鏡使いの効用

　　狭い部屋を広く見せるには大きな鏡を使うと効果があります。また鏡は部屋を明るくする効果もありますので、上手に使うと劇的と言ってもよいほどの効果があります。
　 鏡のマジックで緑溢れる庭の風景が２倍に広がったり、美しいコーナーが広がったり…..。 息苦しい閉塞感がスッと抜けます。
　ただし使い方を誤ると逆効果。見せたくないゴミ箱やお鍋の並んだキッチンや、生活臭溢れる洗面所が丸見えになってしまうこともあります。要はどの美しいシーンを拾うか、ということです。設置場所にはくれぐれも注意してくださいね。
　　 狭い寝室の壁に鏡を貼るのも広く見せるテクニック。但しこの場合は一歩間違えればいやらしくなりますので、ベッドヘッド側に床から120ｃｍ上天井まで貼るとよいでしょう。天井が二倍に広がってとても部屋が広く感じられます。

①	横須賀市Ｉさん宅のＬＤＫです。奥は収納棚になっています。広さを出すために扉は鏡にしました。扉は鏡にしました。部屋が広がって見えます。	鏡扉の壁面収納
②	三浦市Ａさん宅のサニタリールームの壁収納の扉を鏡にしました。 この場合は便器に座った時に自分自身が鏡に映らないような位置を選ぶことが肝心です。	洗面所の壁内収納の扉