【3歳1ヶ月】その1 その2へ その3へ |
2004年2月1日(日) |
このところ良い天気が続いている信州、今日は風もなくこの季節にしてはとても暖かな陽気だったので、久しぶりにアジリティーの練習をしてみた。 さすがにこの天気なので、いつもの海洋公園では少年サッカーの練習中。隣でボールを追って走っている子供たちがいても、リックはなんとか練習に集中できるようになった、本当に成長してくれてうれしいと思う。以前はこんな場所ではリックを車から降ろすこともできなかったのだから。 |
2004年2月2日(月) |
毎日の手づくり食に強力な助っ人現る! 以前からけっこう好きな『ALESSI』の雑貨、よくネットショップを覗いては楽しんでいたのだが偶然この『野菜みじん切り器』を発見、ひと目で気に入って「これは買うしかないでしょ!」とすぐに注文してしまった。 手づくり食で一番「めんどうだなあ」と思うのが野菜のみじん切りだ。野菜は消化しにくいのでなるべく細かくしてあげるようにと本などに書いてあるのだが、毎回ちょっぴりの野菜を細かいみじん切りにするのはとても苦手な作業だ。なんとかもっと楽はできないものかと考えていたが、わざわざフードプロセッサーを出すのも余計に面倒だし、ミルサーではジュース状になってしまうしで、なかなか『これっ!』という方法が見つからずにいたのだ。 このみじん切り器はちょっとの量を上手に素早くみじん切りにできる、電気も使わず操作も単純、後片付けも簡単なのがとても気に入った。しかもこのふざけたデザインだし。 手づくり食実践派のサイトを覗くと、野菜は10種類以上を一緒にみじん切りにして一回分ずつ冷凍しておくという方も多い。そうすれば毎日面倒な作業もなく、一度にたくさんの種類の野菜を食べさせる事ができるのでとても良いと思うのだが、どうも見た目が悪いのでそれもできないでいる。 というのも、私のいい加減な手づくり食の中で唯一こだわっているのが『写真写りの良いご飯』を作るという事だからだ。 いや、現実にはそうでもない日も多いのでなんだけど、できれば毎日、色とりどりの華やかなご飯を食べさせてあげたいと思っているのだ。 |
2004年2月4日(水) |
『立春』毎年この日はリックの『豆ひろい』で朝が始まる。 節分にはわが家も豆まきをする、家の中は犬たちに食べられないように気をつけて撒くが、外は窓を開けてほうり投げるので、庭には撒かれた大豆が散らばっていて、それがリックの「お楽しみおやつ」となる。 昨夜は少し雪も降ったのだが雪の下にある大豆の匂いをリックは見逃さないのだ。そんなところばかりで犬の嗅覚のするどさを確認するっていうのも、なんだかさみしいことだけど。 |
2004年2月5日(木) |
日曜日に買ったばかりの花が、今朝はこんな変わり果てた姿になっていた。昨日まで赤いきれいな花がたくさん咲いていたのに、これはあまりに酷すぎるのではないだろうか。 犯人はわかっている、ベニーだ。 今では「リック2号」と呼んでもいいくらいに、ヘンな物を盗み食いするようになってしまったベニー、特に得意としているのが植物系のものだ。毒があるものもあり本当に怖いので、なるべく観葉植物は置かないようにしているのだが、日曜日には来客があったので色気を出して飾ってみたのがいけなかった。ネットで調べたら毒のある植物ではなかったが、これだけ大量に食べてあるとさすがに心配だ、心なしか今日のベニーはずい分たくさん水を飲むような気もするし、お腹を壊さないことを祈るよ。 |
2004年2月7日(土) |
顔面創痍(?)のベニー。 久しぶりに『松本市平瀬緑地』に行ってみたが、車から降りたベニーをみてびっくり、鼻から血がダラダラ流れているのだ。いったいどこでどうしてこうなったのか?・・・。 よく見ると鼻の中からの出血ではなく、右小鼻のところに傷がありそこからの出血だったので安心したが、ティッシュで押さえてもなかなか血が止まらない。本人は痛がる様子もなく早く走らせろ!と大騒ぎなのだが、動けば動くほど出血がひどくなるのでしばらく車の中で休ませる事にした。 昨日から受難続きのベニー、昨日は洗面所でいつものように床にこぼれた洗濯石鹸を舐めようとして、先に来て舐めていたリックの逆鱗に触れ、押さえ込まれて右目の下のあたりを噛み付かれたベニー。さすがに力では体の大きいリックにはかなわないので、キャンキャン鳴いてお腹を見せていたが、その後、普段強気なベニーが妙に弱々しくなった気がする。腫れぼったい顔で丸まっている姿はとても悲しそうだった。 |
2004年2月8日(日) |
犬たちに生肉を与え始めてから私はずい分強くなったと思う、昔は丸ごとの鶏をさわる事もできなかったが、今では丸ごとのウサギでさえ平気で解体してしまうのだから。 そんな私もこれには参った、頭付き内臓付きのウサギ丸々一匹だ。 しかもこんな風に手足を伸ばしていて長さが60センチ位もある、ずっとこれを冷凍庫から出すのを躊躇していたのだが、いつまでも置いておくわけにもいかないので勇気を出して解体に取り掛かった。さすがに解体中は頭の中にいろいろなイメージが沸いてきて、特に頭を半分に切るときにはイヤーな汗をかいてしまったが、なんとか全部犬たちのお腹の中に入ってもらうことができて良かった。 「尊い命を頂いている」という事がよーくわかる、改めて感謝の気持ちをもつ事ができるので、これはいい体験だったのかもしれない。・・・でも、あと一匹冷凍庫に入ってるんだよなぁ・・・。もう一回これをするのは辛いなあ。 写真もあるけどかなり気持ち悪いかも・・・心臓の弱い方は写真は見ないでね。 ほんとに大丈夫な人はどうぞ |
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2004年2月11日(水) |
建国記念日、珍しくダンナも休みだったので、お昼過ぎに『信州スカイパーク』へ行く。 いつもの広場ではパーカッション演奏をする3人組が居た、異国の太鼓の音色が響き渡る、なんとも不思議なムードの漂う中いつも通りにボールとフリスビーで遊ぶ。 帰りに隣の『ピクニック広場』を通ると知り合いが犬連れで集まっていた、挨拶をしていこうと近くに行くと、見慣れないボーダーが一匹混ざっている。ボーダーと見れば黙っちゃいられない私たちなので、さっそく飼い主と話をしようと近づいていったら、ものすごい勢いでそのボーダーに吠え立てられてしまった、しかも歯をむき出してかなり本気モードなので驚いた。 こういう反応をする子も珍しいと思ったが、飼い主の人の話を聞いて同情してしまった。昔(といっても1年半前だ)の私たちがリックで苦労していたように、今その人はそのボーダーで苦労しているということなのだ。 1歳半のそのボーダーは人が近づけば吠え、犬が近づけば吠え、気に入らないと家族を噛み、どう接していいのかわからず本当に困っていると、それでも何とか人や犬に慣れさせようと毎日この公園に通って来ていると、しかし一向に良くなる気配がないし、相談に乗ってくれる人もいないし・・・・と思っていたところ、今日は犬が集まって訓練のような事をしていたので、話をきいているところだということだった。 幸いそこに集まっていた人たちは躾教室なども開いているその道の達人たちなので、どういう原因で犬がそういう行動を取っているのか、どうしたら治るのかを親切にアドバイスしてもらっていたが、一生懸命なその人の姿を見て本当に他人事とは思えなかった。「頑張ってください!」と声を掛けて帰ってきたが、私たちもちょっと前はああだったよね、と車の中でダンナとしみじみ思い出話しをしてしまった。 |
2004年2月13日(金) |
今朝もまたベニーに噛み付いたリック、前は気に入らないとベニーがリックを噛んでいたのに、最近すっかり立場が逆転してしまったようだ。どうやらリックは「俺の方が上だ!」とアピールしたいのだろう、体の小さなベニーは簡単にリックに押さえ込まれてしまうので不利だよな。まあ人間がどうする訳にもいかないからしょうがないけど、大怪我をするようなことにならないように、注意していなきゃね。 そのせいではないだろうが、今日のリックは昔の『わがままリック』だった。ボールを追って走って行ってもそのままウロウロと匂い嗅ぎをしてまわって、呼べども呼べども戻ってこない。最近では珍しいが前は毎日こうだったっけ、これをされると本当に気持ちが萎えてしまうよ。 |
2004年2月15日(日) |
またまたやってきました『ロイヤルフィールド』。昨夜から静岡のMさんの家に遊びに来ているのだ。 普段の日曜日には人がいっぱい来てわやわやしているそうだが、今日はたまたまフリスビーや訓練競技会などの大会がいくつか重なったらしく、ラッキーな事に貸しきりだった。 今日は「シーソー」の練習もしてみる、ベニーは度胸が据わっているのでこういうものも全然怖がらず平気なのだが、気の小さいリックはやっぱり難しい。怖くていやだというイメージを持たせないように、3人がかりでガタンとならないよう板を押さえたり、リックを褒めたり励ましたりとまあたいへんなことだった。本当に手間のかかる奴なんだから。 Mさんはここにちょくちょく通っているのだが、この前オゥシーの仔犬を連れて見学に来た人がいたらしい、ブルーマールのオゥシーだったのでMさんは「私の知り合いにもリックっていうオゥシー飼ってる人がいるんですよ。」と話しかけたら、偶然にもこのサイトを知っている人だったそうで「知ってます!いろんなものを食べちゃう犬ですよね。」と言われたそうだ。・・・・印象に残ったのはそこですか?。 帰りにはまた河口湖近くの公園に寄っていく。 ここはさすがに寒い、長野より寒いんじゃないかというくらい寒かった。雪も半分融けて半分残ってという状態で芝の上は水浸し、日が傾いてきたら雪解け水が凍り始めて犬たちのお腹や足の毛はツララのようになっていた。 それでも富士山は本当にきれいだ、何度見ても「あっ、富士山だ!」と感激してしまう、日本一といっても誰も文句は言えないでしょ、こんな景色を毎日見れる静岡や山梨の人は幸せだと思うよ。 |
2004年2月18日(水) | |||||||||||
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