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2002年8月1日(木)
おケツまっかっか リックのお尻は大変なことになってしまった。昨日医者に行ってバリカンで毛を剃られたせいか、モーレツに痒くてたまらんっ!という感じで昨夜は一晩中舐めっぱなしだった。これでは薬を塗るどころではない、痒み止めの注射をしてもらおうと朝一番で医者に連れて行く。痒み止めの注射をしてもらって、塗り薬ではなく飲み薬に代えてもらう。これで早くよくなればいんだけど・・・。

2002年8月2日(金)
リックのお楽しみ 昨日の注射が効いてきたのか、今日はだいぶお尻を舐める回数が減っている。リックにとっては辛い病気だと思うが、一つだけお楽しみもある、お薬を飲む時にパンに包んで食べさせてもらえるのだ。錠剤3種類を朝晩飲ませるのだが、必ず一粒ずつ飲ませるようにということで、先生には一口で飲み込めるようなサイズにパンに包んであげるといいと教えてもらったので、リック用に塩・砂糖・油分控えめのパンを焼いて、それで包んで朝晩あげている。今までパンなど食べた事のないリックは大喜びで丸呑みしている。リックにとっては怪我の功名かもね。

2002年8月5日(月)
脱臭機 犬を飼っている家は臭い、そう言われないために今まで色々と努力をしてきた。家の中やリックのクレイトををきれいにするのは勿論だが、『脱臭効果』の追求にも様々な努力を重ねてきた。
・・・まあ、いろんな脱臭機を買ってきたということだけどね。今回買ったのがこの脱臭機、かの「通販生活」お薦めの機械だが、これが大変なすぐれものだった。犬・猫のにおいは勿論だが家ではタバコを吸う人がいるのでタバコのにおいも消し去りたいのだが、タバコを吸ったとたんにセンサーが働いて強力脱臭にスイッチオンするのだ、これには感激してしまった。確かにお値段もそれなりなのだが、それだけの価値はあるね。

2002年8月8日(木)
今朝『秋風』が吹いた。暑い暑いと言っていても信州の夏はやっぱり短いよ。お盆があける頃にはもう窓を開けて寝る事もできないくらい涼しくなっているのだろう。
トップページでご協力をお願いしてきた福岡のネコ虐待事件の犯人が逮捕・起訴された。リックを散歩に連れて行く車の中でこのニュースを聞いて嬉しくて、思わず涙が出てしまった。面白半分で小さな命を奪う、そんな事が許される社会は絶対に間違っていると思う。たかがネコじゃないか、と思う人はいちどネコを飼ってみて欲しい、こんなにかわいく愛しい生き物の命の尊さが分ると思うから。
今まで動物虐待というと目をそらして来てしまった私だが、この事件をきっかけに少しでも何か役立ちたい、という気持ちになった。いろいろと考えさせられる事件だったと思う。

2002年8月10日(土)
犬を飼って良かった、そう思うのはこんな風にリックが寝ている姿を見るときだ。安心した寝顔を見ていると本当に幸せな気持ちになる。こんないかつい顔をしたリックでさえ、寝顔はとってもかわいい、「ぜったいに、一生大事にするからね」と思わず話し掛けてしまって、リックに迷惑そうな顔をされるけどね。

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2002年8月12日(月)
東京から友人達が遊びに来てくれた、大人3人、子供3人、犬一匹が信州の自然を満喫しに来たのだ。普段人の少ない我が家が一気に賑やかになった。リックは嬉しさを遠慮なく体全体で表現してしまうので、興奮が鎮まるまでは大変な騒ぎで、みんなに飛びついたり体当たりしたりだったが、猫たちは怖がって別の部屋に逃げてしまった。
楽しく飲んだり食べたりした後、いつもの海洋公園にみんなで出かけてフリスビーやらボール投げやらで犬達を遊ばせて、その後川原で花火をした。
リックとお客さん犬ベニーの仲はまだ少しぎこちないが、相性は悪くないようだ。ベニーは3歳のボーダーコリーの女の子(避妊済み)だ、皆が帰った後もしばらく信州で避暑生活を送ることになっているので、仲良くしてもらわないと困るのだ。
2匹とも花火の音や光は平気のようだった、花火が嫌いという犬も多いのに良かった。

2002年8月13日(火)
皆で水遊び 午前中『須砂渡渓谷いこいの森』に行った。人の少ない場所で川遊び、子供や犬は泳いでおおはしゃぎだ。
この川の水はとても冷たいので、あまり長い時間は入っていられないが、暑い日にはとても気持ちいい。ベニーは川に入ったとたんに泳ぎだしたが、リックは泳ぐのはあまり好きじゃないので、深い場所には行かずもっぱら「みんなの監視」をしていた。これが牧羊犬の習性なのかと思ったが、群れを一つにまとめようとしているのか、誰かがちょっと離れるとワンワン吠えて「こっちに戻れ!」とでも言っているようだった。うるさくてとっても迷惑だったので叱ってばかりいたが、今まで見た事のない位真剣な顔のリックを見ると「これが君の仕事だったのね」と少し納得する部分もあった。

2002年8月14日(水)
川での出来事 子供3人犬2匹を連れて穂高町の有明川に遊びに行った。
牧羊犬としての使命に目覚めてしまったリックは、今日川遊びの最中に子供達を群れに戻そうとして腕を噛んでしまった。走る子供の踵を噛むオゥシーの話は聞いていたが、泳ぐ子供の腕を噛むとは思わなかった。
リックは多分軽く噛んだだけだろうが、柔らかな子供の腕には傷ができ血がでてしまった、痛くて泣く子供達の前で強くリックを叱ったけれど、気をつけていなかった私達が悪い。
大好きなボール遊びよりもそっちが大事だと思ったのだろうか?
少ししたら子供達はリックを許してくれたけれど、大怪我をさせなくて本当に良かった。

2002年8月15日(木)
川ではライバル 今日も子供と犬を連れての川遊びに南小谷まで来た。
昨日のような事が起きないように、子供達とは離れた場所で遊ばせたので今日はとても安心していられた。
この川は去年も何度か遊びに来たが、あの頃のリックはボール投げには興味がなく、泳ぐのも嫌いで、よその犬の後ばかり追いかけているような奴だったが、今年はボール拾いの鬼となってとても積極的に遊ぶようになった。特にベニーが一緒だとライバル意識が働くのか、いつまででも飽きずによく遊ぶので私達もおもしろい。
去年のリックは足の裏が弱く、川砂利でパットを痛めて足を引きずって歩いていたが、今年は大丈夫だ。反対にベニーが足を引きずっている、都会育ちのお嬢様だからしょうがないよね。

夜は毎日『海洋公園』に行って訓練とフリスビー。Uさんが子供達にフリスビーの投げ方を教えてくれたので、ベニーとフリスビーの大会に出るのを目標に頑張って練習していた。子供達はUさんを「師匠」と呼んでとても尊敬しているようだ。
フリスビーはあんまり好きじゃないぜ、と言って3回しか持ってこなかったリックはベニーに触発されたのか、突然フリスビー大好き!になってしまい何回でも何回でもちゃんと持って帰ってくるようになった、これはうれしい。あとは私が上手に投げる練習だね。

2002年8月17日(土)
本領発揮のベニー さて、子供達も帰ってしまいひとり残されたベニーですが、寂しがる様子もなく日に日にパワーアップしていてビックリ!。
言ってみれば東京丸の内のOLさんが、信州の農家にひとり農業体験に来たようなものだと思うが、もともとが活動的なボーダーコリーなので、あっという間に田舎暮らしに慣れてしまったようだ。
川に入ればリックよりも上手に岩場を歩き、泳ぎたくないリックを尻目に少しの水でも泳ぎまくりと、すっかり田舎暮らしが板についた様子だ。

多頭飼には今まであまり乗り気がしなかったが、ベニーが来てからのリックはとても良くなっているし、犬が2匹家の中にいるのはとても可愛くて幸せな気分になる。
1匹の時には良く分らなかったリックの良い所、悪い所も分るようになってきて、ここはもっと褒めてもいいなと思うこともあってそれがまた嬉しい。
たまたまベニーが良い子でリックとの相性が良かったからかもしれないが、2匹目を考えてもいいかな、という気持ちになっている。

2002年8月19日(月)
いいお顔のベニー お盆休みも終わり今日から昼の散歩は私ひとりだ。
2匹を一緒に連れて歩くことができるのか?不安もありながら試しに『平瀬緑地』に行ってみた。
案の定2匹は思い思いの方に勝手に歩いて行こうとして引っ張る、引っ張る!。2匹のリードを離れないように結んで、気合を入れて踏ん張って歩いたので何とか公園を一周することができたけど、なかなか大変だった。
2匹を座らせて写真を撮ろうと思ったがこれができなかった。ちょっと離れるとすぐに近づいて来てしまうベニーを押し戻し、すぐに遠くに行こうとするリックを引き止めて何とか写した写真がこれ。ベニーの顔がとってもカワイイ!

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2002年8月20日(火)
勝手連 2匹を連れての散歩では甘い顔はしていられない。
奴らの好きに歩かせれば、あっちこっちと勝手気ままな方に進んでしまい収集がつかないので、低い声でドスをきかせて並んで歩くように言い聞かせなくてはいけない。(脅しているとも言えるが・・・) それでも2日目ともなれば奴らも要領が分ってきたようで、たまには仲良く並んで歩く時もある。そんな時はものすごーくかわいい。

2002年8月21日(水)
ここで寝るの ベニーが来てからリックの生活もだいぶ変わった。
リックと違ってキチンと躾けられているベニーに合わせて、夜はクレイトで眠らせることにしたのだ。今までしたい放題にしてきたリックは、いかに甘やかされてきたかを痛感しているだろう。ちょっといい気味。
それでも毎日クレイトで過ごす時間が増えたせいか、以前は「ハウス」と言われてもしぶしぶ入っていたのが、最近はスッと入るようになった。ベニーはもう「ハ」と言っただけで入ってしまうが・・・。

2002年8月22日(木)
車の中ではこう 犬を車に乗せて走る時、車の中で野放しだととても危険だ。
以前はクレイトに入れていたが2匹になってから、中で自由にさせていたのだが、2匹でおとなしく座っているわけもなく、とんでもなく暴れたりするのだ。狭い車内を2匹であっちこっちと動いてまわり、危ないったらない。人が二人乗っている場合は助手席の人間が押さえることもできるが、ひとりで運転している時には本当にキケンだ。
犬たちも落ち着かないから動き回ってしまうのだろう、もうひとつクレイトを用意して車の中ではクレイトに入れることにしたら、人も犬もとても安心・安全になった。同じ大きさの物では入らなかったので、ベニーのはちょっと小さいけどごめんね。

2002年8月24日(土)
躾けのできている犬とできていない犬では、こんなにも違うものかと思う毎日だ。リックと比べるとベニーは本当に手がかからず、どこに連れて行くのも気楽に行ける。
今日ベニーの耳が赤くなって痒そうにしていたので、医者に連れて行ったのだが、リックの場合口輪をつけて二人がかりで押さえつけてやっと診察してもらうのに比べて、ベニーは私ひとりで連れて行っても全然困ることなくおとなしく診察してもらえた。
どこがどう間違ってしまったのか、本当にリックの躾は失敗だらけだ。こんなに手のかかる犬もそうは居ないんじゃないかと思うくらいだが、そうでもないのだろうか?
リック以外の犬は全部お利口ないい子に見えてしょうがないのだけれど。

2002年8月26日(月)
スラロームの雄姿 コツコツ毎日練習している成果がだんだんと表れてきているリックのスラローム。
最初はこんな事は一生かかってもできないんじゃないかと思っていたが、やればできるもんだねぇ。本当にダンナの根気には感心してしまった。
さらにここ何日かは目ざましい上達ぶりで、リードを離してもちゃんとできるしスピードも速くなってきた。アジリティの大会に出る夢もだんだんと実現に近づいてきているようだ。その日がとても楽しみだ。

2002年8月28日(水)
毎朝のお楽しみ 毎朝掃除機をかけるのがとても楽しい。
ベニーは掃除機を敵だと思っているのか、掃除機をかけているのを見ると攻撃態勢に入ってしまう。それを見てリックはベニーが遊んでいると勘違いし、俺と遊ぼうぜ!としきりにベニーを誘うのだ。だいたいベニーは犬と遊ぶのが好きではないのだが、犬と遊びたくて仕方のないリックは、事あるごとに誘いをかけている。そしてその度ベニーからガツンと怒られるのだ。いつも威張っているリックはそうやって怒られるとちょっとシュンとする、その姿を見るのがとても楽しいのだ。ちょっと悪趣味?

2002年8月31日(土)
躾けの違い またまた躾けの違いの話で恐縮だけど・・・。
ベニーはベッドの上は勿論、ソファーの上にも絶対に乗らない、そうやって躾けられているからだ。反対にリックはどこでも乗り放題、私達が躾けなかったからだ。
人間よりも犬は下だということを、そういう事でも教えていかなくてはいけないのに、いいわ、いいわと甘やかしてしまった結果、リックは自分が人間と同等かそれ以上だと思うようになってしまったのだ。
こうしてくつろいでいる時もリックはエラソーなふてぶてしい態度で、ベニーと比べるともうあまりの違いに何が何だか、どうしていいのか分らなくなってしまう。

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