【11ヶ月】その1 その2へ その3へ |
2001年12月1日(土) リックが良かれと思って(?)穴をあけてくれた襖が「犬・猫専用ドア」になったのだが、ただ穴が開いているだけなので風がヒューヒュー吹き抜けてとても寒い。少しでも風の進入を防ごうと思い『のれん』をつけてみた。着なくなった昔のレインコートのリフォームだが、なかなかイイ感じだ。 猫たちは目新しいものが大好きなので、つけると同時にのれんのあっち側とこっち側で手を出してはじゃれあっていたが、リックときたら怖がってのれんをくぐれないのだ。あぁ情けない!仕方ないのでおやつを持って呼び、おやつ欲しさにのれんをくぐらせるという事を何度もして、やっとくぐれるようになった。へんなところで小心者だ。 |
2001年12月2日(日) 松川村『馬羅尾高原』に行った。前にひとりでリックを連れて来た時に「熊注意」の看板がたくさんあって怖くなり、それから来ていなかったが今日は二人なので心強い。リックを連れて歩くのは『帰りはヨイヨイ、往きはツライ』だ。歩き始めはリックが自分のペースで歩き回ろうとするので、力いっぱいリードを引っ張る。それに耐えて何とかリードを離さず、さらにリックを自分の側まで引っ張って歩かなくてはいけない。ある程度満足した後半は人間のペースに合わせて歩けるのだが、それまでが大変だ。それで、週に一度日曜日はリードを離してリックを自由に歩かせている、リックのためというより人間のために・・・。 |
2001年12月4日(火) ダイニングのない我が家は、以前はリビングのテーブルで床に座って食事をしていた。食事時間になるとリックはテーブルの周りをウロウロし、少しでも私たちに隙があれば何かを食べてやろう、と虎視眈々と食べ物を狙っていた為、少しも気が抜けないという緊張した雰囲気での食事時間となっていた。これでは体に悪いんじゃないか、ということでキッチンとリビングの間のカウンターに板を乗せて食卓テーブルを作り、そこで食べることにしたのだ。ものすごくせいせいした気持ちで食事ができる、リックは何か食べようと必死でペロペロするが、届かないんだよっ、ざまあみろ。 |
2001年12月6日(木) 私がパソコンに向かっている時は、足元が寒いので小さい電気ストーブをつけている。家の中では私にべったりくっついて離れないリックは、足元でおとなしく眠っていたが、ふっと見るとストーブにぴったりくっついているではないか、あわててストーブを離してみるとなんと毛が焦げていた!真っ白い部分にくっきりと茶色の柄が・・・・どうして熱くないんだ? |
2001年12月8日(土) リック自分のうんちの上に座る! ほんとうに悲惨な体験でした、あと始末がとっても大変でした、もう2度としないでね。 |
2001年12月9日(日) 「走る犬は美しい」もちろんリックだってそうだ。 今日『信州スカイパーク』でフリスビーを投げて遊んだ。ダンナは遠くまで上手に投げるので、それを追ってリックは全速力で走る、落下点でキャッチして咥えてまた全速力で戻ってくる。なんてカッコイイ姿なんでしょう、ひとりで感激しながら写真を撮ったよ。・・・ただ、残念なことにリックは毎回こうは調子よくいかないんだよね。 |
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2001年12月11日(火) リックがまたまたトイレの猫砂を食べた。しかもここ2日続けて食べている、おかしいぞ?トイレのドアはリックが入れないようにストッパーで止めてあるはずなのに、気がつくと開いているではないか。そして床を見ると何かを引きずった後がくっきり・・、リックはドアをこじ開けていたのだ! リックの力にはストッパーもかなわなかったということだ、仕方がないのでトイレの中に柵をいれた。 ストッパーをはずしてドアを開け、柵をずらして入る、という人間にとってはものすご〜く入りにくいトイレとなってしまった、ゆとりを持って入らないと大変なことになりそうだ。 |
2001年12月13日(木) リックが現在食べているものは『ナチュラルバランス』というメーカーのフードだ。ドライタイプのフードを1日400グラム朝と晩の2回に分けてあげている。それだけで栄養的には充分なんだそうだが、いつもひもじそうにしているリックがかわいそうで、ついつい『おやつ』もあげてしまっている。ガムタイプのものは食べるのに時間がかかるので、ちょっとおとなしくしていて欲しいときに便利だし、朝晩の散歩の時には小さく切ったソーセージタイプの物を訓練のご褒美として使っている。 粉末のサプリメントも食べさせているし、野菜を鶏肉のスープで煮たものも毎朝あげている。家には猫も2匹いるので猫用のフード類も色々と用意しなくてはならない、正直言って人間ひとり分の食費位かかっているかもしれない・・・・。 |
2001年12月16日(日) 今週もまた日曜日に信州スカイパークに行った。何度も来ているのにこんなに広いとは思わなかった、びっくりしちゃいました。芝生の上でまたフリスビーを投げて遊ぶ、リックは私のことは馬鹿にしているが、ダンナの言う事は良く聞くのだ。特にフリスビーを投げてもらいたい時には、絶対服従状態だ。この時ばかりは本当に良い子なんだけど・・・。 |
2001年12月17日(月) 久しぶりにリックの体重測定してみる、26キロになっていた。うちの体重計はあまり正確ではないが、最近ずっしりと重たくなってきている気がする。いったい何キロくらいが『適正体重』ということになるのか? この前テレビで「36キロのコーギー犬」が出ていたが、想像しただけでもすごい!どうしてそんなに太ったのかをやっていたが、笑ってしまったのが「体重が増えるに応じてフードの量も増やしていった」というところ、確かにフードの袋には体重何キロの犬には何グラムって書いてあるもんね。 |
2001年12月18日(火) リックは本当に懲りないやつだ。この前ストーブに近づきすぎて毛を焦がしたのに、今日もまたぴったりくっついている。どうして熱いと思わないのか不思議でしょうがない、いったいこいつらの皮膚の神経はどうなっているんだろうか? 猫もファンヒーターの熱風の吹き出し口のすぐ前に座って、風を全身に浴びていることがよくあるが、毛皮をつけているってすごいのね。 |
2001年12月20日(木) 夜テレビを見ていたら、県内に住むオゥシーを飼っているNさんが出ていた。番組は『ポチたま』犬・猫などペットを中心にした番組で、ゴールデンレトリバーの『まさおくん』が各地を旅して色々なペットを紹介するコーナーがあり、今回は軽井沢方面だった。もしかして知ってる人も出るかもしれない、と思って見ていたらやっぱり出た!ブルーマールのオゥシー海渡君もバッチリ出ていて興奮してしまった。この番組を見るたび「家にも来て欲しいナ・・・」なんて思っちゃう私はミーハー? |
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2001年12月21日(金) 朝から本格的な雪降り、この冬いちばんの降雪量だ。リックは生まれて初めてのたくさんの雪にどうするかと思ったら、変な顔をしたのは最初だけであとはもう普段と変わらずに庭を歩き回っていた。そのうち何を思ったか急に雪を食べ始めて、長いこと一心不乱に食べていた。雪はうまいのか? っていうか何でも口に入ればいいのか? |
2001年12月23日(日) 毎晩ダンナはよく眠れないといって悩んでいる。リックがベッドの上に乗って一緒に眠るからだ。 私のベッドはセミダブルなので、リックが一緒でもまあまあ普通に眠れるが、ダンナのベッドはシングルサイズなのでリックに乗られるともう足が伸ばせない状態になってしまうのだ。 なのにリックはダンナのベッドがお気に入りで私の方にはまず来ない。そこでダンナのベッドを『ロングベッド』にしてみた。ちょっと笑ってしまうほど長いベッドが出来上がり! リックは伸ばした部分で良い子で寝てくれた・・・、と思ったら朝には移動していた。それでも前よりずっと良いそうだ。 |
2001年12月25日(火) 今日はクリスマス、敬けんなクリスチャンではないリックだがプレゼントをあげることになった。 食べる物はすぐになくなってしまい、ありがたみがないのでオモチャにした。近所のホームセンターには198円均一の犬用オモチャが色々あるので、いくつか買ってきてリックの前に並べてみた。 どれかひとつ気に入った物を選ばせてあげるのだ。たくさんのオモチャを前にしての「待て」はちょっと辛そうなリック、この後選んだオモチャは結構長持ちした。・・・とはいっても最終的にはどんなオモチャも壊してしまうんだけどね。 |
2001年12月28日(金) リックを連れて毎日出かけているが、はじめて一緒に遊んでくれるワンちゃんと出会った。 昨夜からの雪がかなり積もっていたので、公園に来る人はいないだろうと思いノーリードで遊んでいたが、急にリックの動きが止まって一点を見つめたかと思ったら、次の瞬間にはそのワンちゃんめがけて全速力で走って行ってしまった。私の足では到底追いつくわけもなく、あっという間に2匹で遊び始めてしまったのだ。ちょうどリックと同じくらいの体格だったのが良かったのか、すぐに仲良くなってしまい、連れていた人も「いいですよ、遊ばせてください」と言ってくれたので、しばらく犬遊びをさせてしまった。リックはずっと遊んでいたかったようだが、一緒に来ていた小さな子供がリックの顔が怖いと言って泣き出してしまったのでバイバイしして帰った。確かにリックの顔は怖いかも・・・。 |
2001年12月31日(月) 大晦日だ、今日で今年もおしまいだ。買い物ついでに『信州スカイパーク』に行く、こんな日に犬を連れて歩いている人はいないだろうと思ったら、今までで一番たくさんの犬が来ていた。 この広い公園の中でさえ、犬を避けて歩くのは難しい位だった。リックはとにかく犬のそばに行きたくて仕方ない、リードを離した瞬間に犬のところに走って行ってしまった。 しかも行った先に居たのは小さな小型犬じゃないか、かわいそうにすっかり怯えたそのワンちゃんは飼主さんにしっかりと抱かれて震えていた。私たちもリックを追って散々走ってクタクタだ、お仕置きとして棒に縛り付けてみました。 |