【2歳4ヶ月】その1 その2へ その3へ |
2003年5月1日(木) |
半分あきらめていたダンナの連休が取れることになり、急遽キャンプに行く事になった、5月3日から2泊3日の日程だ。 この時のために今までコツコツと買いためてきたキャンプ道具達が、やっと日の目を見る日が来たのだ!うれしくてたまらない気分だ。 しかし、なにしろ初めての経験なので準備がとにかく大変だ。あれもこれもと持って行く物ばかり増えてしまい車に積めるのかどうか不安だが、足りない物があって向こうで不便な思いをするのも困るし、とにかく当日までは落ち着かない日々が続くのだろう。 キャンプといえばやはり食べ物が一番の楽しみでしょう、今まで美味しそうだとただ眺めていたキャンプ料理の写真も、いざ作るとなると材料や作り方などが気になるものだ。アウトドア雑誌に載っていた料理を何種類かピックアップしてメニューを考える、これはとっても楽しい作業でつい夜遅くまで没頭してしまった。キャンプって行く前のこういう作業をしている時が意外に一番楽しいのかもしれないね。 |
2003年5月3日(土) |
楽しかったキャンプの様子はこちらをご覧下さいね♪ |
2003年5月6日(火) |
いやあ、キャンプは予想以上に楽しかったよ。 しかし、予想以上に身体の疲れが激しい・・・、ああ情けない! 山のような洗濯物と山のようなキャンプ道具の片付け、行く前はあんなに楽しかったのに、帰ってからは辛い事ばかりだったりして、それでも絶対にまた行きたいものだ。 ボーダー・コリーを飼っているという方から「はじめましてメール」を頂いた。 その内容がとてもうれしいものだった、リックやベニーの食べている手づくり食を見て、ごはんを手づくり食に変えたらワンコの体調が良くなったというメールだ。 小さい頃から病弱な上に、草の生えている場所には行かれない程アレルギーがひどくて、ごはんは療養食に薬をかけたものを食べさせていたが、それも食べなくなっていたところにこのHPを見て、この子に美味しいものを食べさせてあげたいと思われたそうだ。 獣医さんには反対されたそうだが、実際に食べさせてみたら体重も増えどんどん元気になってきたということで、飼い主さんが喜んでいる様子が伝わってくるメールだった。 手づくり食に変えて病気が治ったという話はよく聞いてはいたが、やっぱり本当にそういうことがあるんだね、感激してしまった。 うちの犬達は元々健康に問題がないので、「確かに体調は良くなっている気がする」という程度で、手作り食に変えて病気が治ったという事はないのだが、自分で選んだ素材を食べさせる事はとても安心できる事だと思う。ただ、反対に危険もあるから気をつけないといけないけどね。 |
2003年5月7日(水) |
今日『リック公園』に行ったらレンゲ草が満開だった、ピンクの花のジュータンだ。田んぼにあるのはよく見かけるが、公園でこれだけ咲いているところは珍しいのではないか。 |
2003年5月8日(木) |
リックとベニーのワクチン接種に行ってきた。 毎年混合ワクチンを接種させる事には賛否両論あるので、どうしたらいいのか迷ってしまうのだが、この証明書がないと出場できない大会や入れない場所もあるので、今年もまた接種してしまったが複雑な気持ちだ。 獣医に行ったついでにフィラリアの薬ももらってきた、今月の末から飲ませ始めて11月まで飲ませるようにということだ。ジャーキータイプのものにしたのだが、けっこうな値段だね、2匹だと1ヶ月分が4800円。11月分まで買って来ようと思ったのだがお金が足りなくて3か月分しか買えなかった。 先月はお腹をこわして医者通いをしたり、ちょっと高い薬を買ったりでペット費用がとんでもない金額になってしまったが、今月もかなり金額は嵩みそうだ。 猫たちのワクチンも今月だしフィラリアの薬も始まるしね。頑張って働かなきゃ。 |
【2歳4ヶ月】その2 その1へ その3へ |
2003年5月11日(日) |
特に朝から用事のない日曜日は、朝10時頃まで寝てしまう。これが私の一番の楽しみなのだが、6時頃犬たちをトイレに出した後、犬たちと一緒に2度寝をするのだ。寒い時期にはリックが布団の中に入ってきて困ったものだが、今はベッドカバーの上で寝てくれるので後の掃除も楽になった。 まあ、そんな事をしているので出かけるのはお昼近くになってしまう、暑くて練習にならないのだが、それでも大会も近い事だしということで久しぶりに『タムタムランド』に行った。 今日は「ブリッジ」を集中的に練習していた、2匹ともどうしても降りるときに飛び降りてしまい、踏まなくてはいけない場所を飛び越えてしまうのだ。 ブリッジに登ったらすぐに「待て!」をかけて止まらせる、それからゆっくり降りるようにしたら何とかちゃんと踏んで降りるようになった。この方法で2匹とも上手にできるようになったので今日は良かった、本当に奥が深い競技だと思う。 帰りに海洋公園でフリスビーをする、リックは見学していた親子連れの人の所に走って行き、逃げる子供を追いかけて泣かせてしまった。転んで怪我でもされてたら大変な事だったよ、もう君にはヒヤヒヤだね。 |
2003年5月13日(火) |
先月『エクストリーム地区大会 信越・北陸地区大会』への参加申込書を送ってもらって以来、そのことで頭がいっぱいのダンナだが、夕べは「会場に慣れさせるために昼の散歩は会場となっている公園に行くように」とのお達しが出た。 会場となるのは信州スカイパークの中にあるピクニック広場(通称)だ、広い芝生のスペースなので犬を走らせるのにはもってこいなのだが、人もけっこう来るのでノーリードでボール投げと言うわけにはいかない。 引き摺られ事件があって以来ただ歩くだけの散歩はやめて、犬を走らせる事のできる場所に行きボールやフリスビーを投げるという形態に変えたので、ノーリードで走らせる事ができない場所には行きたくないのだが、ダンナのお達しとあっては仕方ないので今日はピクニック広場に出かけてみた。 幼稚園児とその父兄の集団がガヤガヤと何かやっていたので、ぐるっとひと回り歩くのが精一杯だろうと思っていたが、隅のほうでちょっとボールを投げてみたら2匹ともいつも通りに集中して持ってきた、リックも案外やるじゃん!。 そうはいってもこの場所であまり走らせるわけにもいかないので、隣のもっと広い場所に行きボール投げで遊んで帰った。 大会まであと1ヶ月とちょっと、その間に何度かまた連れて来よう。 |
2003年5月15日(木) |
リック2度目の「タマネギ盗み食い事件」を起こす。 どうして犬というのはこんなにも人の「つい、うっかり」につけ込む動物なのだろう。特にリックはその「つい、うっかり」を絶対に見逃さない、ものすごく敏感なのだ。 お昼にひとりでソース焼きそば(夕べの残り)を食べている時に、ピンポーンと玄関チャイムが鳴った、リックもベニーも大騒ぎで家の中を走り回るので、あわててそのまま玄関に行き宅急便を受け取り、戻ってきたら焼きそばは半分になっていた・・・・。 口のまわりをペロペロ舐めながらちゃっかりハウスに入っているリックを見て「やられた!」と思ったが、もう焼きそばはリックのお腹の中に入ってしまった。タマネギたっぷりのソース焼きそば、これでまたタマネギ中毒は間違いないだろう、前回の時のことを思い出して憂鬱な気持ちになってしまった。しかも腹の立つことに届いた荷物は犬用の羊肉ときたもんだ。 ・・・ところが、この後リックの体調に変化はなく、前回の時のようにおしっこが止まらないという症状も出ませんでした。タマネギに強い体質になってしまったのか?・・・まあ良かったんですけどね。 |
2003年5月17日(土) |
リックがいかに食い意地の張った犬かというのは、すでに皆さんご存知でしょうが、実は食べた後もすごいんです。 とにかく器をしつこく舐めること、舐めること。ベニーはペロッと舐めておしまいなのに、リックは自分の器をさんざん舐めた後さらにベニーの器まで舐めるのだ、ベニーの舐めは甘いという事だろうか。 毎日夜寝る前にスープを少し飲ませるのだが、毎回その深いどんぶりを横に倒して側面まで丁寧に舐めるリック、そんな事してないで早く寝ろよ! |
2003年5月19日(月) |
ベニーを見ているとボーダー・コリーという犬は、本当に仕事をするために生まれてきた犬だなあ、と思う。 家にいるときはとっても大人しい犬なのに、一歩外に出たとたん別の犬になってしまい、目的の公園に着いたとたん「早く仕事させろよっ!」とワンワン吠えて催促する。目つきもすっかり変わってしまい、あのかわいいベニーちゃんはどこにいったの?といった感じだ。 「仕事」っていってもフリスビーやボール投げやハードルなどのことだけど、これを彼女はしなければならない大事な仕事だと思っているらしい。リックはどちらかといえば遊び半分な感じがあるが、ベニーはいつも真剣そのものだ。 この写真を撮った時、私は左手でボールを持っていたのだが、のんびりと座っているリックと違いベニーはハーディングスタイルで構えてジリジリと前に出てきている。「座って待て」とコマンドを出してもジッとしては待てないのだ。これがボーダーの特徴だと思うが、時として困る場合もあるので今はコツコツと待たせる練習をしているところだ。 |
【2歳4ヶ月】その3 その1へ その2へ |
2003年5月21日(水) |
犬たちに『ご飯台』を買ってみた。 今まで床の上に直接ドンブリを置いてご飯を食べていたが、もしかして食べにくいのかもしれないと思ったからだ。よくカタログなどでそれ専用の台が売っているが、けっこう良い値段だし使える容器も限られてしまうので買う気にならなかったのだが、今日ホームセンターでこの台がびっくり値段で売っているのを見て思わず買ってしまった。 使ってみたら舌で舐めるたびに器が動いてしまうので、あまり食べ易くはなかったのかも知れない。顔を低くした姿勢で食べると空気がお腹に溜まってしまう犬もいると聞いたので、なるべく台を使って食べさせたいとは思うが、つきっきりで見ていないとガッシャーンと落としてドンブリを割りそうだし、うーん、これもイマイチだったかもね。 ご飯台より大きいサイズの台も買って来てこちらには水の器をのせてある。 これはベニーが水を飲むのが大変にヘタだからだ、少し高くしてあげれば上手に飲めるのではないかと思ったが・・・ダメだった。 ベニーはペチャペチャとたいへん大きな音を立てて豪快に水を飲むのだが、回りに飛び散らす水の方が多く口の中には少ししか入っていないようだ。しかも飲んだ直後に口を開けたまま顔をくるっと動かすので、口の中にある水がダーっと出てきてしまう。 そして口から水を滴らせながら部屋の中を歩き回るので、ベニーが水を飲んだ後は点々と水溜りができることになる。うちではベニーの事を「ダーむすめ」とも呼んでいるが、ベニーが水を飲み始めたら思わず「ワン、ツー、スリー、ダー!」と猪木コールを掛けたくなってしまうのだ。 |
2003年5月23日(金) |
午前中の散歩で『波田町海洋公園』に行ったら、Uさんの奥さんが犬たちを連れて来ていた、夜はしょっちゅう顔を合わすのだが昼に会ったのは初めてだ、聞けば最近は毎日ここに連れてきているそうだ。 感心してしまったのがその理由だが、犬を暑さに慣れさせる為ということだ。私はそろそろ暑くなってきたから犬の散歩の時間を変えないといけないな、と考えていたところだったのだが、Uさんは暑さに慣らす為にわざわざ暑い時間に連れて来るというのだ。Uさんは各種の競技会に出場しているが、たいてい大会は日中に行われる。夏になって暑いからといって夕方から始めるなんていう大会はないだろう、今のうちから犬の身体を暑さに慣らしておかないと、会場でバテテしまっては困るからという話をしてくれた。なるほどなぁ、さすがに考える事が違うよね、とすごく納得して帰ってきた。熱中症になるほど動かす事はないが、今から少しずつ暑い中でも走らせていかないといけないな。 |
2003年5月25日(日) |
Mさんからとても素晴らしい秘密の場所を教えてもらった。 秘密の場所なのでどこかは言えないのだが、犬を遊ばせるのにはもってこいの場所だ。なだらかな丘がいくつかあり、木陰が涼しい林があり、浅い沼地があり、しかも人が来ない! やっほー!と叫びたい位の気持ちよい場所でした、本当に信州って良いところ。 ところで、我が家の必需品はこのボール。 キューキューボールと言うのか、押すと鳴るやつだ。 これを鳴らすとリックは何処にいてもたちどころに戻ってくる、魔法のボールなのである。呼び戻しが完璧でないリックだが、このボールをチラッと見せるだけでもうどこにも行かない犬になってしまうという不思議なボールなのだ。 しかし意外と寿命も短く、何日か使うとすぐに音が鳴らなくなり、破れてきてしまうので常に新しいものを用意しておかなくてはいけない。 これをいつもは近所のホームセンターで買っているが、いつも2,3個しか置いてないので行く度それを買い占めてくるという状態だったが、今回あるルートから大量に仕入れてもらうことができた、しかも値段も半値だ。12個入りを2箱譲ってもらったので当分ボールに困る事はないだろう、良かった良かった。でもリックがこのボールに飽きてしまったら? ・・・それがちょっと不安だ。 |
2003年5月28日(水) |
携帯用簡易シャワー、車のシガーライターを電源にして屋外で使えるものだ。今日届いた。 いわゆるキャンプ用品なのだが、うちではお犬様用ということらしい。これがあれば海に行って砂だらけになっても洗ってから車に乗せることができるし、水場のない場所で犬が暑い時に身体を濡らして冷やしてあげることもできる、 とさ。 |
2003年5月29日(木) |
Mさんが犬たちのシャンプーに来てくれた。今日は夏向きにお腹の毛をスッキリと刈ってもらう、そしたらリックのお腹に赤い湿疹があるのを発見。犬のお腹は毎日見てチェックしないといけないらしい、特に手づくり食をあげている場合、珍しいものを食べさせた時には2時間後に必ずお腹をチェックして、アレルギーなどが出ていないか確認する必要があると言われた。リックもベニーもけっこう毛深いので、お腹の毛を伸ばしていると皮膚を見る事ができない、伸びてきたらこまめに刈らないといけないね。 ところで今日はダンナにとって大変ショックな出来事があった。 Mさんが持ってきたスラロームをリックはできなかったのだ。コツコツと練習してすっかりマスターしたと思っていたスラロームだったのに・・・・、気の毒なくらい落ち込んでいた。 今まで練習してきたのはダンナお手製のスラロームで、一本づつペグを打ち込んでそれに棒を差し込んだものだが、Mさんのは市販のスラロームで写真のように繋がった台座の上に棒を差し込むタイプなので、棒が一本がゆれると全部の棒がユッサユッサとゆれる。どうやらリックはそれが怖いらしくスラロームに入っていけないでいるのだ。 私たちから見たら大した違いはないと思うが犬の見方はまた違うのだろう、ベニーもいつものようには出来ないでいる。しかし、大会で使用されるのは多分このタイプだろう、これができなければ話にならない。Mさんに頼んでしばらく貸してもらって練習することにした。何だか前途多難な感じになってきたかもしれない。 |