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【6ヶ月】その1       その2へ    その3へ
2001年7月1日(日)
梅雨の中休みか、久しぶりに天気が良い。
Kさんに誘ってもらい、五光牧場へ遊びに行く。ここは広大な敷地にグラウンドやら、キャンプ場やらの沢山の施設があり、アジリティ大会などの会場にも使われるそうだ。 もちろん犬もノーリードでOKよ。
Kさん家のお利巧なワンちゃん達と一緒に、こんなに広い所で思う存分遊べるなんて、リックは嬉しくて気が狂ったようになっていた。
こんな風にしてリックを遊ばせてあげたのは始めて、楽しそうなリックを見ると、私達もとても嬉しい。
でも、リックが見ているのはワンちゃんばかり、私達の事はまったく無視だ。人間に魅力がないせいだと、Kさんに言われる。もっと犬との絆を強めなくては、・・・って、どうやって?
2001年7月4日(水)
暑い1日。梅雨はどうしたんだろう?
Kさんから川遊びスポットを教えてもらう。大通りから少し入った所にある、とてもいい場所だ。
だが、川に下りるのには3メートル位の擁壁を降りなければいけない。斜めに立て掛けた流木をつたって降りるのだが、リックにはそれができない、臆病者だ。
山から流れてくる水はさすがに冷たい。その中を気持ちよさそうに歩き回るリック。犬がこんなに水が好きだなんて知らなかった。
帰りももちろん擁壁を登れずに、お尻を持ち上げてもらってやっと登るという情けなさ。
その後Kさんの授業8回目。狭い公園で、私達が隠れたり逃げたりしながらリックを呼ぶ訓練。犬が人から目が離せないように、緊張感を持たせないといけない、私達は犬に隙を与えすぎているそうだ。
2001年7月7日(土)
いよいよ去勢手術の日だ。
朝ごはんは抜きで、AM10時に病院に連れて行く。リックはすぐにケージに入れられてしょんぼりしている。
睾丸のところと、お腹と2箇所を切ると思うが良いか聞かれる。良いも悪いも、とにかく2個とも完全に取ってもらいたいとお願いし、誓約書に署名する。
今夜ひと晩入院させてもらい、迎えに来るのは明日の夕方になる。 置いて帰るのはとても辛いが、ひとりでも頑張るんだぞ!リック。
夕方電話で手術の様子を伺う。睾丸は2個とも摘出したそうだ。何とか無事に済んでホッとする。
いつもはうるさいと思っていても、リックのいない夜はとても寂しい。考えてみたらリックが来てから初めてだ。
2001年7月8日(日)
リックが入院中にどうかと思うが、『草アジ』の競技会を見学にいく。
先日行った「五光牧場」が会場だ。芝生の生えたグラウンドにアジリティの器具が並び、その周りを参加者のターフやテントなどの観覧席が取り囲んでいる。犬も人も沢山、大変にぎやかでお祭りのようだ。 競技も見るだけで楽しい。いつかはリックもこんなことが出来るのだろうか? それよりも前に、この会場で落ち着いてなんかいられないよなー。って、連れて来れないジャン。

おパンツ夕方リックを迎えに行く。ものすごく痛々しい。2週間後の抜糸の日までは、カラーを外さないように言われる。傷が痛むのか、しきりに舐めようとする。その度カラーの端がお腹にあたって血が出てしまい、はらはらして見ていられない。仕方がないので私の"おばさんパンツ"をはかせてみる。これがジャストサイズ!

カラーが大きくて、クレイトには入らないので、今夜からは私がリビングに布団を敷いて、リックと一緒に寝ることにする。
2001年7月9日(月)
腹巻 さすがのリックも、痛みで動けない。お腹をかばって変な格好ですわったまま、ボーっと外を見ている。
元気な時なら、とっても笑えるポーズだけれど、さすがに今は笑えない。
必死で何とか傷口を舐めようとするので、傷口を止めてあるホッチキス(?)の針がどんどんと取れてしまう。
仕方がないので、今日はパンツの上に更に腹巻をしてみた。血がどんどんと滲んでくる。どうすればいいんだ。 つきっきりでリックを見ている私まで具合悪くなりそうだ。
2001年7月10日(火)
リックの傷口がどんどんと開いてしまう。
これではまずいと思い、夕方病院へ連れて行く。
もっと早く連れて来い、と怒られてしまった。 開いた所を止めるのだが、これが本当にホッチキスだった。(もちろん医療用だろうけど・・)
リックは麻酔なしで傷口をいじられて、我慢できずに先生の手を噛んでしまった。 注射を2本打ってもらい、薬をもらって帰る。気温が高いので、傷が治りにくいようだ。
家に帰ったらまた舐めようとして、針がいくつかはずれてしまう。このまま化膿してしまえば大変なことだ。Kさんに見に来てください、とメールでSOSを出す。

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2001年7月11日(水)
Kさん、さっそく見に来てくれる。傷の様子を見て、これなら大丈夫だと言われ、一安心。
カラーをもっときつく巻くように、夜はマウスカバーを着けてクレイトに入れるように、とアドバイスをもらう。
教えてもらったマウスカバーは売っていなかったので、違うものを着けてみたが、しっかり舌が出てしまい、舐め防止にはならなかった。
ためしに病院に行く時にしていったら、噛み防止には大変役に立った。
2001年7月12日(木)
リックが『赤ちゃん帰り』してしまった。
といってもトイレの話。すっかり昔に戻って、部屋の中をどこでもトイレにしている。 いちおうトイレも作ってあるが、他でする方が多い。なんてこったい。
でも、お腹の傷が痛いのに、かわいそうで叱れない・・・・。
傷が治ったら、一からトイレトレーニングのやり直しか?
2001年7月16日(月)
心配した傷口は何とかきれいにくっついたが、 リックのストレスが最高潮に達しているようだ。 散歩も運動もなしの毎日だもんね。
カラーをつけたままじゃ、家の庭で遊ぶくらいしかできなかったが、 今夜は近所をぐるっと散歩してみる。もちろんカラーをつけたままだけど。
本に載っていた『犬用レバークッキー』を作ってみる。おいしい物を食べればストレス解消になるかも・・・、 って私とは違う?
これがもう大喜び。匂いをかいだとたんに、目の色が変わったね。よっぽどおいしかったらしい。 でも人間には最悪の匂い、オーブンの中までものすご〜く臭い!
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2001年7月21日(土)
待ちに待った抜糸の日!
このホッチキスの針をどうやって抜くのか?というのがずっと心配だった。また麻酔をかけるのだろうか、それとも麻酔なしでペンチで切って無理やり引き抜くのか・・・。
ところがちゃんとうまく出来ていて、針をまげてクイッと抜く器具があるんだ。まったく痛くないようだ。 3人がかりで押さえつけて、何とかおとなしく抜糸が済んだ。まだ少し血が滲む所もあるが、もう大丈夫だ。よかった、よかった。
2001年7月22日(日)
おっとな〜 リック、突然『おとな』になる。
抜糸が済んで、カラーを外したら、あら不思議、リックの顔が大人顔になっていた。びっくり。
この2週間の間に、顔の下の白い毛がぐーんと伸びていたようで、違う犬を見ているようだ。
やっとオゥシーらしくなってきて、とってもカッコいいぞ!
なのに・・・行動はぜんぜん変わらないのか? そこが母さん情けないったらありゃしない。
頭の中もはやく大人になってね、お願い♪
2001年7月26日(木)
手術後初めてのKさんの訪問授業。
「これは、1からやり直しだね」きびしいひと言。すっかり後退してしまっているそうだ。 手術前に出来た事が、すべて出来なくなっている。ガ〜ン!
そりゃ、確かに甘やかしました。訓練も何もしなかったです。だけど、こんなに出来なくならなくてもさ・・・。
リックは「ひょっとして、この家で一番えらいのは俺か?」と思っているらしい。それで私達の言うことは聞かないのだ。ここはひとつ頑張らなければ、本当に『リック様』にしてしまってはいけないよね。
2001年7月29日(日)
泳ぐリック Kさん一家と川に遊びに行く。車で1時間ほどの所に犬を泳がせるのには絶好の川がある。 水がとてもきれいで、もちろん人も泳げる。
最初は嫌がっていたリックも、Kさん家のワンちゃん達につられて泳いだ。それがけっこう上手い!
どこで練習したんだ?と聞きたいくらいだ。
誰に教わったわけでもないのに、犬ってすごい!
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