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 レーシングカート入門編

どうしたら始められるの?そんな初心者の疑問を解決!サーキット走行からレース参加までの手順を紹介


STEP1 カートを始めるのに必要な物を揃えよう! 

ライセンス ドライビング・グッズ カート本体 工具類 トランスポーター

大きく分類すると上記の5項目です


■ライセンス■                                 [費用]    
他の物は借りたり共用できますが、ライセンスだけは必修です。

JAFライセンスSLライセンスがあり、レース参加/スポーツ走行時に提示が必要。

初心者はレースの入門カテゴリーである、SLライセンスの取得を奨めます。

SLライセンスを取得すれば、殆どのカートコースを走行する事が出来ます。

カートショップで受講出来るケースが多いので、先ずは問い合わせてみましょう。

※つま恋では月に一度のペースでSL講習会が開かれています。

受講料(SLライセンス)

¥12.000円

別途写真が必要

お勧めはクローズドレース(SL/SDクラス)から始める事ですが、彼方の身近のコースの開催クラスに合わせて、
 クラス決め/ライセンスの取得を勧めます。ショップに相談しながら、
該当ライセンスを取得しましょう。

 カート

ライセンス

SLライセンス(メンバーズカード)  

JAFライセンス

◆ SLレースのクラス区分と必要ライセンス ◆

SLライセンスを取得するには、全国で開催されている「SLカートスクール/SLライセンス講習会」に参加し、
「SLKCメンバーズカード」を取得する必要があります。

ビギナーが取得できるライセンスは、(年齢によりカデット/B)Bグレードのライセンスに限られ、
その後の出場実績と成績により上級ライセンスへの昇格が可能です。
(昇格申請が必要なだけで、新たに試験・講習等はありません)

また、取得したグレードBで出場できるクラスは4クラスに限られています。
「殆どの場合、グレードBを取得して最もポピュラーなSDクラスに参加する事になります」

■SLKCメンバーズカードのグレード■

ライセンスグレード 取得条件
カデット/B 満10歳以上で取得可能
満12歳でグレードBに自動昇格
グレードB 満12歳以上で取得可能なビギナーライセンス
グレードA グレードBを取得し、SLレース10大会以上の出場成績を有する者
グレードスーパーA SLレースのSSストック、FPストッククラスでシリーズランキング10位以内に入るか、SSストック、FPストックで5位以内の入賞経験が5回以上ある者
※現在、レース参加に必要なクラスはありません※

SLレースのクラス区分と必要ライセンス

クラス

JAFカテゴリー

特 徴

出場資格

対象車種

開催格式

Jカデット

FPJカデット

10〜13歳までの小学生を
対象としたクラス

カデット/
グレードB

WinforceTIA・WT-1・
Jackrabbit・JR100J・
RC100SD・RC100SC・
RS-I・RS-II・TRY

クローズド

ヤマハカップ

FP4

レジャーでレースを楽しみたい人にピッタリのクラス

グレートB

WinforceTIA ・WT-1・
RC100SD・RC100SC・
RS-I・RS-II・Jackrabbit

SストックC

初心者が参加しやすい
クラッチ付車両によるクラス

グレートB以上

SストックD

最もポピュラーな
スタンダードクラス

SSストック

FP3

車体性能の高い
中級者向けクラス

グレードA以上

CIK/FIA・JAFの公認実績のあるフレーム+KT100SD

SPストック

FP2

ハイパワーエンジンによる
最上級クラス

CIK/FIA・JAFの公認実績のあるフレーム+KT100SP

YZストック80

FC

6速ミッション付き80ccクラス

Winforce M80YZ
(フレーム自由)

YZストック125

6速ミッション付き125ccクラス

JAFライセンス

Winforce M125YZ
(フレーム自由)

制限付き

■ ライセンスの種類 ■

カートライセンス 特徴 種類
JAFライセンス カートの基本ライセンス
将来上級のレースへステップアップする事を目指す上級者向け
カート国内A/B、国際A/B/C、
ジュニア国内A/B、ジュニア国際


カート競技の制限付、準国内、国内、準国際、
国際格式のレースに出場できます
※クローズド格式にJAFライセンスは必要ありません
クラブライセンス 代表的なSLライセンス
趣味としてカートを楽しみたい
入門〜中級者向けだが奥が深い
SSC,RTA,BRC,VICIC,SLKC,SMSC の6クラブ
各クラブにライセンスのグレードがあります

カート競技のクローズド格式に出場できます
コースライセンス 取り合えずカートを体験したい
人向け
取得コースでのみ有効です

 

■ドライビング・グッズ■                             

[費用]   

レーシングスーツ・レーシングシューズ・ヘルメット・グローブ を用意する

オートバイ用の物でもOK。スポーツ走行時にも着用が義務付けられています。

ショップでサイズを確認(試着)してから購入しよう。

※一部コースに因っては、練習走行にはライセンスの取得、
 レーシングスーツの着用義務の無いところも有るようです

新品一式約10万円

リサイクル品なら

お金が掛からない


 

■カート本体■                                 

[費用]     

入門クラスのマシンで新車26万円 中古は15万円位

友人と共同で購入し使用する方法もあります。

知り合い&カートショップを回って探して見ましょう。

シェイクダウンは、「カートは始めて」と言えば、初回は面倒を見てもらえるはず。

新車約30万円

中古車約15万円


 

■工具類■                                 

[費用]     

カート専門用品はカートスタンドだけ、約1.7万円で購入出来ます。

後はDIYショッツプで揃える事が出来る、汎用の物でも整備可能です。

ガソリン携行缶(金属製)・燃料ポンプ・タイヤエアーゲージ(圧を調整できる高くても良い物)

六角レンチ(8・6・5・4・3mm) Boxレンチ(21・17・13・12・10mm・プラグレンチ)

スパナ(10・13・17mmを多用)ラジオペンチ、プライヤー、ドライバー(±) 以上が必需品です

ケミカルスプレー類(チェーンオイル、パーツクリーナー、CRC等)

その他ガムテープ、タイラップバンド、ポリミックス(混合タンク)が有ると便利です。

必要な物だけ購入

約2〜5万円

 

 写真がカートスタンド

 基本的にエンジンとタイヤが

 直結しているので、移動や

 メンテナンス、保管に使用します。

 絶対必要なアイテムです。

 器用な方なら、パイプや

 アングルで自作も出来ます。


 

■トランスポーター■                   

[費用]                  

カート積載してサーキットまで搬入する車両の事で

あなたの乗用車が1Box、ワゴン系なら何の問題もありません。

乗用車の方でも多少の出費(キャリア)で、カートを積載できます。

お金を掛けて、わざわざ車両を用意する必要はありません。

カートショップではトランスポーターや保管
サービスもあります。保管料は4〜5千円/月
搬入料金はショップ・コースの行き先によって
異なります。キャリア購入で約3万円

※保管可能なコースもあります

 

  乗用車にキャリアを使用してカートを積載している例。

  ただし、荷重対策の為エンジンとホイールは外す

  必要があります。

  固定は自転車のチューブや市販のベルトを使います。

カートは全長182cm幅140cm高さ60cm以下と定められており、この寸法が車内で確保出来れば、

走行可能な状態で積載出来ます。このスペースが確保出来なくても、フロントカウル・サイドボックス・

タイヤ等を外せば160X100のサイズなります。床には汚れ防止の為、シート等敷いて置けばグットです。

 写真は軽1Boxの積載例

 中段に棚を作り、保管スペース

 を増やす工夫が、してある。

 カート一台とタイヤ2セット

 工具とパーツ一式が収納される

 軽四でも十分積載出来ます。


◆一番大切な物◆

物ではないのですが一番大切なのは、やはり仲間ではないでしょうか?

カートをスタンドから下ろす時も、一人では何も出来ません。

マナーやドライブテクニック・セッテングなど教わる事は多くあります。

またパーツや用品など仲間内では破格に手に入れる事も出来ます。

どうかあなたも、良きショップと先輩カーターに出会えますように。


◆まずスタートはショップ選びからです◆

身近にカートをやっている人が居たら相談してみて下さい。

「取り合えずカートとはどんな物か体験してから、始めるかを決めたい」 こんな方も居るでしょう。

レンタルカートやレーシングカートの試乗会に出かけてみて下さい。それから決めても遅くありません。

コースに出かけてカートの走行を見学するのも、判断の材料になると思います。

又、ショップに出入りするからと言って、チーム員になる必要は有りませし、強制もされません。

最初はなかなか入りにくいかもしれませんが、ショップに出入りする事がカートの始まりになります。

1人で初めて、何も分らずやめてしまう人が結構います。せっかく大金を使って始めるのですから、

皆さんカートライフをエンジョイして下さいね。

◆ショップ選びのポイント◆


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