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初めての犬連れキャンプ ◇Vi−Bridge自然キャンプ場◇
2003/5/3(土)〜2003/5/5(日)


思い起こせば去年のゴールデンウィークには、買ったばかりのテントを家の庭で張ってささやかにキャンプ気分を味わっていた私たちでしたが、ついに今年のゴールデンウィークは本物のキャンプをしてしまいました!
憧れの犬連れキャンプ実現まで苦節一年、いよいよこの日が来たのです、もう嬉しくてたまりません!!!。
テントで泊まる本格的なキャンプなんて今までしたことがあっただろうか?生まれて初めての体験となった今回の2泊3日のキャンプ生活、あまりに楽しすぎてキャンプが病みつきになりそうです。
そんなキャンプの様子をご覧下さいね♪


写真が少ないのです、もっと撮っておけばよかった・・。


やっぱり一番大事なのはキャンプ場選びでしょう、これに失敗すると元も子もありませんからね。突然決まった連休だった為ゆっくり選ぶ時間がなかったのですが、『犬連れでも気兼ねなく楽しめる場所』というのを最優先してキャンプ場選びをはじめました。
最初は近場のキャンプ場にする予定でしたが、あまり気に入った場所が見つからなかったので、インターネットで探しました。いちおう全国オートキャンプ場ガイドという本も買ったのですが、やはりネットの情報量にはかなわないですね。
しかし、どのキャンプ場を見ても本当に良いのか悪いのかは分からないもので、本当のところどうなのよ?というのはやはり行った人の感想を聞かないと駄目でしょう。 そこで思い出したのが、ずっと前にどこかのホームページで見た「犬を連れて行ってとても楽しかったキャンプ場」という事でお気に入りに入れてあった『Vi−Bridge自然キャンプ場』でした。長野県南佐久郡川上村にあるキャンプ場です。
同じ長野県内とはいっても山梨県との境なので少し遠いのですが、実際に行った人が良かったと言っているんだから間違いないだろう、という事でそこに決定しました。メールや電話での問い合わせにも大変親切に対応してくれて、行く前から印象はGOODでした。


5月3日(土)朝7時半出発で川上村を目指しました。今回はMさん一家と我が家の2家族、人間4人犬5匹というメンバー構成です。

スキッと晴れた空の下、到着したVi−Bridge自然キャンプ場は予想以上に広かった、そして真夏のように暑かった。
キャンプ場広いでしょ?ね、広いでしょ?
隣のテントとの間隔は優に300メートルはあろうかという程で、緩やかな斜面になっているので上のテントの人の姿はほとんど見えません。
これでもこの連休はかなり人が入っているという事なのです、どこにそんなに人がいるのか?と思うくらいですが、それだけここが広いということですね。

ご覧のようにサイトが決っていないので、どこでも好きな場所にテントを張ることができるのがここの特徴です。初めての私たちは場所を決めるまでウロウロと場内を走り回りましたが、何度も来ている人達はそれぞれお気に入りの場所があるようでした。中にはバンガローを建ててしまったという人もいると聞いて、そんな事もできるの?とビックリしてしまいました。テントよりも居住性が良いので、管理費等を支払って置いて貰っているという、個人所有のバンガローが何棟もありました。そうなるともう別荘感覚ですよね、いいなぁ。


ここが陣地まずは自分達のサイト作りですが、とりあえず2台の車の間にタープを張りビールとホットサンドで昼食です。今回人間のご飯の写真は一枚もないのですが、このホットサンドは大好評でした。昨夜のうちにサンドイッチを作って持ってきたのであとは軽く焼くだけで出来上がり、沢山持ってきたので次の日の朝食にもなりました。

犬の水遊び次に、あまりに暑いので犬たちに水遊びをさせました。このキャンプ場を流れる川の水はそのまま飲料用になるという大変にきれいな水です、犬が入ってもいい場所は決められているのでそこに連れて行きました。けっこう冷たい水でしたが犬たちは大喜びで水の中に入り散々遊びました。暑いので他のワンちゃん達も次々にやってきてここは大賑わいでした。


このVi−Bridge自然キャンプ場は、はっきりしたポリシーの元に運営されています。なるべく自然をこわさずそのままの姿で残したキャンプ場作りをしているので、申し込みの時には「他のキャンプ場のようなコンビニエンスはありませんが大丈夫ですか?」と聞かれました。
水道は入り口付近にあるだけ、トイレは入り口付近に普通のトイレがあり、あとは敷地内に仮設トイレが一箇所あるだけです。
ゴミはすべて持ち帰り(もちろん犬のうんちも)、洗い物には合成洗剤は使用禁止、発電機、カラオケ、花火、直火は禁止です。キャンプ初心者にはちょっと難しいキャンプ場だと言えるかもしれませんが、何しろ私たちは初めてのキャンプなので、比較するものがない為、こんなもんかなという程度で特に不便とは感じませんでしたし、そのポリシーはとても共感できるものだと思いました。
それよりも、広い敷地の中で隣に気兼ねなく犬と一緒にのびのび過ごせるというのがとっても気に入りました。ゴールデンウィークという事で犬連れの人達も大勢来ていたのですが、それぞれが他の人達の迷惑にならないようテリトリーを守って過ごしていたので、犬同士のトラブルなどもありませんでした。

日中の暑さが嘘のように日が落ちたとたんに冷え込んできて、夜には真冬の寒さになっていました。あまりの寒暖の差にビックリしましたが、標高1500メートルの高地ならではの気候なのでしょうか。
夕飯には火を焚いてお決まりの焼肉を食べ、降る様な星空の下を犬を連れて散歩しました。こんなに沢山の星を見たのは初めてでした、手を伸ばせば届きそうなくらい空が近くにありました。
サイト全景 そして初めてのテントと寝袋での一夜、初めて使ったテントの居住性はとても良かったですが、リックもベニーも慣れない場所で落ち着かなかったらしく、ウロウロと動き回っていたので私もよく眠れませんでした。私は気がつかなかったのですが、夜中にカモシカの鳴き声が聞こえたそうです。


今回のキャンプで一番いい思いをしたのは犬たちでしょう。何しろテントの外はすべて遊び場なので、朝起きたらすぐにボール投げをしてもらい、昼はきれいな川で水遊びができて、夜は暗くなるまでまたボール投げ。
朝一番でボール遊び昼は水泳

さらにご飯もいつもよりグッと豪華でしたよ。
今回のキャンプでは私が人間のご飯を担当し、Mさんが犬のご飯を担当してくれたのですが、家で食べるのと違うご飯に犬たちは大喜びでした。
焼肉の残りの牛タンも食べさせてもらっちゃいました。

ダンナはちゃっかりスラロームを持ってきていて、アジリティ練習もしていました。今度来るときにはハードルも持って来るつもりのようですが、管理人のワッシーさんにはアジリティ道具を全部置いていってもいいよと言われました。ここならアジリティ練習にももってこい、もう少し近ければ毎週通う事もできるのに、ちょっと残念ですね。
キャンプでもスラロームかよおそろいトリオ
3匹お揃いのTシャツなの、どう?可愛いでしょ。
暑い盛りの水遊びの行き帰りにはこれを着せて歩きました。冷え込む夜にはトレーナーを着せてと、けっこうオシャレも楽しんだキャンプ生活でした。


今回一度やってみたかった犬連れキャンプができてとても満足しました。
次にキャンプができるのはいつになるのか分かりませんが、ぜひまたここに来たい!
多分こんなに自然に恵まれたキャンプ場はどこにもないでしょう、犬連れでこんなに楽しめるキャンプ場もきっと他には無いと思います。
車で15分位走れば大型スーパー「ナナーズ」があるので、食料品などはそこで現地調達できます、今度来るときには今回のように何もかも持って来なくてもいいでしょう。大騒ぎであれもこれもと準備して、前日までにぐったりと疲れてしまった今回とは違い、次回はもっと気軽に来る事ができると思います。

最後に・・・いろいろと親切に教えてくれたワッシーさんとヤッピーさん、本当にありがとうございました。二人のとてもフレンドリーなお人柄がこのキャンプ場の魅力のひとつになっていると思います。これからも末永くこのキャンプ場を守っていってくださいね。

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