当医院で定期的に刊行している院内報をご紹介します。
Vol.09(2007年春号)
燃えている人
普段「あの人は燃えている」と言いますと、「何かに夢中になっている」とか「情熱的」だとか、気持ちの高まりを表現する意味ですが、誰でも体の中では燃焼が起きています。燃えているのです。
そこで、今回は「基礎代謝」について書かせていただきます。
ダイエットに関心のない人でも、この「基礎代謝」という言葉は聞いたことがあると思います。
私たちの体の40%は筋肉です。歩いたり走ったりと体を動かすことはもちろんですが、まっすぐに立って良い姿勢を保つことができるのも筋肉の働きがあってのことです。実はこの筋肉の量によって基礎代謝の量が決まります。 基礎代謝は生命を維持するために必要なエネルギーで、普通一日に消費するエネルギーの約70%は筋肉を中心に基礎代謝として消費されます。
同じ体重でも、体脂肪率が低く筋肉量の多い人は基礎代謝が高くなります。普通は18才頃をピークに筋肉が衰えて少なくなっていきますので、筋肉量が減り消費エネルギーが減りますので、脂肪が燃えずに蓄積されやすくなります。「体重は変わらないのにお腹が出てきた」ということはありませんか?
これは筋肉量が減少すると同時に、脂肪が増えて体脂肪率が上がってきているということです。 この状態がどんどん進行すると、前にも書きましたが、メタボリック症候群をはじめとしたさまざまな病気の原因になりかねません。 ダイエットで単純に食べる量だけ減らして、一時的に減量してもリバウンドしてしまうのは筋肉量が逆に減少し基礎代謝も上がらず、一日の消費エネルギーが増えないからです。基礎代謝を上げるには筋肉量を増やすこととたんぱく質をバランスよく摂ることが大切ですが、急に無理な運動をすることは、別の問題を引き起こしますのでお勧めできません。
暖かい季節になってきましたので、先ずは意識して少しの距離なら歩くことから始めてはいかがでしょうか。
マエハタ頑張れ!のコーナー
このコーナーは毎号、院長からのメッセージをお伝えします。
山菜の季節ですが、最近は栽培されたものもあるようです。
でも、本当に山で取れたものは苦味が違いますのですぐにわかりますよね。昔から「春には苦味を取れ」と言われているようですが、この苦味が老廃物を体から排出し春の体へと変えてくれるのだという人もいます。
そして、夏を乗り切る体力をつける準備の時期とも言われているようです。
おいしい山菜は酒量も増えやすいので困ったものですね。(笑)
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