【2歳2ヶ月】その1 その2へ その3へ |
2003年3月1日(土) |
Uさんが『愛犬ジャーナル』を見せてくれた。先月出場した「犬ぞリフェスタIN妙高池の平」の記事が出ていて、リックとベニーの写真も載っていたのだ。感激だ!。 今まで『愛犬ジャーナル』という雑誌がある事は知ってはいたが、本屋さんでは売っていない為買ったことがなかったのだが、こうなったら年間購読を申し込むしかないだろう!と、すぐに近所の本屋さんに走った私。とりあえず今月号はベニーの東京の家族にも送ってあげるように2冊注文、その後1年間の年間購読を申し込んできた。 この雑誌は各種ドッグスポーツの大会の記事が中心で、しかも写真がとても多い。今はまだどの写真を見ても知っている人や犬はいないが、これからどんどん大会に出場するようになればきっと知り合いも増えるだろう、そうなるとますます雑誌を見るのが楽しみになるはず、もちろんリックやベニーの写真もまた載るだろう・・・・。なーんて、楽しい想像をふくらませているが、次回の大会出場はいったいいつになる事やら? |
2003年3月2日(日) |
お天気もよく暖かな日曜日、毎度おなじみの海洋公園でアジリティー練習。今週もまた非常に練習熱心なリック、いいぞいいぞ。 まあ熱心なのはいいんだけど、ベニーが練習している時に黙って見ていられなくて、ガウガウ吠えるのは止めて欲しいな。うるさくて大迷惑、しかも恥ずかしいからさ。 |
2003年3月6日(木) |
Mさんがワンちゃん連れで遊びに来てくれた。 リックの事を好きだと言ってくれるたいへん奇特なMさんだが、今日はノーリードにしてもらえないリックと一緒に公園を何周も走ってくれたので、リックは大喜びだった。あのスピードで走るのはすごい!私には到底できませーん。 Mさんに「リックの体が締まったね」と言われる、手作り食に変えたのが良かったのだと思う。フードを食べさせていた頃は、一日350グラムしか食べさせていないのに、ちっとも痩せなくて困っていたのだ。家庭犬としては標準的な体重だが、スポーツをさせるにはあと少し痩せた方が足に負担がかからなくて良いだろうと獣医さんにも言われていたのに、その「あと少し」が全然落ちなかった。フードの量を少しづつ減らしていたが、これは人間の方がけっこう辛かったものだ、今はたっぷり食べさせているのに自然と痩せたので本当に嬉しい。 非常に犬扱いの上手いMさんは、様々な技術を持っている。トリマーとしてもやっていけるのでは?と思うほどカットやシャンプーも上手だ。今日はベニーの足の裏の毛をカットしてもらい、ずっと気になっていた肛門腺を絞ってもらった。ベニーのお尻の辺りはいつも何となく臭いのでずっと気になっていたのだが、何度トライしても私では肛門腺を絞る事が出来なかったので、それは驚くほど溜まっていた。こりゃあ臭いわけだ。やはり定期的に絞らなくてはいけないだろう、何とかコツを覚えて自分でも絞れるようにならなくては。 |
2003年3月7日(金) |
おいおい、いいかげんにしてくれよ!また雪かよっ! |
2003年3月8日(土) |
手作り食にして痩せたのはリックだけでなく、ベニーもやはりひと回り細くなった。何だか顔も尖ってきたような気がするので、先日ダンナと「ベニーは少し痩せすぎたのでもう少し食べさせた方がいいね。」と話したのだが、きっとそれを聞いて「もっと食べなくちゃ!」と思ったのだろう、ベニーが昨日と今日で猫のごはんを3回も盗み食いした。キャットフードはかなりカロリーが高いというのに、どんぶり3杯を平らげてしまった。まったくもう、困ったベニーちゃん。 |
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2003年3月11日(火) |
昨日、今日と昼の散歩はお休み。そのせいか家の中での遊びが激しい、最近はあまり2匹でこうして遊ぶことは少なくなっていたのだが、やはりストレス発散になるのだろうか。 仰向けになったベニーの上に馬乗りのリック、うーん、君たちは犬だからいいかもしれないけれど、人間だったらその格好はちょっと大変なことだよ。 |
2003年3月14日(金) |
テレビ東京で夜7時から放送されている『ポチたま』。いよいよ今夜は先月の「犬ぞりフェスタIN妙高池の平」での様子が放送されるというので、夜の運動の時間を遅らせてダンナと二人でテレビの前に座った。もちろんビデオの準備もバッチリだ。 家の犬たちが取材されたわけでもないのに、どうしてこんなにドキドキするんだろう?と思いながら見ていると、まさお君がコースから脱走するシーンでダンナとリックがちらっと映っていた。・・・・それだけ。あとは表彰式会場で私達が少し映っただけだった。 こんなに真剣にテレビを見た事はないだろう、あの日の楽しかった気分がまた蘇ってとてもいい時間だった。いつかはテレビの取材が来るような活躍ができるといいけれど。 |
2003年3月16日(日) |
アジリティの道具にはたくさんの種類がある、その一つ一つを全部練習しなくてはいけない。先月の雪上アジリティでリックは見たことのない『ソフトトンネル』にビビッてしまい、その後はもうメチャメチャになってしまった。すべての道具を一度は経験させないと大会に出場することはできないだろう。 ・・・っていうんでダンナが作った『ソフトトンネル』。 元々日曜大工などの工作が好きな人だが、このアジ道具作りはピタッとはまるものがあったらしい。何を作っても非常に上手にできていて感心してしまう。『シーソー』もすでに完成しているようだし、あと残すは『Aランプ』などの大物だけとなった。 しかしこういった道具を全部積んで移動するとなると、やはり次の車はトラックということになってしまうか?それはちょっと勘弁してほしいな。 さて、このダンナの作ったハードルを見て「ぜひ、教えてくれ。」という人が出現、(よく登場するMさんだけど・・・)今日は一緒に材料を買って作り方の指導をするという事になった。アジ道具は専門店で買えばかなりの値段するので、たいていの人が自作の道具を使っているようで、ホームページなどを見ていると、人それぞれ千差万別の道具を作っているので面白い。 うちのハードルは「軽量・コンパクト」という優れた特徴を持っているが、強い風が吹くと倒れてしまうという欠点があり、そのため練習は常に気象条件に左右されてしまう。 しかしそれでも良いと言うので、お揃いのハードルを作ることに決定、カラーリングを変えて違いを出すという事だ。まだアジリティ練習は始めていないMさん一家だが、いずれは一緒にチームを組んで全国をまわって大会に出場できたらいいね。 ところで、以前にこのコーナーに書いた『カインズホームで売っていたボーダーコリー』の事だが、今日ハードル材料を買いに行ったところ、なんとまだ居たのだ。こんなに育ってしまえばもう売れないよな、って位に大きくなっていた。 たまたま駐車場でばったり会った知り合いが(この人もこのお店でダルネシアンを購入したそうだ)少し前に2日程家に連れ帰って気分転換をさせてあげたそうで、ものすごく良い子で、ボーダーにしては大人しいので飼いやすいのではないかと言っていた。早く新しいお家に迎えられる事を願っているよ、家ではやっぱりもう1匹は無理だからさ。 |
2003年3月18日(火) |
リック、クレイトの中でお漏らし・・・・。 間に合わなかったのだろうけどさ、昔を思い出したよ、小さい頃は本当に大変だった。今日のリックはお漏らしで足を濡らさないように気をつけて立っていたけど、昔はその上で平気で寝てたんだもんね、いやぁあの頃の事を思えば、今はなんて幸せなんだろう。 しみじみと感謝の気持ちがこみ上げてきた、成長してくれてありがとう。 |
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2003年3月21日(金) |
私ひとりで2匹を連れて散歩をする時には、常にハラハラドキドキしっぱなし。何が起こるかわからないので「のんびりお散歩気分」にはとてもなれないのだ。 今日だってずっと周囲の様子に気を配って、何とかあと少しで無事車に戻れるってところまで来たところで事件は起こった・・・。 この道は『拾ヶ堰』という川を挟んで両側に道があり、こちら側は舗装をしていない車道の横に自転車道があり、反対側は車は進入禁止のちょっとした公園になっている。 まっすぐで遠くまで見通せるので、犬連れの人を避けて反対の道を歩く事ができるところが気に入っているのだが、今日は反対の公園の入り口で工事をしていて人が何人もいたので通りたくなかった。それが悲劇をよんでしまったのだ。 前方から犬を連れた人が歩いて来るのは見えていたが、 道幅が広いのでなんとかやり過ごせるのではないか、と思った私が甘かったと思う。 車道の一番右端に寄って2匹を座らせようとしたが、前方の犬を発見してすでに興奮状態の奴らは、とても大人しく座るような状態ではなかったのだ。 力の限りリードを引っ張り「ノー!」と犬たちを制止しようとしたが、私の制止には耳も貸さず犬めがけて走り出してしまった。この2匹が同時に思いっきり引っ張るとそれはすごい力なのだ、引っ張られた私はパタンと前に倒れてしまい、それでもリードを離さずに頑張った為、そのままズルズルと引き摺られて、まるで「引き回しの刑」にあったかのよう。情けないけれどどうにも止まらないのだ。 車道の端にある縁石に引っかかってやっと止まった時には「これで何とかなる」と思いホッとしたのだが、ふと前方で立ちすくんでいる犬連れの人を見上げると目が合ってしまい、意外に若い男の人(平日のこの時間に犬の散歩をするにしてはという意味で)だったのを発見、「全部見られた!」事の恥ずかしさでカーッと頭に血が昇ってしまった。 困った顔で「ど、どうすれば良いですか?」と言うその人に、何とか起き上がり「だ、大丈夫ですから」と答えるのが精一杯だった私。 その人は来た道を引き返して橋を渡って反対側の道へと行ってくれた、そして遠くから「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた、何ていい人なんだ。 犬たちの気持ちも分からないではない、ただ歩くだけ、しかもリードを付けられているので好きなようには歩けない、そんな状態が楽しい訳はないだろう。 ボールやフリスビーを投げてもらう為なら多少のガマンもするけれど、楽しい事もないのにどうして大人しく歩かなくてはいけないのか!?きっとそう思っている事だろう。 そのストレスを犬や人やバイクに向けてしまうのかもしれない。散歩の仕方を変えるべきなのかも・・・、大怪我をする前にね。 |
2003年3月22日(土) |
昨日の事件で私の体は満身創痍だ、あちこちに擦り傷をつくり、筋肉痛で腕は上がらない。やれやれだ。 そんな事件があったからではないのだが、『傷害保険』に入った。前々からリックやベニーがもし他所の人に危害を加えてしまったらどうしようという不安があった。咬みつかないまでも、飛びついて転ばせてしまったら、吠え掛かってビックリさせて何かあったら・・・考えただけでも恐ろしい。 そんな事にならないように気をつけるのは勿論だが、もし不幸にもそんな事態が起こったら頼りになるのは保険でしょう。 治療費や慰謝料さらには弁護士費用なども対象になるらしい、最高1億円まで保障してもらえるタイプを3年契約にした。使わないで済むのに越した事はないけどね。 |
2003年3月23日(日) |
日曜日は海洋公園でのアジリティ練習、というのが定着してきた。この公園は日曜日の午前中は「ちびっ子ラグビー教室」のような事をしていて使えないので、いつもお昼過ぎから始めることにしている。 今日はダルネシアンのマリィちゃんも参加した。マリィちゃんはアジリティはベテラン、何をやってもとても上手なのだ。 うらやましい限りだがそれなりに悩みもあるようで、気分屋さんなのでその気になればすごいのだが、その気になってもらうのが大変なのだそうだ。 リックにしてもベニーにしてもそれぞれ違う悩みがある、本当に10匹10色なんだよね。 |
2003年3月25日(火) |
犬たちの食事は毎回クレイトの中で食べさせている。 ごはんの時間が何よりも楽しみな犬たちは、私がごはんの器を調理台の上に載せただけでもうウロウロソワソワだ。 盛り付けの間ハウスで待つようにと言っているのだが、ちゃんと待っているベニーとは違いリックは待てないのだ。どうしても気になって私の手元を覗きたくなるらしく、ハウスを出てキッチンに近づいてきてしまう。その度「ハウス!」と怒られるのだが、少しでもよく見える位置に居たいとの思いからであろう、すばらしい技をあみ出した。 それがこの写真の『片足ハウス』だ。「ハウス」と言われる度に後ろ足を片足だけハウスの中に入れる、どれか1本でも入っていればいいだろ?というユニークな考え方である。ユニーク過ぎて見るたびに笑ってしまうよ。 |
2003年3月27日(金) |
最近とても仲良くしてもらっているMさん一家、今日も一緒に遊んでもらった。 『平瀬緑地』でわらわらとMさんのまわりに集まる犬たち、Mさんは犬と遊ぶのがとても上手なのだ。 さらにシャンプーやカットも大変上手い、今日は家に来てもらってリックとベニーのシャンプー&カットをしてもらった。ベニーの肛門腺も絞ってもらい、お尻のまわりの臭い毛もカットしてもらった。お抱えトリマーさんができたようで大変心強い、Mさんも「ベニーのお尻は任せて」と言ってくれている、ありがたいことだ。 |
2003年3月31日(月) |
朝起きて1階に下りて来たら何だか部屋の中が臭い、どうしたんだろう?と思って犬たちをクレイトから出してびっくり、ベニーが大変な事になっていた。 お腹をこわしたのだろうか、クレイトの中にはけっこうな量のウンチが、そしてベニーの体にもそこらじゅう黄色いシミだ。 慌てて庭に出して点検するとこれはもう洗うよりしょうがないと判明、月曜日の朝っぱらから犬のシャンプーをすることになってしまった。 この前Mさんにシャンプーしてもらったばかりなのになぁ、と思いながらベニーを洗い、その後クレイトを洗い、中に敷いてあるすのこを洗い、部屋の床を洗剤で拭き、と朝からしっかり働いてしまった。 今日はベニーには前に使っていたハウスを使ってもらおう、何だかシュンとしていてかわいそうなベニー、どうしてお腹をこわしたんだろうか。 |