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タイヤ管理
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- タイヤはクラスによって、メーカー/サイズ等が指定されています。それ以外の物はレギュレーション違反になり使用(出場)出来ません。
- 練習走行は自由にタイヤを選択出来ますが、普段から指定タイヤで練習した方がレース時に戸惑いが無いと思います。
◆SLレースタイヤ指定表◆ |
クラス |
ドライタイヤ |
レインタイヤ |
使用ホイール |
カデット |
ダンロップ:SL98 |
ダンロップ:SL98 |
ドライ/レイン共
SL83用 |
SC |
ダンロップ:SL98 |
ダンロップ:SL98 |
SD |
ダンロップ:SL83 |
ダンロップ:SL94 |
SS |
ブリジストン:SL02 |
ブリジストン:SL94 |
ドライ/86用
レイン/83用 |
SP |
ブリジストン:SL02 |
ブリジストン:SL94 |
タイヤは概ね1SET(1台分4本) ¥24.000〜¥17.000位です。もちろん1本単位でも購入出来ます。
ここでは技術的な事より、保管方法を中心とした話をしたいと思います。
※メーカーの生産移行に因り、SL86タイヤからSL02に変更されます(該当レギュレーションをご確認下さい)
◆タイヤ保管方法◆
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ストレッチフイルム巻き状態 |
- レース用タイヤは毎回新品を用意したい所ですが、出費がかさみ大変ですね。
- 普段から保管方法に気を使えば2〜3回はレースに使用出来、練習でも良い状態のタイヤを使用出来ます。
- ◆タイヤホルダーが準備出来れば、タイヤがまとまり、持ち運びと保管に便利です。
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- 1.先ずレース(走行)後、エアーを抜きタイヤにストレッチフイルム(荷物用)を巻きます。
- (DIYショップで¥1.000位で購入できます。サランラップ等の食品用は薄いのでお勧めしません)
- 2.更に、紫外線からタイヤを守る為、黒のビニール袋(ゴミ用で可)又は専用のタイヤカバーを掛けておきます。
- 3.これを屋内(涼しく、湿気の少ない所)に保管しておけば完璧です。
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- 上記の状態で1年以上保管したタイヤ
- 多少の油分抜けは有るが、状態は良い
- まだトレッド面にゴミが張り付くほど
- (SL94/DL/フロント)
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新品⇒レース使用⇒保管⇒レース2回目⇒以降練習用に
- このようなローテーションでタイヤを使用すれば、お金も掛からず有効にタイヤを使える訳です。
- チーム員の中でもこのやり方の方がいます。(レースは毎回NEWタイヤ使用の方も・・・)
- 気になる戦跡ですが、性能差は殆ど感じることも無く?、表彰台に上がる方もいますよ。
◆タイヤの使用限界◆
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- トレッドの残山はエクボのような穴で判断します
- 新品を見て確認しておきましょう。
- 画像は1レース使用の物で、残り8〜9分です。
- (SL86/DL/フロント)
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- この穴が有る限り、トレッド面も残っていると言う事ですが・・・
- お遊びでカートを乗らない限り、最後まで使用することは無いと思います。
- 特に残り5分山位から性能/タイムが急激に落ちますので、練習の使用もためらう程になります。
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- ここまで(5分山)タイヤによって約200〜700LAP程です。
- 逆にタイムの出ないボロタイヤで、タイム出しをする練習する方法も有りますが・・・(早くなりますよ〜)
◆エアー圧SET◆ タイヤのエアー圧はタイヤグリップの変化を決める重要な要素です
- ・走行中タイヤを適正な温度まで上げる事により、最大のグリップを得る事が出来ます。
- 気温/路面状況/ステア特性において、その状況に応じた調整が必要になります。
現象 |
対処 |
備考 |
気温(路面)が低い時 |
エアー圧を上げる(+0.3kg/cm2を目安) |
発熱量を増やします |
路面グリップが悪い時 |
アンダーステア |
フロントのエアー圧を上げる |
あくまでも軽減措置です |
オーバーステア |
リアのエアー圧を上げる |
- ・レース時は概ね、1/2〜2/3周回した所でベストが出るエアー圧に調整します。
- タイヤの「タレ」が激しい方はエアー圧を落としすぎるより、リアシャフト「ソフトタイプ」の使用をお勧め致します。
- (逆にタイムトライアル時は、早く発熱させ最大グリップを得たい為、高めにSETします)
・SL83タイヤは一般的にエアー圧は高めで(0.2〜0.3程)他のSETも発熱させる方が良い結果が出ます。
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