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アスベストによる疾病で労災認定を受けた事業場の情報がようやく公表されました。
昨年の11月に、川田龍平議員提出の質問主意書で、初めて「公表する」という内容の答弁が出されていたものです。
アスベスト問題は、アスベストの有害性と被害の実態を隠し続けてきた中で
国や企業とそれを取り巻く専門家たちによって、(半ば意図的に)つくられてきたといえます。
外国で被害が出ていることがわかっていたのに、「人種による違いがあるといわれている」などといって、
使用を認めてきました。
アスベスト企業は、労災被害者の発生を一定程度見込んで、企業内の上乗せ補償で 被害者には手厚くし、同時に口止めをして被害の実態が広がらないようにしました。 厚生労働省は、一般住民にまで被害が広がっていることがわかった今になっても被害の実態をわかりにくくしている・・・ そういうことを、私たちが防ぐことができないでいる現状があります。
今回も、公表まで、答弁が出てから4ヶ月以上もかかりました。 その間何を検討していたのかと思います。 なぜここまで遅れるのか、その理由を知りたいと思います。
また、前回公表分は除外されていて、被害の全貌がわからないようになっています。
さらに、今回公表されたの労災認定件数は、 2006年の9月から12月に決定された、被害救済基金の負担割合の基礎データにもなるはずでした。 前年と同じように8月までに発表されていれば、 救済基金の負担をするアスベスト企業は、現在の4社よりも増えていただろうし、 アスベスト企業の負担金も今よりも多くなっていたはずでした。
その分を一般企業に負担をさせていることを考えると、 発表が遅れたことについて、厚生労働省は何らかの責任をとるべきではないかと思います。
公表された情報は、厚生労働省のホームページでご覧ください。
「石綿ばく露作業による労災認定等事業場一覧表の公表について」
★クボタ・ショック後のアスベスト対策〜川田龍平議員質問主意書をどう読むか〜
(環境行政改革フォーラム2008年発表原稿)(2008.1.3版)
★川田龍平参議院議員から、「クボタ・ショック後のアスベスト対策に関する質問主意書」(参議院HPへ)が提出されました。★
答弁書がでました。→「クボタ・ショック後のアスベスト対策に関する質問に対する答弁書」(平成19年11月22日)NEW!
一番最後の質問、この間非公開となっていた、クボタショック後の労災認定事業場名の公開について、
「情報の公開に向けて検討を進めてまいりたい」
と答弁しているところが、たいへん重要となります。
〜労災認定事業場の名称、平成17年度、18年度分も公開の方向へ〜
労災認定事業場名の非公開について厚生労働省へ提出した質問(2006年10月13日)
アスベスト被害救済基金の事業主負担検討会に関する貴省の対応について(質問)
平成17年度の労災件数の数値を加えること(2006年12月提出意見)
☆11月23.24日(金・土)に、横浜で国際アスベスト会議が開催されした。☆
石綿全国連絡会議主催、場所は、2日ともパシフィコ横浜、アネックスホール。
→国際会議は大勢の方のご参加のもと、無事終了いたしました。ご協力ありがとうございました。
当日の資料が石綿対策全国連絡会議のサイトで入手できます⇒
http://park3.wakwak.com/~banjan/kokusaikaigi.html
☆金融庁の文書が公開されました・・・金融庁国会答弁に根拠なし??
山崎穰一金融庁総務企画局参事官は、二〇〇六年二月三日の参議院環境委員会で
日本の損害保険会社のアスベスト免責について、1980年代後半に免責としたと聞いている、これについて「主要な保険会社にヒアリング」したと答弁しました。
しかし、情報公開では金融庁にヒアリングの資料はなく、質問主意書の答弁書でも、どこにヒアリングしたのかも含め公表しないとしています。
(一方、損保ジャパンの代理店のひとつが今年7月ころまで、HPでアスベストによる労災上乗せ保険の加入を呼びかけていた事実があります。)
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