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2003年4月2日(水)
ベニーの下痢が始まって3日目、昨日は食事を抜いてみたが一向に治る様子はない。
そしてベニーから半日遅れで症状が表れたリックが、今日は朝から吐くのも加わって大変なことになっている。
2匹ともトイレが間に合わず、クレイトの中や部屋の中で所かまわず吐いたり下痢したり・・・・。本人たちも辛いだろうが、私だってこれは辛い。
ちょうど2年前の今頃もたしかこんな感じの臭いが家中に漂っていたな、とリックの小さい頃を思い出させるような家の中の状態である。

吐くリックそうこうしているうちにリックは吐いた物の中に血が混じるようになり、さらに真っ赤な水状のものがお尻から出てくるようになってしまった。気持ちが悪いのだろう、水も飲まないしフードを鼻先に持っていっても食べない。まだ食欲のあるベニーはいいのだが、あの「食欲の鬼」とまで言われるリックの食欲が無くなったとは・・・、これはかなり重症なのでは?

今日は仕事は休ませてもらい、心配して来てくれたMさんと、仕事を抜けてきたダンナと3人で2匹を獣医に連れて行く。(・・ちょっと大げさだったかも)
診察の結果は「お腹をこわした」という事で、そんなに心配するようなものではなかった。リックは吐き止めの注射をしてもらい、下痢を止めるハーブの飲み薬をもらってしばらくは療法食を食べさせて様子をみて下さいということだった。
先生にはこの程度のことでそんなに大騒ぎするなよ、って顔をされてしまったが、大した事がなくてほっとした。
ハーブの薬そして家に帰って薬を飲ませたのだが、これがものすごい匂いだったのだ。サプリメントなので体にも優しいと聞いて、下痢止めの薬ではなくこちらにしたのだが、失敗だったかも知れないと思った。
注射器のような物に入った液体なので、口の奥の方に入れたつもりだったが、2匹とも猛烈に嫌がって顔を激しく振ってせっかく入れた薬を半分以上吐き出してしまった。よっぽどまずかったのだと思う。
そして飛び散った液体の臭い事・・・・ただでさえヘンな臭いの漂う家の中で、強烈な薬の臭いが混じり合ってものすごい臭い、頭が痛くなりそうだった。

ところで、リックとベニーがお腹をこわした原因はいったい何?という事だが、結局これだ、って原因は分からなくて色々な事が重なってお腹にきたのではないか、という結論になった。
日曜日に公園でどこかの犬の吐いたフードを食べたのもいけなかったし、その後川で体を冷やしてしまったのもいけなかったし、その日の夕飯に4日前に調理した豚肉を食べさせたのもいけなかったし・・・、とまあこんなところが考えられる原因だけれど、春先には体の調子をこわす犬が増えるそうなので、リックとベニーもそうだったのかもしれない。
どちらにしても「拾い食いはするなっ!」とは言いたいが。

2003年3月4日(金)
ベニーは少し症状が落ち着いてきたがリックは全然良くならない、相変わらずトイレが間に合わず本当に辛い(・・私が)。食欲はあるので心配はないと思うが、これでは家を空けることができないので仕事にも行けない。今日は獣医に行って整腸剤と抗生物質を出してもらった。この先生はなるべく薬を使わない方針のようで、今日もらった薬も作用の弱いものなのですぐに下痢が止まることはないそうだが、犬の体の事を考えればその方がいいと思う。しばらく家中を拭いて回る日々が続きそうだが仕方ないだろう。

療法食今犬たちが食べているのはこの缶詰、たいへんに消化吸収しやすく作られているのでお腹の弱い犬にも良いらしい。
これを2匹で一日3缶を朝晩2回に分けてあげている、普段の食事と比べると非常に量が少ないので犬たちは不満のようだが、食事の用意が大変に楽になって私はちょっとうれしい。でもいつまでもこれだけじゃかわいそうだよね。


2003年4月6日(日)
ベニーのウンチが固まった。リックもあと一息の感じになってきた、やれやれだ。
今日は上田市にベニーの東京のママが来ているので会いに行ってきた。いつもベニーのことを気にかけている東京のママ、3年もの間かわいがって飼っていた犬なのでそれは心配だろうと思う。本当はもっと沢山会わせてあげたいのだけれど、遠く離れているためなかなか機会が作れず寂しい思いをさせてしまっている。ごめんね。
しかし犬というのは薄情なもので、家に来てから半年以上過ぎたベニーは、もう東京のママよりも私の方を気にするようになっている。「これでいいんだよ。」と言ってはいたが、そりゃ寂しいだろう。今度は一緒にフリスビーでもできればいいね。

2003年4月8日(火)

冬の帽子 冬の間お世話になった帽子です。
この帽子のおかげでこの冬は耳がちぎれるような思いをしなくて済んだ。まさか自分がこんな帽子をかぶるとは若い頃は夢にも思っていなかったが、もう格好を気にしてはいられないのだ、厳しい信州の寒さの中に出て行くのにはこれくらいの装備は必要なのだ。 さすがに、人に見られると恥ずかしいので昼間はかぶったことはなかったけどね。


2003年4月10日(木)

リックとベニーが大変にくさい。
お腹をこわして以来、体中にそのにおいが染み付いてしまい取れないのだ。特にお尻まわりは大変なニオイ、思い余ってジョキジョキと鋏で刈ってしまった。もちろん思いっきり虎刈りだ。・・・・そこでまたまたMさん登場!
2匹の体調も良くなったので今日はシャンプーをしてもらった。今回は「徹底的にやらせて!」というMさんの希望でたいへんに念入りなシャンプーとなった。今までシャンプーの後は自然乾燥だったリックも今日は2人がかりでドライヤーをかけて、素晴らしい仕上がりになった。足やお尻の毛も整えてもらって2匹ともピッカピカになった、こうして見ると本当にキレイな犬達なんだけどね。


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2003年4月11日(金)
オーダーメード 初めてのオーダーメードの洋服が今日届いた。
暑くなってくると黒い毛のベニーにとって昼間の外出は大変に危険なものになる、あっという間に体温が上がってしまい熱中症になってしまうからだ。
夏になる前に日除けの洋服を用意しなくてはと思っていろいろ探していたのだが、既製品では気に入った物が無かったので、Mさんがいつも作ってもらっているというネットの洋服屋さんを教えてもらい頼んでみた。
私だって既製服しか来たことがないのに、犬たちにはオーダーメードか?と思わなくもないのだが、かわいい服の写真を見ているとあれもこれも着せたくなってしまうものだ。
今回は初めてなので2匹お揃いの白いTシャツにした、小型犬ならかわいい洋服も似合うだろうけど、リックやベニーの大きさになってしまうと似合いそうな物は限られてしまうね。
出来上がって来た洋服はさすがに測ったサイズで作ってもらっているのでピッタリだ、デザインもとても気に入った。お値段は普段私が着ているユニクロのTシャツの3倍位だったけど・・・。

2003年3月13日(日)
4月とは思えないくらいの暑い一日、アジリティの練習も暑くてすぐにバテてしまったので、川遊びに行く事にした。
去年さんざん遊びに来た穂高町の有明川にMさんを誘って行った、少し水量が多かったがこの暑さで川には沢山の人が来ていた、みんな考える事は一緒なのだろう。
人の居ない場所でボールを投げて遊ぶ。跳ねるボールをゴロゴロした川の石の上に投げつけると、あっちこっちと予想もつかない方向へボールが跳ねる。それを追いかけて石の上を走り回る犬たち、ちょっと乱暴な遊びだがこれは犬の足運びを鍛えるのにとても良い遊びだそうだ。
人間が考える以上に犬の運動能力は優れているのだろう、だれも足を痛めることなく上手に石の上を走り回ってた。たいしたもんだね。

冷蔵庫話は変わるが、手づくり食に変えてから我が家の冷蔵庫は常に満杯だ、特に肉類は一度にまとめて沢山買うので、それをストックしておくために冷凍庫がどうしても足りない。
それで今日はついに買ってしまった冷蔵庫・・・。
そんなに大きなものではないのだが、昔と比べると本当に安くなっていてびっくりした。これで我が家の冷蔵庫は3台になったのだが、2台分の冷凍庫は犬専用ということになるだろう。
ここに自分達のご飯が入っていると知れば、この冷蔵庫の扉を開けるたびに大慌てですっ飛んで来るんだろうな。

2003年4月15日(火)
道路をはさんで向かいの家の建て替え工事が始まった。
リックはこの家も自分のテリトリーだと思っているので、今日は一日中吠えっぱなしだった、勘弁してくれよって感じだ。
工事の人たちが出入りするのがものすごく気に入らないらしい、まさか工事が終わるまでこの調子じゃないだろうね。
リックはいったん吠え始めるとなかなか止まらないので、試しにこの前テレビでやっていた『茶筒に金物を入れて振る』というのをやってみた。吠え出した時にそれをジャラジャラと振ってみると、その音に驚いてピタッと吠えるのを止めた、あまりに効果てきめんでビックリした。まあ、いつまでこの効果が続くかは分からないけどね。

2003年4月16日(水)
予防注射登録昨日の夕方狂犬病予防の注射を獣医でしてもらってきた。
それで今日は役場に行って注射済みの鑑札をもらい、遅ればせながらベニーの住所変更(?)の手続きをしてきた。役場の担当の人は変わったばかりということで、手続きの方法がわからなかったらしく、結局3回も足を運ぶ事になってしまいちょっと頭にきてしまったが、これでベニーも晴れて三郷村の住人になったわけだ。

この狂犬病の予防注射は村でも受ける事ができる、村からお知らせハガキが来るので会場に指定された日時に連れて行けば、獣医に行くよりは安く予防注射が受けられるのだが、リックのような犬をそんな犬の沢山集まる場所に連れて行く事はそれこそ大迷惑行為なので、行きたくても行かれないのだ。
獣医で注射1本打ってもらうだけでも大騒ぎのリック、本当に困ったもんだ。

2003年4月18日(金)
最近の陽気はとても目まぐるしく変わる、寒いかと思えば急に暑くなったりで身体がついていかない感じだ。桜もいつ咲いて良いのか迷っていたのではないだろうか?
それがここ2、3日の暑さで一気に咲き始めたようだ、通勤途中に通る松本市の薄川の土手はあっという間に満開になってしまった。家の近所の桜もボチボチ咲き始めている、今年の桜は寿命が短そうな気がする。

2003年4月19日(土)

食べられない石鹸最近使い始めたこの石鹸『アレッポ地方のガール石鹸』。エキストラバージンローレル+オリーブオイルだけで作ったというこだわりの石鹸だが、これが大変に気に入ってしまった。
ご覧の通りのきたない茶色で、匂いはとても石鹸とは思えないヘンなにおい、時々木の枝のようなものが混じっていて、泡立ちもあまり良くない、さらに値段が1個800円もして普段使うにはちょっと高い。
何それ、じゃあいったいどこが気に入ったのよ、と思うでしょ?
それはね、リックに食べられない石鹸だからなのさ。
今までリックの石鹸食いにはさんざん苦労してきたけれど、この石鹸はよほど好みに合わなかったらしく、そこら辺に転がしておいても絶対に食べない。これでお風呂場の入り口にバリケードを立てる必要もなくなって、出入りもとても楽になった。なので、これからも色々な部分を我慢してこの石鹸を使っていこうと思っている。


2003年4月20日(日)

何のお花見?山梨県の一宮町『桃源郷』に行ってきた。
あいにくの雨模様だったが、一面に広がるピンクの桃畑は本当にきれいでうっとりしてしまう。ここには最近仲良くしてもらっているあの人の実家がある、ずうずうしくもその実家にお邪魔して散々食べたり飲んだりさせて頂いた。私は実家のお母様や妹さんにすすめられるまましこたま飲んでしまい、その後桃畑の中をみんなで散歩した時にはカメラを忘れて、せっかくの桃の花の写真が一枚もないという大失敗をしてしまった。帰るときに慌てて撮った写真にはきれいな椿の花が写ってはいるが、桃畑の中の写真を見てもらいたかったなぁ。


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2003年4月22日(火)
桜の見ごろ 久しぶりに晴れて風もなく穏やかなお天気、近所の梓川の土手の桜がちょうど見頃を迎えていた。
この土手からは雪の残る北アルプスの山々も大変きれいに見えるので、アマチュアカメラマンの人達が大勢撮影に来ていた。誰でもこの景色を見たら思わずカメラを構えたくなってしまうだろう、こんなに良いお花見スポットもあまりないと思う。犬を飼う前には桜が咲いてもその下を歩いたこともなかったのに、今は犬たちと一緒に色々な場所で桜の下を歩く事ができる。本当にしあわせだ。

2003年3月23日(水)
水大好きベニー 桜の開花とともに農業用水路にも水が流れるようになった。
『リック公園』の水車も回りはじめて池には水がたっぷり入った。そしてベニーの水遊びも始まっちゃったね。
どうしてこんなに水の中が好きなのか?と不思議に思うほどベニーは水の中に入るのが好きだ。とにかく隙を見つけてはドッボーンと飛び込んでしまう、止めても叱ってもお願いしてもぜんぜん聞いてもらえない。何度も何度も入ったり出たりを繰り返しているのだ、ひとりで。きれいな水ならいいんだけどね、きたない水の中に入られてしまうと後が本当に大変なのだ、その事をちっとも分かってもらえないのが悲しいよ。

2003年4月24日(木)
ターフ 毎月『ガルヴィ』というアウトドア雑誌を買っている。
きっといつの日か実現するであろう、憧れの犬連れキャンプの為にダンナが一生懸命に勉強をしているのだ。かれこれ1年以上も勉強を続け、さまざまな道具を買い込み、もういつでも本番OKの状態なのだが、いったいいつになったら実現するのであろうか?
そろそろ「キャンプ道具購入禁止令」を出そうかと思うほど家の中にはキャンプ道具が溢れかえっている。なのに、また買ってしまったのね・・・・。
メッシュスクリーンのついたタープはキャンプだけでなく、アジリティなどの競技会でも使えるからって言うけど、その競技会だってまだ出場した事はないじゃん。やれやれ。

2003年4月26日(土)
理想の犬 「ケビン」は私の理想の犬だ。
『中川いさみ』という漫画家をご存知だろうか、あまりコミックを読まない私だがこの人の漫画は本当に面白いと思う。いろんなキャラクターが登場するのだが、『ゴムテ』という本の中の「ケビン」を見た時には感激してしまった。
前々からリックやベニーには一人で散歩に行ってくれないものか思っていたのだが、見事にケビンはそれをやっていたのだ。しかも2足歩行でちゃんとうんちも拾って帰る。ひとりでタバコも買って来るし、テレビゲームもできる。飼い主に不満があるとペットショップのケースの中に自分で入ってみたり、可愛がられているよその犬とすり替ったりもする。とにかくメチャメチャ面白いのだ。機会があったら是非読んでみてね。

2003年4月27日(日)

須砂渡今日は久しぶりに『須砂渡渓谷いこいの森』に行ってきた。
去年の夏にはよく来たのだが、ここは人の少ない季節には猿がウロウロしているので、リックを連れて来るのはとても危険なのだ。猿大好きなリックは猿を追って山に入ってしまうとしばらく帰って来ないからね。
そろそろ気候も良くなって訪れる観光客の姿も多くなり、山菜取りの人達もだいぶ入っているので猿も近くには下りてこないようだ。去年は猿の溜まり場になっていて、猿を追いたいリックと激しいバトルを繰り広げた、思い出深いダム湖前広場まで行ったが、ひとつ大人になったせいか落ち着いたもので、いつも通りのボール遊びまでできて少し拍子抜けしてしまった。


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