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【9ヶ月】その1       その2へ    その3へ
2001年10月1日(月)
あちこちのホームページを見ていて、フードの重要性を再認識。 狂牛病問題などもあって、無関心ではいられない気持ちになる。
今までリックには『ソリッドゴールド』のドライフードを食べさせていて、「普通のよりは良いだろう」と何となく思っていたが、調べてみたらもっと良さそうな物が沢山あるではないか。 家では犬も猫もドライフードだけに頼っているので、出来るだけ体に良い物を食べさせたい。食いしん坊のリックはどこのフードでも大喜びで食べるだろうから、今回はフードを変えてみよう。
ということで『ナチュラルハーベスト』のパピー用フードを注文してみる。猫用は『ナチュラルバランス』のものにしてみた。ついでにリックのビスケットも注文。
2001年10月2日(火)
サイクリングロード 『やまびこサイクリングロード』今日は今まで行ったことのない場所を走る。リックを連れて初めての道を走る時にはものすご〜く緊張するが、今回は事前に「犬チェック」をしたので安心だ。
秋晴れの中北アルプスに向かって走るのはとても気持ちがいい。田舎に住んでいて本当に良かったとしみじみ思う。
どんどん走っていくと、先には何回もリックを連れて来た隣村の公園があった。この道がここに続いているとは知らなかった。この次は公園にも寄ってみよう。
2001年10月3日(水)
フリスビー 【なるべく二人揃ってリックと遊ぼう計画】を立てる。
昼は私ひとり、夜はダンナひとりでリックと出かけているが、ひとりだと出来ない事があるので、二人揃って遊ぶ時間を作ろうと、今日は薄暗くなってきた中『リック公園』に出かけた。フリスビーはリックが大好きな遊びだが、Kさんからは「欲が出るまでは1回しか投げちゃだめ」と言われている。好きだからと何回も同じ遊びを続けてしまうと、犬の遊びたい欲がなくなってしまうという。・・とは言われているが、久しぶりの公園でのフリスビーは、リックだけでなく私達もものすごい楽しい。結局やめられずに何回も何回もやってしまった。
2001年10月5日(金)
自転車引き 案の定だった。二日続けてフリスビーを好きなだけやってしまったら、今日は見向きもしない。
なるほどこういう事だったのか、と二人とも納得。体験してみないと分らないものだ、これからはフリスビーは1日1回だけにしよう。今日は土手を自転車で走って帰ることにする。
2001年10月6日(土)
クリッカー 『クリッカー』が届く。ホームページで見て、注文しておいた物だ。 良さそうな物は何でもやってみよう、と節操のない私たちは次々といろいろな物に手を出してしまう。 クリッカーを鳴らして同時におやつをあげる。クリッカーの音が鳴ると良いことがあると、犬に覚えてもらうのが大事だそうだ。今日はおやつを沢山食べられて大満足のリック、クリッカーには好印象を持ったようだ。

山のリック午前中、山のキャンプ場へ行く。夏場は人でいっぱいのこの場所も今は来る人もなく寂しいくらいだ。人が居なくなったかわりに野生の猿が沢山来ている。沢沿いの遊歩道を歩いていると、猿の鳴声があちらこちらから聞こえる。私はとても怖い、なのにリックは猿を追って山の中に入りたくてしょうがない。お願い!ひとりにしないで、と今日は我慢してもらった。

2001年10月7日(日)
滑り止め休みの日はダンナは早起きしてリックとお出掛け。今日は山や公園をさんざん歩いて回ったようで、お昼まで帰って来なかった。さすがのリックもバテバテだった。
リックは階段の上り下りがとても下手だ。猫と違って爪を立てることが出来ないのに、大急ぎで降りてくるので何度も滑り落ちている。大怪我をする前に対策を・・・と階段の滑り止めをつけた。これも通販で買ったもの。見た目がすごーくかっこ悪いが、かわいいリックの為に我慢するか。
2001年10月9日(火)
リックの食い意地にはまったく困ったもんだ。
昨夜から今朝にかけて何度も吐いて、お腹もピーピーのリック。原因はすぐに分った、生栗の食べすぎだ。 食べた数が普通じゃない、10個も20個も栗の皮が出てきたのだ。こんなに食うなよ!
ダンナに聞いたら、昨夜の散歩の時真っ暗な中どこかへ行ってしまい、しばらく戻って来なかったので、その時に食べたんじゃないか、と言う。昼間その辺りを歩いてみたら確かに大きな栗の木があり、木の根元にイガの山があった。収穫した跡に残っていた栗をがっついて食べたんだろう。 さすがに日中はずっとおとなしく寝ていた。でもリックのすごい所はこんな日にも朝晩のご飯は残さず食べることだ。お前のお腹はいったいどんな構造なんだ?
2001年10月10日(水)
久しぶりに朝からどしゃ降り、こんな日はみんなどうやって犬を散歩させているんだろう? 散歩は止めて家の中でいろいろやって遊んでみたが、どうしてもリックは納得してくれない。 仕方ないのでビニール袋をリックにかぶせて、私はカッパの上下に帽子をかぶり近所をぐるっとひと回り。 今まで犬に洋服を着せるのは間違っている!と思っていたが、こんな時の為にレインコートが欲しくなって、カタログを見てみる。
結構みんなかわいい!ぜったい似合わないとは思うけどさ・・・。
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2001年10月12日(金)
馬羅尾高原 松川村『馬羅尾高原 清流の森』に行く。 以前にKさんから教えてもらった場所だが、ひとりで行くのは初めてなのでちょっと不安。
ここは山の中にトレッキングコースが沢山あり、リックを連れて歩くのにはちょうど良い。平日ということもあって人もほとんどいない、リードを離して『こぐまの小径』を歩く。
軽いトレッキングコースと思っていたらそれが大間違い、ちょっとした登山コースではないか。リックは足取り軽く登っていくが私はゼイゼイ言いながらやっとこさ登る。こういう場所ではリックは本当に楽しそうだ。毎日連れてきてあげられれば良いんだけどね。
2001年10月13日(土)
庭木の剪定に職人さんが二人来てくれる。リックは家の庭に知らない人がいる、ということが気に入らなくて、吠えること吠えること。外に出して挨拶してもらって少しはおとなしかったが、長い脚立やほうきなどを持って歩くのを見たらまた吠えて止まらない。
警戒心がものすごく強いのだろうか? 前の道を通る人にも吠えるし、隣近所の家に来る人にまで吠える。隣組の防犯会長にでもしたい位だ。
2001年10月14日(日)
かもしかの丘 晴れ、朝8時出発でまた『馬羅尾高原』に行く。今日は飲み物やおやつも用意して本格的に歩くつもりだ。 『さるの小径』『こぐまの小径』『水芭蕉の小径』『かもしかの丘』など2時間かけて歩く。この他にもまだ何箇所かの小径があり、キャンプ場もありきれいな川や池もある。また何回も来たい場所だ。
2001年10月15日(月)
今日は久しぶりに以前よく行っていた川原に行ってみる。その頃はリードを離して自由にさせていたが、今日は「つけ」で歩く。リックはそこそこ「つけ」が出来るようになっている。なんてお利口になったんだろう、としみじみ感慨にふけっていたら、夜私のベットの上でおしっこをした。「オーマイゴッ!」布団も毛布も全滅だ。
昼間生まれて3回目のシャンプーをしたのが気に障ったのか・・・?
2001年10月16日(火)
おもちゃ おもちゃを何種類か買ってきた。木でできたダンベルは細かく引きちぎって食べてしまい、しかも吐いたので取り上げる。
一番気に入ったのが写真のモノ。「チューイン・クリーンボール」ワンちゃん喜ぶベーコンの香り付である。獣医師も推奨するデンタルグッズで、丈夫で壊れにくく長持ちします。と書いてあるが、リックは一時間ほどで壊してしまった。でもその気に入りようは尋常ではなく、ご覧のように頭に帽子をかぶせてもその集中力は変わりません。・・・って偉くないっていうの。
2001年10月17日(水)
リックのレインコートを注文する。最初にイイと思ったのはお値段が1万5千円だ。「犬のかっぱに1万5千円!?」とダンナからクレームがつく。その30分前にはユニクロで9千9百円のダンナのジャンパーを注文したばかりだ。そりゃあ面白くないのも無理ないか。 他を探して7千9百円のレインコートにする。やれやれ。
2001年10月18日(木)
また違うペットフードを買ってみた。今回は『ナチュラル・ナース』という物だ。ちょっとハーブの香りがして癖があるように思ったが、リックはおかまいなしにぺろりと完食。
どこのメーカーも品質には自信があるようで何を基準にして選んだら良いのか迷ってしまう。中には「完全オーダーメード」なんてメーカーもあり、ここのフードをリックに食べさせた場合、1ヶ月3万5千円もかかる。そりゃ、あんまり贅沢ってもんでしょう?
でも世の中には犬の食費にこんなにかけてる人も居るんだよね・・・・、複雑な気分だ。
2001年10月20日(土)
せっけん リックに石鹸を食べられた! しかも200gの大きさのをまるまる1個だ。こんな物が美味いのか? この前もお風呂場のトリートメントとクレンジングクリームを食べて、お口の中から『フローラルの香り』がした時があったが、こんな物ばかり食べて体は大丈夫なんだろうか、とっても心配。今日から洗面所とお風呂はリック立ち入り禁止だ。
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2001年10月21日(日)
リック『玉ねぎ中毒』になる。食い意地がはっているからこんなことになるんだが、夕べ私達が目を離した隙に夕飯の残りの豚丼を食べてしまったのだ。玉葱も少し入っていたがすべてきれいに平らげてあった。 玉葱はまずいんじゃないか、と心配していたら夜中の3時に「ジョォーーー」の音で目が覚めると、寝室でおしっこをしているではないか。その後1時間おきにおしっこだ、外に出すのも間に合わない位。結局朝までには家の中いたる所でされてしまう。動物病院に電話してみると、これは中毒症状で時間がたてば治るから来院しなくても良い、と言われる。さすがに本人も具合が悪いようで今日は1日家で大人しくしている。せっかくの日曜日なのに遊びにいけなくてがっかり。
2001年10月22日(月)
レインコートデビュー 曇り空の下いつも通りに朝のお散歩に、しょっちゅうおしっこポーズをとっている。家の中でも2回失敗する。困ったねえ。
夜、雨降りの中レインコートデビュー!ものすごく嫌がるかと思っていたら、大人しく着せてもらっていたんでびっくり。
これならコスプレもできるかも・・・・なんていけない事を考えたりして。 どう、イケてる?
2001年10月23日(火)
おもちゃ リック用手作りおもちゃ第2弾!
いつもひっぱりっこの時にはロープを結んだような物を使っているが、リックの激しい噛み付きにすぐに駄目になってしまう。しかも結構値段も高く、種類も少ない。そこで手作りに挑戦してみた。綿100%のロープを買ってきて、適当に結んでおしまい。早い、安い、面白い、と言うことなしの出来だった。
2001年10月24日(水)
リックのおしっこの調子が一向に良くならない。心配なので今日は医者に連れて行った。特に問題はなく時間が経てば自然に治るそうだが、念のために注射2本と飲み薬5日分を出してもらう。体重を量ってもらったら24キロちょうど。前より減ってる、もっと食べさせた方がいいのか?
もらった飲み薬は2種類、どちらも錠剤だがこれをリックに飲ませるのに、バナナに埋め込んで食べさせる方法をとってみた。これから5日間朝晩バナナが食べれる!もちろんリックは大喜びさ。
2001年10月26日(金)
今日は少し遠出をして『明科町 長峰山』まで行ってみた。リックが来てから行動範囲がグッと広がった気がする。ここはハングライダーなども出来るようになっていて、とっても眺めが良い。しかも平日のせいか人もほとんどいない。頂上付近の遊歩道をブラブラしていると、リックが藪の中に入って何かとても臭い物を首の辺りにくっつけてきた。その時にはてっきり牛か馬のう○○かと思い慌てて水道でジャブジャブ洗ったが、後で考えたらあんな場所に牛や馬が居る訳がない、多分『銀杏』だろう。帰りの車の中も、ものすごーく臭かった。
2001年10月27日(土)
夜ダンナがリックを触っていて「何かできてる!」と大騒ぎ、肩のあたりにしこりがあると言うので私も触ってみると確かに何かある。「毛玉じゃないの?」と思ってよく見てみると、なんと『ダニ』だった。 たっぷり血を吸って体の大きさは松の実ほどもあった。どうりでリックがソワソワしていた訳だ。しょっちゅうぴょんぴょん飛び跳ねるような事をしていたので変だと思っていたが、ダニがいたなんて・・・・・。 きっと昨日の山から付いて来たのだろう、生まれて初めて見たよ。
2001年10月28日(日)
光城山 最近インターネットで『遊歩道』を検索していろいろ調べている。 世の中にこんなにたくさんの遊歩道があるとは知らなかった、って程いろんな所に遊歩道はあるようだ。 なるべく近くて、リック連れでも行けそうな場所を何箇所かピックアップ、 今日はその中のひとつ『明科町 光城山』に行ってみた。
ここは家から車で30分位の場所で、山一面に桜の木が植えてある。当然桜の季節には人がわんさか訪れる山だが、今の時期に出掛ける人はいないようだ。気軽な気持ちで行ったのだが、ものすごい急勾配の登山道と言ってもいいような道で、私はすっかり参ってしまった。リックは絶好調で『登山犬』の称号を与えたいくらいだった。
2001年10月29日(月)
やけ リックのおしっこの回数がちっとも減らない。今日は家の中で数え切れないほどしてしまう。薬の作用なのか?特に吠えた時には我慢できなくてチョッと出てしまうようだ。「ワン、チー」のリズムだ。 かわいそうなので叱れないが、ホントに参ってしまう。今日で薬が終わったのでこれで良くなればいいんだけど。リックも面白くないのだろう、猫用ベットをバラバラにして憂さ晴らしをしていた。
2001年10月31日(水)
今日はインターネット検索で見つけた松本市の『東城山 遊歩道』に行ってみたが、散々だった。 リックは吠える犬に非常に弱い。黙っている犬に対してはやっと少し我慢できるようになってきたが、吠えられたらもうどうしようもない。首の後ろを引っ張ってどんなに大声で叱っても、「オレ行く!」モードを変えられないのだ。今日は登り始めたところですぐ近くから犬に吠えられてしまい、急な斜面を物凄い勢いで下っていこうとするリックを、命がけで反対斜面に引きずり下ろし、やっとの思いで車に押し込んだ。これだけで3日分のエネルギーを使ってしまった位ヘトヘトになる。どうしたら直るのだろうか・・・?
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