
ヒカル 「お答えします。

『そうは見えないかもしれませんが、このヒカルとゆうこを書き上げるのは非常に時間が掛かるのです。 平均3時間でひどい時は5時間以上掛かりました。 時間が掛かった理由としては、一度書き上げた文章にカットを入れるからです。 最初は自分の思うがまま感じるがままを言葉にして文章にするのですが、 さすがにこの表現はまずい、この比喩は不適切だと自分でも思うものを切っていきます。 その作業に思いのほか時間をとられ、あまり更新することが出来ませんでした』

私の魂の叫びにメスを入れるとは不届き至極。不愉快です。完全版を希望します」
ゆうこ 「絶対無理!」
ヒカル 「そのことはあとでじっくりけいすけに問い詰めるとして、次の質問

『最近北朝鮮の話題が少ないのでもっと取り上げてください』

親愛なる将軍様のお写真を雨ざらしの場所に放置しないで」
ゆうこ 「それは美女軍団でしょ!」
ヒカル 「お答えします。

『毎日のようにワイドショーやニュースで北朝鮮関連の報道がされているので、 私のような北朝鮮童貞が取り上げられる話題がありません』

北の国民より日本人のほうが北国内のテレビ放送を見ていると思います」
ゆうこ 「たしかにね」
ヒカル 「それでは、最後の質問。

『本当に最終回なんですか?』

実はドッキリです」
ゆうこ 「適当なこと言うな!」
ヒカル 「お答えします。

『未定です』

もうちっとだけ続くんじゃ」
ゆうこ 「亀仙人かよ!」

 

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8月28日(木)



 最終回 〜最終回だよ花子さん〜


ゆうこ 「ゆうこです。きょうで最後ですが宜しくお願いします」
ヒカル 「十八度目まして、末續の中の人は絶対黒人だと思っているヒカルです」
ゆうこ 「中の人なんていないよ!」
ヒカル 「というわけで、このコーナーもとうとう最終回です」
ゆうこ 「うん…、寂しいね…」
ヒカル 「思い返せば色々なことがありました」
ゆうこ 「そうだね、励ましのメールだけじゃなくて痛烈な批判メールも貰ったよね」
ヒカル 「そんな中、とうとう宅間守に死刑判決が下りました」
ゆうこ 「アンタは最後までそのノリなのかよ!」
ヒカル 「私としては死刑には賛成しかねます」
ゆうこ 「あれ? アンタって死刑反対派だったっけ?」
ヒカル 「罪を憎んで人を憎まず、これこそ人類平和への近道だと思います」
ゆうこ 「へぇ、アンタの口からそんなセリフが聞けるなんて、なんだか本当に最終回っぽいね」
ヒカル 「ですから、その精神にのっとってやっぱり宅間守はモルモットにすべきです」
ゆうこ 「どの精神にのっとってるのよ!」
ヒカル 「何と言いますか、死刑ってのは軽い刑なのですよ私から言わせれば。 ポッキリ絞首刑なんて安楽死みたいなものです」
ゆうこ 「じゃあなに、もっと苦しめて殺せって言いたいの?」
ヒカル 「そうではなくてですね、例えば人間にはまだ試したことのない本当にやばい新薬とかを注入したり、 車の対衝撃テストをリアルな人間で行うなどの色々な使い道があります」
ゆうこ 「最後まで問題発言だよ…」
ヒカル 「新薬打たれてたとえ死んでも、そのあと原因究明のために解剖すれば 死刑の手間が省けた上に医学の発展にも繋がるという一石二鳥」
ゆうこ 「昔、そういう発言を誰かがテレビでして物議をかもしたでしょ!」
ヒカル 「死刑囚をカンボジアかどっかの地雷が山ほど埋まっている地域に連れていって 一列に並べて行進させるのも捨てがたいですが」
ゆうこ 「その発想自体が地雷だよ…」
ヒカル 「ゴミみたいなものでも使い方によっては人のためになるのだという例えをしてみました」
ゆうこ 「アンタ自身が人のためになるようなことをしなさい!」
ヒカル 「そんなこんなで、この最終回もいよいよ終わりを迎えようとしています」
ゆうこ 「第一回が去年の10月24日だから、ちょうど10ヶ月か…。 思えばあっという間だったね」
ヒカル 「私はお前に会えて本当に良かったと思っています」
ゆうこ 「ち、ちょっとやめてよ、恥ずかしぃ…」
ヒカル 「『ぃ』なんて小さい『い』を使っても不細工は変わりませんよ」
ゆうこ 「ほっといて」
ヒカル 「まああれです、私としては和月先生の『武装錬金』よりは長くこの連載を続けることが 密かな目標だったわけです」
ゆうこ 「失礼なこというな! 『武装錬金』大人気だから!」
ヒカル 「でも、始まりがあればまた終わりもあるのです」
ゆうこ 「うん…」
ヒカル 「ただ、私はまだまだ語りたいことが山ほどあります」
ゆうこ 「どんなこと?」
ヒカル 「それは昨今頻発している少年犯罪。 そしてその低年齢化について語りたい」
ゆうこ 「現代社会に物申したいってこと?」
ヒカル 「そうです。そのための少年凶悪犯罪事件簿歴代ナンバー1を決める『S-1グランプリ』の開催」
ゆうこ 「決めなくていいよそんなこと!」
ヒカル 「昭和40年の警官2名をライフル銃で死傷を負わせ、 警官から銃を奪い車を乗り継ぎ、 渋谷の銃砲店で店員3名を人質に130発を乱射して、 人身事故と雪でしか止まらない山手線をストップさせ、16人に重軽傷を負わせた 18歳の少年Aが優勝候補だと私は考えていたのですが」
ゆうこ 「優勝候補だとか被害者の方に対して失礼なことを言うな!」
ヒカル 「とにかく、私は全然語り足りない。もっと語らせろ。もっと喋らせてくれ」
ゆうこ 「もう決まったことなんだから、あきらめなよ」
ヒカル 「しかしながら、もしもこのコーナーを続けてくれという熱い応援メールが多数来たら 粛々と前向きに検討する可能性も無きにしも非ず」
ゆうこ 「政治家みたいな発言だね」
ヒカル 「そういうわけですので、もうすぐこのサイトもリニューアルしますが、 これからもよろしくお願いします」
ゆうこ 「けぇずまにあは永久に不滅です」

 

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けぇずまにあ