お蕎麦とお酒の関係 お蕎麦とお酒の関係は皆さんご存知ですよね。 「蕎麦前」って言葉を調べてみました。 昔はお客様がきてから蕎麦を打つので、時間がかかる。 そこで、蕎麦が打てるまでお酒を飲んで待つのが普通だったらし い。 お蕎麦が出る前に飲むお酒が「蕎麦前」とのこと。 またお蕎麦が無くなり、次が出るまでお酒を飲むのを「中割」と 呼んだそうな。 で、食べ終わると「箸洗い」と言うお酒で飲み収め。江戸時代 から今の世の中まで続いているんですね。 |
山葵(わさび)の食べ方 蕎麦の薬味に山葵(わさび)が出される事が多いですよね。 で、どのように食べれば良いのか資料を見てみました。 @山葵(わさび)は汁に溶いて食べる。 蕎麦にのせて食べる人も居ますがキザに見えますね。 【衣食住の百科】 A山葵(わさび)のように香りの強いものを汁に溶いてしまうと 蕎麦の香りが消されてしまうので、舌先にのせて口直しとする。 【片倉康雄著手打ち蕎麦の技術】 B山葵(わさび)は汁に入れると瞬く間に辛さが消えるので、少 しづつ何度も入れて食べる。 【川島四郎著蕎麦の相棒物語】 |
もり・かけの語源 安永2年(1773年)には「もり」が俳句などに登場しているそうで す。 つまり蒸篭に盛る蕎麦を「もり」と言っていますね。 また「かけ」は「ぶっかけ」を略して「かけ」と言われたらしいです が、登場は寛政年間(1789年から1801年)から呼ばれたらし いです。 ざる蕎麦の元祖は江戸中期に深川須崎の弁天前に「伊勢 屋」という蕎麦屋が蒸篭では無く、竹で編んだざるに盛って出し て評判になってから呼ばれるようになり、海苔を載せて出すよう になったのは明治以降だそうです。 |