武州天野流　「妻沼太鼓」（天鼓会）打奏者心得

第１章　総　　　　　　　　　　　則

　リーダー不在の場合は、リーダーの指名した者が代行する。

第２章　稽古における行動範囲

　稽古の開始前後の会場の清掃・楽器の整備は参加者で綿密に行うこと。

　無断欠席が６ヶ月以上に亘る場合は、打奏者名簿から除名する。

　再度加入を希望する場合は、改めて新入会の手続きを要する。

　リーダーの指示を無視したり反抗することが目に余る場合、または本太鼓の打奏者としての尊厳を著しく損ねる行動があった場合には打奏者名簿から除名することがある。

　稽古日の会場での打奏者相合の挨拶は「おはようございます」という。

　優れた打奏者を一人でも多く育てるように、努力すること。

　楽器等の備品を個人自主練習の為に、持ち帰ってはならない。但し。リーダーが必要と認めた場合は持ち帰ることができる。その際、品名・氏名・借用日限を記した借受書をリーダーに提出しなければならない。

第３章　公演における行動規範

　公演会場への楽器運搬・整備・清掃等は、積極的にすることを心掛けること。

　公演出場の無償奉仕等については、会則により実施する。

　公演時におけるステージマナーは、リーダーの指示に従うこと。

　ステージ協力者へ懇念なる依頼と感謝の言葉をかけること。

　ステージ上での喫煙の禁止。

　はっぴは委員会の貸与品であるから、管理は各個で確実にし、退会の際には返却すること。尚、はっぴは公演会場以外は着用してはならない。

　本心得の加除は、必要に応じてリーダーが家元の指導を得て行う。
　本心得は、昭和６０年１２月１日より実施する。