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2002年10月1日(火)
仲良しって、そこまであんた・・。 台風が来ている、それも戦後最大級とか・・。もちろん昼も夜もどっこへも連れて行かなかった。
幸いここら辺は風も雨も大したことなく、被害もなかったようだが、各地で建物が倒れたり送電線の柱が何本も倒れたりしたようで、本当に戦後最大級の台風だったらしい。
そんな台風の夜でも相変わらずの2匹、ベニーは何を考えているのかリックのお尻に顔をくっつけて寝ている。犬の嗅覚は人間の何倍とかいう話を信じられないのはこんな時だ。そこは臭くないのか?

2002年10月3日(木)
久しぶりに夜師匠のUさん一家が海洋公園に来た。
Uさんはいろいろな人から教えてくれと頼まれるので、あっちこっちに出かけていて大忙しで、なかなか一緒に遊んではもらえなくなっているのだ。リックもベニーも久しぶりにUさん家のワンチャン達と会ってうれしそうだ。ダンナは今までの練習の成果を見てもらおうと、張り切ってスラロームとハードルをリックにやらせていたが、人のいいUさんが大げさに褒めるものだから大喜びだ。「こんなに出来る犬はここら辺じゃ何匹もいないよ」なんて言われちゃって、頭から湯気が出そうな勢いで何度もやってみせていた。確かに前に比べたらずっと上手になっているけど、Uさんそりゃ言いすぎだって。

2002年10月5日(土)
ステッカー用撮影会 先月のエクストリームの大会を見学に行ったときに、車に犬の顔写真のステッカーを貼ってある車を何台か見かけて、ものすごくうらやましかったのだが、いろいろなHPを見ていてそのステッカーを作ってくれる所をついに発見してしまった。
さっそくメールで問い合わせてみると、何だかとても親切な方ですっかり気に入ってしまう。写真を元に等身大のステッカーを作ってくれるのだが、問題は元になる写真が上手に撮れるかどうかだ。そのために新しいデジカメも買って何度かチャレンジしてみたが、ほんとうに難しいと言う事がわかった。どうしてもじっとしていてくれないので、しまいには頭に来てしまった。
何とかこの2枚で作ってもらえる事になったのだが、貼ってもらうのは今月の27日、楽しみで今からドキドキしている。

2002年10月6日(日)
さよなら犬小屋 リックの為に様々な物を買ってきたが、一番失敗だったのがこの犬小屋だ。リックが4ヶ月の頃外飼いにしようかと考えていた時に選びに選んで買ったビッグサイズの犬小屋だったが、リックはついに一度もこの中に入ることはなかった。以来ずっと我が家のサンデッキの隅に置かれたまま、下駄箱代わりに使われていたが、この度やっと貰い手が見つかり今日その家に運ぶ事になった。新しい家ではちゃんと犬小屋として活躍できる事を祈っているよ。

2002年10月8日(火)
すまないねぇ リックもベニーも絶対にキッチンの中に入ってはいけない事になっている。それは2匹ともよーくわかっているが、どうしても入りたくてしょうがないのだ。いつもキッチンの入り口の柵が開いていないかチェックしていて、少しでも入れそうな時にはまず入ってみることにしているようだ。でも私が中にいる時には怒られる事が分っているので、すまなそーな顔で入ってくる。そんな顔したって怒るのよ。

2002年10月10日(木)
10月12日から14日まで所沢の西武ドームで行われる『スーパードッグカーニバル2002』師匠のUさんが出場するのでぜひ見に行きたいと思っていた。所沢なら車で3時間くらいの距離なので普段遠出はめったにしない私達だが、思い切って出かける事にした。ベニーの東京の家族も来るというので2ヶ月ぶりでベニーの姿も見てもらえる、家にきた時とは比べ物にならない位に体が締まっているベニー、顔もキュッと小さくなったし、ウェストもくっきりとくびれてナイスバディーだ。見たらきっと驚くだろう。
今日は入場券の前売り券を買うためにはじめてローソンのロッピーを使った、こんなに便利なものがあったのね。びっくりだ。
前売り券

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2002年10月11日(金)
まっしろ! リックとベニーを美容院に連れて行く。
13日に『スーパードッグカーニバル2002』に連れて行くので少しおしゃれをさせようと思ったのだ。リックにとっては生まれて初めての体験となるが果たして結果は・・・・・。
迎えに行った私に美容院のお姉さんはすまなそうな顔で言った「ボーダーの子は大人しくやらせてくれたんですけど、オゥシーの子はちょっと・・・。シャンプーは何とかさせてくれたんですけど、ドライヤーはどうしても嫌がってやらせてくれなかったんです。なので料金は半額で結構ですから。」
予想通りだった、リックは絶対にドライヤーは断るだろうと思っていたのだ。
でもシャンプーはちゃんとしてもらったし、お尻の毛もきれいにカットしてもらったし、ヒゲも切ってもらったし、まあ良しとしよう。2匹とも白い所はより白くなって帰って来た、のどのあたりはまぶしいくらいの白さ、フワフワの手触りでいい匂いだ。ちょっと贅沢だけどたまには美容院もいいね、でも今回連れて行った美容院にはもう行けないかもしれない。
「また連れて来てもいいですか?」と聞いた私に「ど、どうぞ。」と答えてくれたお姉さんの顔は引きつっていたから・・・。

2002年10月13日(日)
犬だらけ・・・行って来ました、『スーパードッグカーニバル2002』
家から車で3時間、渋滞もなくスムーズに着きました。いやぁ、こんなに沢山の犬を見たのは初めてだった、大きいのから小さいのまでどこを見ても犬だらけだ。
メイン会場のドームの中ではエクストリームやハイジャンプなどの決勝戦が行われていて、ペットグッズのお店もわんさか出ている。ものすごい活気で人の数もとても多い。
ただこの中に犬を連れて入ることは出来ないので、中に入る時には犬達は車の中で休んでもらうことにした。

メイン会場の他に"愛犬と一緒に楽しく遊べます"という『スーパードックラン会場』が設けられていて、そこでは、躾け教室やディスクドック講習会、エクストリーム講習会やディスクドックショーをやっている。どちらかというとこっちの方が楽しそうだったので、ディスクドックショーを見てディスクドック講習会を受講してみた。ディスクドック講習会の模様はこちらにあります。

午後2時にベニーの東京の家族が到着したので、一緒にスーパードックショーなどを見学してから、夕方までドックラン会場でフリスビーなどをして遊び、その後東京へ出て世田谷区の犬連れで入れるという高島屋のレストランに行く。
ガーデニングとペット用品を中心に扱っている店舗の3階にあるイタリアンレストランのテラス席がペット同伴OKになっている。
ベニーは昔このレストランで入り口の所に作ってある池に飛び込んでしまい、大騒ぎになったそうだ。今回はベニーは大人しくしていたが、問題はリックだ、ダンナと二人で押さえつけていないとすぐにどこかへ行こうとするし、他の犬に向かって吠えるし・・・。正直言って私は食べた気がしなかった、まだまだこういう場所に連れてこれる犬ではないという事だね。
何はともあれ、リックも私達も沢山の初体験をして実り多い一日となりました。来年も是非また来たいな。

2002年10月14日(月)
さみしいベニー ベニーがうちの子になった。
3年間大事に育ててきた東京の家族にとってはとても辛い選択だったと思うが、人間の都合でよその家の子になるベニーが一番辛かったと思う。
昨日2ヶ月ぶりに東京の家族と会って、とても嬉しそうにしていたベニー。帰りには東京の家の前まで行きながら、結局家に入れてもらうことなくまた長野に戻ってきた事は、とてもショックなことだったのではないかと思う。
夜中に家に戻っていつも通りにクレイトに入れ、私達が2階に上がってしばらくしたら、とても悲しそうな声で何度も鳴いた。東京のお母さんを呼んでいたのだろうか。
今日は一日何かを考え込んでいるかのように元気のなかったベニー、何かを察しているのは間違いないと思う。
こうして縁あってうちの子になったからには、一生大事に大事にするからね。

2002年10月19日(土)
いつも夜の訓練に行く『波田町海洋公園』にちょっと早い時間に行ったら、グレートデンを連れている人に会った。
最初は私達に遠慮してか、公園の隅の方でウロウロしたり車に乗ったりしていたが、家の犬たちを車に乗せたのを見て話かけてきたので、近くでまじまじと見させてもらったのだ。初めて見たけれど、ものすごくデカイ!ちょっと犬とは思えない大きさだ。
リックと同じ年の男の子だが、体重はなんと70キロだそうだ。ちゃんと躾けが入っているのでノーリードでも大丈夫だと言ってボール遊びなどをさせていたが、あの体で走っている姿ははっきり言って怖い!
もしリックがあんな体だったら・・・、考えただけで恐ろしい事だ。オゥシーで良かった。

2002年10月20日(日)
すのこ 寒さが本格化する前に、犬達のハウスの防寒対策をしなくてはいけないと、ダンナはクレイトの中に敷くスノコを作った。家にあったスノコをバラしてクレイトサイズに合わせて上手に作ってくれたので、ちょっと感激してしまった。今はこのスノコの上に敷物を敷いてあるが、もっと寒くなったら断熱材をスノコの下に敷こうと考えている。何しろ厳しい信州の冬、東京育ちのベニーには辛いだろう、リックだって去年は私達と一緒に寝ていたが、今年は違うからね。

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2002年10月21日(月)
座布団 使っていない長座布団を2枚犬用にしたのだが、これが大好評だ。やはり犬とはいっても床に直接寝るのは嫌なのだろうか。寝るだけでなく、オモチャを咥えて座布団まで運んでみたりと座布団の上から離れたくない様子。そんなに喜んでもらえると私もうれしいが、不思議なのはリックはベニーが座っている座布団に一緒に座りたがるのだ、一枚ずつあるんだから広々ゆったりと1匹づつ別のを使えばいいものを。ベニーはリックに邪魔されてちょっと不機嫌だった。

2002年10月25日(金)
壊れたメガネこれで2個目だ。リックに壊されたダンナのメガネ。
最近の夜の訓練はスラロームとハードルが中心だったが、以前はリックにいろいろな事を教えていた。
ベニーにも「腕輪飛び」を教えようと練習を始めたので、久しぶりにリックにも「腕輪飛び」をやらせてみていたところ、タイミングがうまく合わずに、思いっきり飛び込んでくるリックの顔がダンナの顔に命中してしまった。ものすごい音がしてメガネは吹っ飛び、ダンナの顔にはみるみるタンコブが出来上がった。
犬の顔ってどうしてあんなに硬いのだろうか?
それにしてもとっても危険な思いを毎日している私達、昨日はリックの前足が私の顔を直撃、鼻の下からあごまでナナメに傷ができてしまった。顔は勘弁して欲しいよ、ホント。

2002年10月27日(日)
りくべに号 待ちに待った日、今日は以前に頼んであった車のステッカーを貼ってもらう日だ。
リックとベニーの写真を元に等身大のステッカーを作ってくれるのは、横浜のフォトテックのご主人。
メールで問合せをした時に、大きなステッカーを車に貼るのはシロウトでは難しいだろうが、横浜まで出掛けるのはちょっと無理だという事を伝えたら、ご主人は犬を連れてよく小淵沢に遊びに来るので、その時に小淵沢まで出かけてくれればそこで貼ってくれるという事で今日小淵沢まで行って来たのだ。
写真がイマイチで申し訳ないが、実物はとってもイイ!!ものすごく気に入っている。ここら辺でこんなステッカーを貼った車は見た事ない、目立つ事この上ない。目立つのがいいのか悪いのかは別にして、車に犬を乗せてあちこち出かける人達には絶対にお薦め!

狂ったリック小淵沢ではドッグランで犬を遊ばせて写真を撮ってもらった。プロのカメラマンでもあるフォトテックのご主人がリックとベニーを撮影してくれたのだが、リックは走り回る犬たちを見て気が変になってしまい、いつものフリスビーもハードルも何にもできない状態になってしまった。
ベニーはフリスビーをジャンピングキャッチする瞬間を撮ってもらうつもりだったが、うまく投げる事ができなくてダメ。
リックはハードルを飛び越える瞬間のカッコイイ姿をと思っていたが、最後まで正気に戻らずちゃんとハードルを飛ぶ事ができずにダメ。せっかくの機会なのにものすごく残念なことだった。

2002年10月29日(火)
昨日、今日と続けてリックが脱走。
夜の訓練の時に公園の外を歩く人影を追って走って行ってしまい、呼んでもすぐに戻って来なかった。ちょっと調子に乗っているんじゃないだろうか、これは少し厳しいお仕置きが必要かもしれない。
戻ってきたリックを近くの木に繋いで「無視作戦」を取ってみた。フリスビーで遊ぶのもスラロームの練習もベニーだけ、リックは最初ワンワン吠えていたが、そのうち何かを察したのか大人しくジーッとこっちを見ていた。そのまま家に帰るまでリックには声を掛けなかった。さすがにかわいそうで家に帰ってからはメチャメチャ可愛がってあげたが、果たして効果の程はどうだろうか?
とにかく『呼び戻し』ができない事にはどこに行っても困る。これだけはどんな事をしても完璧にできる様にしなくては、とは思っているが未だにできない。とっても難しい。それに引き換え呼び戻しの完璧なベニーはどこに連れて行っても困る事はない。こんなにキチンと躾けてある犬をもらえるなんて本当にありがたい事だとしみじみ思う。

2002年10月30日(水)
お払い箱のフリスビーたち またまたフリスビーを買った。北海道の柔かいフリスビーはとても気に入っているのだが、なにしろ柔かいだけあってすぐに穴が開いたり破れたりしてダメになってしまうのだ。2、3日で使い捨てと言ってもいい位なので今まで70枚買ったのがもうほとんどなくなってしまっていた。
捨てるのが勿体なくてとっておいたものの、やっぱり使い物にはなりそうもないので、写真に残して捨てる事にした。
今度のは日本フリスビードック協会推薦の『Frisbeediscファーストバックモデル』にしてみた。今までのより少し固めなのですぐに穴が開くことはないだろう、長持ちするといいんだけど。

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