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2002年5月1日(水)
これは勘弁 風薫る五月、さわやかな季節になった。
この季節の果物といえば甘夏みかん、さっぱりしていてとてもおいしい。なのにどうして君は食べないのか?口に入るものなら石鹸やシャンプー果ては乾燥剤に至るまで、何でも食べる君がこんなおいしい物を残すなんて、母さんびっくりだ。そういえば猫も柑橘系の匂いは嫌いだけど、どうして嫌われるんだろうか?

2002年5月3日(金)
今週は連休のためしつけ教室は初日の今日に行われた。ダンナは仕事で出られないので私一人での参加だ。ものすごーく不安、5回目だからといって油断はできないのだ。何しろ興奮してしまうリック、車から降ろして会場に連れて行く時に興奮は頂点に達するのだが、果たして私一人で押さえつけることができるか・・・・・・無理でした。
怒鳴りつけながらもリックに引きずられる、私の姿を見かねた先生が助けてくれました。リードを持って行ったり来たりしながら、上手にリックの興奮を鎮める先生、さすが!リックは私に目で何かを訴えていたが、まったく無視して先生に任せてやってもらいました。やっぱりちょっときつく態度で示さないとダメみたいだ。その後の訓練はとてもスムーズにいって、歩いて左にターンする練習ではリックはみんなの前で先生について模範演技までしてみせた。反対に私は指示の出し方や声のかけ方を注意されてばかり、とほほ情けない。先生がリードを持つと借りてきた猫のように従順なリック、私の時にもそういう態度は取れないのかい?・・・っていうか、私が訓練不足なんだよね。わかってるんだけどね。

2002年5月4日(土)
テントだぁ! 今日からダンナも連休だ、この連休でいろいろとやりたい事があるらしい彼は、カインズホームで材料の調達に余念がない。一度くらいキャンプごっこ(?)をしてみたいと思っていたが、私も仕事が入ってしまいちょっと無理かもしれない。それでもこの前届いたおニューのテントを広げてみたいと、庭で組み立ててみた。何でも形から入る私達だが、このテントはとっても気に入った、中も広いし色合いも可愛い。早くどこかでキャンプをしたい!と気分はすっかり盛り上がってしまった。

2002年5月6日(月)
わたしきれい? 連休最終日、今日もいいお天気だ。せっかくだから(何が?)リックにはタンポポの花飾りを作ってあげたが、まったく似合わない上にじっとしてないからすぐ落ちてしまう。まったく可愛くないんだから。
連休前から練習を始めた芸がだんだんと上手にできるようになってきた、夜の訓練の時Uさんに見てもらって「いいじゃん」と褒められ、とっても気を良くする私達。落ち着きはないが、スピードとジャンプ力はあるリック、これを生かして何か一緒に楽しめる事ができればいいんだけどね。

2002年5月9日(木)
ピロコーム ネット上の掲示板で最近話題になっている犬用ブラシがある、ものすごく毛が取れるらしいのだ。ブラッシングはあまり好きでないリックは、すぐに毛玉ができたりしていろいろ厄介だが、こういうブラシを使ったらとても良さそうだと思いさっそく注文してみる。やわらかめのブロンズは小型犬や短毛種用、かためのステンレスの方は大型犬用と書いてある。最初使い始めはそっと撫でるようにしないとすぐ引っかかってしまうが、何度かやっているうちに櫛通りが良くなってみるみる下のやわらかい毛まで取れてくる。これは大変なすぐれものだ、うちでは猫にブロンズの方を使ってみたが、これがまた良く取れてびっくり。興味のある方はこちらのHPからどうぞ。ディアトリベーのピロコーム

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2002年5月12日(日)
リックにとっては初めての犬イベント『ワンワンパーティー』に参加した。
場所は清里高原萌木の里、さすが清里!とってもおしゃれな会場だ。参加した犬は60頭くらい、その他に遊びに来ていた犬もたくさんギャラリーとして見学していて、リックはもう気も狂わんばかりの大興奮だった。 イベントの内容は講習会と犬の運動会風な各種競技などで、とにかく場慣れしていない私達は何をするにも緊張してしまったのだが、本来は気楽に人も犬も1日たっぷり楽しめるというものだ。
ここで初めて犬同士の挨拶のさせかたを教えてもらった、先に年上の犬に年下の犬のお尻の匂いを嗅がせて、その後年下の犬に匂いを嗅がせるんだそうだ。これから犬連れの人に会ったらまず犬の年を聞かなくてはいけない。

早食いもダメ たくさんの競技種目の中で唯一リックが活躍できそうだったのが『早食い競争』。リックが最も得意とする分野じゃないか、これは優勝間違いなしだと思って参加したが、フードを入れてあるお皿が小さすぎてリックは上手く食べられずに他の小さい子達に負けてしまった。その他の競技でもあまり良い成績は残せずじまい。まあしょうがないね。

最後に一芸を披露するというのがあり、みんなそれぞれ自慢の芸を見せてくれてとても面白かった。リックも恥ずかしながらやらせてもらいました、たくさんの人と犬の前で人間の方がメチャメチャ緊張してコマンドを間違えてしまい、完璧な演技はできなかったけれど、私はここでできただけで大満足。さらに練習を積んで次の機会にはもっと上手くできるよう頑張ろう。

さすが師匠! この一芸披露の優勝者は師匠のUさん一家、すばらしい演技にアンコールの声までかかった程だ。3匹でいろいろな技を披露してくれて、最後はみんなで縄跳びをするのだ。写真では陰になっているが、Uさんの前にもワンチャンがいて一緒に飛んでいる、しかも縄の片方は座ったワンチャンが咥えて回しているというウルトラ技だ。いとも簡単にやっているようだが、毎日一緒に訓練させてもらっている私達は、これがコツコツと練習を重ねてきた結果だという事を知っている。ローマは1日にしてならず、なのだ。・・・ちょっと違う?

この萌木の里は何軒かのおしゃれなお店が広場を囲んで建っているのだが、犬連れOKの場所ということで、 それぞれのお店の前には犬の繋留用のポールが立っている、なかなか気のきいた所なのだ。さらに私が感激したのはビールとアイスクリームのおいしかったこと!ビールはここで造っているというオリジナルビールで、昼間から飲むのにピッタリなさわやかな味。また来たいな、飲みに・・・。

2002年5月19日(日)
しつけ教室こわい 先週お休みしたしつけ教室、どんどん参加者が減っている、最後まで残るのはどの位なんだろうか。
犬のしつけ方法については色々なやり方があると思うが、ここのはかなりスパルタ式だ。最初にチョークチェーンで痛い思いをさせる事で人の言う事をきくようになるという方法なので、飼主に甘やかれている犬達は先生にビシッとやられるとはじめはビックリしてキャンキャン鳴く。犬に痛い思いをさせるのがかわいそうでなかなかできないのだが、一度ビシッと叱ればあとは褒めて褒めて教えていくので、かえってダラダラ何度も叱っているよりはずっといいと思う。
リックは自分が痛くてもキャンキャン鳴く事はないのだが、他の犬がキャンキャン鳴いているととても怖がる。今日は途中で怖さのあまり放心状態になってしまい、涎はダラダラ垂れるし何を言っても耳に入らないし、そばに行こうとすると後ずさりして逃げるしで本当にどうしようかと心配した。もう訓練どころではないのでそのまま休んで様子をみていたら、だんだん普通の状態に戻ってきたのでほっと一安心。意外にナイーブな一面もあったんだね。

かっちょいい写真 家に帰って休んだ後夕方いつもの『海洋公園』に行ったら、ちょうど子供のラグビーチームの練習中だった。 子供とボールというふたつの大きな誘惑に負けそうになりながらも、なんとか頑張っていつもの訓練をする。前はこんな場所では普通ではいられなかったリックが、ちゃんと私達について歩く事もできるようになっている、少しづつだけど確実に訓練の成果が出ているんだと思ってちょっと感激してしまった。

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2002年5月21日(火)
今日は夜の訓練の時にシェパードの女の子が来た。7ヶ月にしてすでに基本訓練を終了し、高度な警察犬訓練をしているというお利口さんだ。
毎晩来ているこの公園はリックにとっては自分の庭も同然、そこに見慣れない子が入ってきたもんだから気に入らないこと、気に入らないこと、そっちばかりが気になってちっとも集中して訓練ができない。すこし挨拶をさせた方がいいかもしれないと近くに連れて行ったら、一瞬匂いを嗅いだと思ったとたんに背中をガブリと噛んでしまった。おいおい相手はまだ子供じゃないか、どうしていきなり噛んだりするんだ!
本当にリックの行動は先が読めない、こんな事じゃこれから先どんな大問題を引き起こすかと心配だ。

2002年5月22日(水)
見よ!このジャンプ力 リックは落ち着きがないが、ジャンプ力はある。
左の写真のように(←すごいピンぼけ!)うちのハードルは高さ60センチだが、いつも余裕で飛んでいる。
他に褒める所のないリックだが、このジャンプ力だけは褒めてやってもいいだろう。

今日は夜の訓練の時、Uさんの使っている90センチのハードルを飛ばせてもらった、これも楽々クリア!しかもまだ余裕がある!Uさんもびっくりだ。
飼主としてちょっと『鼻たーかだか♪』だった。

2002年5月25日(土)
リックとの生活は、周りの見えない暗ーい海の上を漂流しているようなものだ。大きな波をかぶって溺れそうになるたび、必死の思いですがるものを探してきた。
幸いこんな私達にもロープを投げてくれる親切な人がその度現れ、なんとか引き上げてもらって今まで溺れずにこれたんだと思う。
今つかまっている太いロープはUさんとしつけ教室だ、これだけが頼りの私達なのにこのうち一本を離さなくてはいけないかも知れない・・・・。
リックと同じオゥシーのオスを飼っているNさんから沢山のアドバイスを頂いた、自分たちの思い違いに愕然とさせられる話だった。私たちはリックは能天気で明るく物事に動じない奴だと思い込んできた、でもそうじゃなかったのだ。神経質で気の弱いちょっと難しいところのある犬だった。
今までは何ともなかった事がこれから大人になるにつれて我慢できない事になっていく可能性が大きいそうだ。たとえばこの前のしつけ教室でリックが他の犬の「いたいよー」の鳴声をとても怖がったように、花火の音がダメ、雷がダメ、オス犬がダメ、車がダメ、バイクがダメ、etc・・・・どんどんダメなものが増えていき、ダメな場面に出くわすとパニックになってしまい大変な状態になってしまう危険があるそうだ。
しつけ教室では痛い思いをさせる事で言う事をきかせようとしてきたが、この方法はリックには向いていない事をNさんから教えてもらった。Nさんの経験に基づいた話は大変説得力がある、ちょっと調子に乗っていた私たちには丁度良いタイミングのアドバイスだったと大変感謝している。
こうして何度も何度もつまづきながらずっとやっていくんだろうな、でも一番大事なことはリックが幸せで健康で長生きしてくれることだもの、私たちがリックに合わせていくさ。

2002年5月29日(水)
これに上るか!? こんな事をさせるつもりじゃなかったけど、この写真の階段を上らせてしまった。まさか上るとは思わなかったので「ゴー」と言ったら喜んで上り始めてしまったのだ。途中で本人もこの高さにビックリしたのだろう、固まってしまってどうにもこうにも動かなくなってしまった。しかし下りる事もできない、とにかく上に引っ張り上げるしかないと、首輪をつかんで力を入れたらゆるんでいたらしくすっぽりと抜けてしまった。落ちたらどうしよう!サーッと私の顔が青くなったと思う、リックを怖がらせてパニックにさせてはまずいぞ!とにかく落ち着いて落ち着いてと自分に言い聞かせながら、今度は前足の付け根をつかんで何とか持ち上げることができた。おぉーっ、良かったぁ。
下りはどうしたかって?写真の右側の方に進んでいくとたった3段の階段で下りられるようになっているのさ。・・・・だったらそっちから上れよ!って?

2002年5月30日(木)
また石鹸食い! 完璧なガードでリックから守ってきた石鹸だったのに、久しぶりにまたやられてしまった。今回は途中で気が付いたので被害は半分で済んだが、まったく油断ならない奴だ。いったい石鹸のどういうところに食欲をそそられるのか理解に苦しむが、とにかくリックの好物のひとつになっているようだ、禁止されていると思うと余計に食べたくなるんだろうか?

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