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 カート入門編 STEP2 カートレースのクラス区分を覚えよう

STEP1 STEP2 STEP3 STEP4 STEP5セッティング編 エンジンメンテウエットセッティング フレーム比較


 86クラスのカート(オープンフレーム、リヤアクスル40パイ)

入門クラスのSDクラスのカート(SL83タイヤ、リヤアクスル30パイ)


「レースカテゴリー/一覧表」

開催格式 開催選手権  開催クラスと必要ライセンス 
国際 CIK/FIA選手権 FSA/ICA/FC          ☆JAF国際A/B/C
国内 全日本選手権/ジュニア選手権 FSA/FA/ICA/FP-Jr     ☆JAF国内A以上
準国内 地方選手権 FR-2/FP-2/FP-3       ☆JAF国内B以上
制限付 ローカルレース/シリーズ戦 K55/PV50/PRD/RSO等、  ☆JAF国内B以上
クローズド SLレース/ローカルレース SLライセンス/SLKC(ヤマハ)/SMSC(鈴鹿)など

*同じクラスでも、開催格式によって必要なライセンスが異なる場合があります。

例:全日本選手権を国際格式で開催した場合(FSAなど)国際ライセンスが必要になります。

 ●カートレース格式の構成図です●

 ライセンスから言えば地方選からのスタートも可能ですが

 (制限付格式以上の出場実績がないと、

 エントリーを拒否される場合があります)

 しかし、お金も余り掛からずカートの動きなどを学ぶには

 SLレース/SDクラス(SL83タイヤクラス)からのスタートを

 お勧めします。意外とレベルも高く、十分楽しめます。


JAFカートクラス概要一覧表

クラス エンジン(100cc) キャブ フレ-ム タイヤ 備考 (開催格式)
FSA ロータリーバルブ max32mm 自由 自由 H/Gタイヤ 全日本選手権
FA ロータリーバルブ max24mm 自由 FMK/JAF公認 H/Gタイヤ 全日本選手権(東/西)
ICA リードバルブ max24mm 公認 CIK/JAF公認 H/Gタイヤ
FA-2 ロータリーバルブ 19.8mm 公認 SL02 2002年廃止クラス 地方選手権

(FP-Jrは全日本)
(FP-4の地方選は無し)

FR-2 リードバルブ 19.8mm 公認 SL02  
FP-2 ピストンバルブ 24mm
バタフライ式
19.8mmリスト
リクター付き
公認 SL02 KT100SP等
FP-3 ピストンバルブ 公認 SL02 (無改造KT100S)
FP-4 ピストンバルブ 公認 SL83 (無改造KT100S)
FP-Jr ピストンバルブ 公認 SL83 KT100SPのクラッチ付き
FP-JC ピストンバルブ 公認 SL98 KT100J等のクラッチ付き

*自由: 公認が必要ないだけで、JAF/CIK規定を遵守する必要があります。

*(参考)FP-Jr:FPジュニアクラス FP-JC:FP-Jカデットクラス


どのクラスから始めたらいいの? 

お勧めはクローズドレース(SL/SDクラス)から始める事ですが、彼方の身近のコースの開催クラスに合わせて、

クラス決め/ライセンスの取得を勧めます。せっかく購入したマシンでレースに出場出来ない(レースが無い)のでは、

楽しみが半減してしまいます。ショップに相談しながら、クラス決めをして下さい。

PRDクラスもお勧めです(PRDエンジンワンメイク)

★SL83タイヤの使い方を覚えれば、どのクラスにステップアップしても大丈夫★

「SDクラス(83タイヤ)で速い奴は、何に乗っても速い!」 カート界の常識です。その理由はマシンパッケージにあります。

83タイヤにKTエンジンのパッケージは容易にパワースライドが発生し、スピードの違いこそありますがAクラスマシンの

パッケージと類似しているのです。まさにカートの基本クラスですね。


※例外:体格の良い方は、SDクラス/SL83タイヤを使用するクラスは、体重がハンデになりますので(概ね65kg以上に方)

その場合はSL86タイヤを使用するクラスからのスタートをお勧めします。


「SLクラス区分一覧表」 (2001年レギュレーション更新、8/01)

カートレースの底辺とは言え、そのレベルは意外と高い!

  クラス エンジン フレーム タイヤ 重量 年齢 出場資格 備考
1 カデット KT100J 国内仕様
ヤマハ製
 
SL98 DL 110Kg以上 10〜15
小学生
SLカデット
又はBグレード
DL=ダンロップ
2 SC KT100SC SL98 DL 130Kg以上 12〜 SL Bグレード以上  
3 SD KT100SD/SC SL83 DL 130Kg以上 12〜 SL Bグレード以上  
4 SS KT100SD/SC 公認実績
のある物
SL02 BS 135Kg以上 12〜 SL Aグレード以上 BS=ブリジストン
5 FP KT100FP - SL02 DL 135Kg以上 12〜 SL Aグレード以上 2002年廃止
6 SP KT100SP 公認実績
のある物
SL02 BS 135Kg以上 12〜 SL Aグレード以上  
7 YZストック
80
YZ80 JAF規定による SL02 DL 145Kg以上 12〜 SL Aグレード以上  
8 YZストック
125
YZ125 SL02 BS 155Kg以上 15〜 JAFカートセニア
B以上
つま恋未実施
9 F100 KT100
クラッチ付
国内仕様
ヤマハ製
SL83/02 140Kg以上 15〜 JAFカートセニア
B以上
つま恋未実施
10 ヤマハ
カップ
KT100SD/SC
クラッチ付
同上 SL83 DL 130Kg以上 12〜 SL B グレード
に限る
つま恋未実施
PRD PRD RK100 公認実績
のある物
SL02 BS 135Kg以上 12〜 SL Aグレード以上
又はJAFカートB
以上
参考
SR IAME K55 同上 SL02 DL 135Kg以上 15〜 JAFカートセニア
B以上
つま恋シリーズ戦

SLライセンス取得方法は、娘のカート体験で詳しく紹介してあります。 


「項目の補足」

エンジン SDとSCの違いは?: エンジンは同じKT100Sで、ダイレクト(D)とクラッチ付(C)の違い。出力は約15PS

     FPエンジン: KT100Sエンジンを基によりパワーを追求してある。
              リストリクターが外され発熱対策のため、シリンダーとヘッドが異なる。腰下は同一。

     SPエンジン: 国内ピストンバルブエンジンの最高峰、22PS位の出力でトルクが太い。地方選にも使用されている

     基本的にKTシリーズはKT100Sから発展している、ヤマハ製のピストンバルブ・カートエンジン。

フレーム SSクラスからの違いは?: FMK/FIA JAF 公認実績のあるフレームから自由に選択出来る

      オープンフレームは車体性能が高く、見た目はリヤアクスル径が40mmと太くなる。

タイヤ SL98タイヤ: 溝付のオールウエザータイプで、ドライ・レイン共用タイヤです。

SL83とSL86の違い: 同じスリックだが幅とコンパウンドが異なる。SL86の方が太く、よりハイグリップ。

SL94タイヤ:レインタイヤ(83・86クラスとも共通で、指定メーカーになります)

重量 車体重量とドライバー(装備品含)の合計。 規定重量に足りない場合は、ウエイトを積み規定をクリアしよう。 

    前後荷重バランスも大切なので、ウエイトで調整することも出来ます。

◆SDクラスの参考重量 

  カート本体(燃料約5L含) 65kg
  ドライバー体重       60kg
  ドライバー装備品     約5kg (ヘルメット/レーシングスーツ/グローブ/シューズ/プロテクター)
  合計           約130kg

 ■体重が60kg前後の方で、丁度レギュレーションの合計重量の130kgになります。

  ウエイトオーバ
>体重60kg>ウエイト(おもり)の追加が必要です

  合計130kg以上の方はレギュレーション上は問題ありませんが、レースには若干不利になります。
  なるべくなら、5kg以内のオーバーに留めたいですね。
  これ以上の方は、クラスを変えた方が・・・いいかも?


■SLレギュレーション変更内容■

◆2002年の変更点

・カデットクラスが小学生に限定されました。

・FPクラスがSLカテゴリーから削除されました。

・SL86(JKC)タイヤからSL02タイヤに変更されました。(JKC刻印については問われていないようですが?)

フロントフェアリング装着について: CIK/FIA公認のフロントフェアリングの取付け方法とする。

◆2001年よりSPクラスのライセンス変更(スーパーA⇒グレードA)

◆2001年のメーンバーズブックの変更点

フロントフェアリング装着について
P18、49
〜省略〜ヤマハ純正及びCIK/FIA公認のフロントフェアリングの取付け方法とする。
2002年以降:ヤマハ純正は削除

リアアクスルシャフトにつて
P40、41、51
ヤマハSLクラス区分シャーシ規定内のFP-2クラスに関して、リアアクスル40Φmm以下
SSストック、FPストック、SPストッククラスシャーシ規定内リアアクスルの最大直径は40mmとする。

2001年より:FP-2クラスについてのみ、リアアクスルの最大直径を50mmとする。
(※SSストッククラスを除く。FPストック、SPストッククラスのみ)


上記の変更に伴いつま恋特別規則書も同様に変更されています。

◆2000年レギュレーションより同じSLタイヤでもJKC刻印の有るタイヤに使用が限られています。


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