ニッカンコネギー

〜ニッカンはあくまで目標に過ぎない〜

2004年08月(2)

■2004/08/22 (日) 弾丸わる女子3人東京芝居ツアー顛末記4

終演後、根津くんが出てきてくれた。長岡から駆けつけた9人の顔を見て、にっこりしていた気がします。
15:00 解散、帰路につく。
別働隊6名と解散後、長岡への帰路につく。
・・・・が!環八が事故で大渋滞!関越にたどりつくまでに2時間近くかかった
16:45 練馬IC入線
三芳SAで休憩・給油・さきほどの芝居について再びしゃべくり倒しの会開催で、30分。
17:30 三芳SA発
関越は下りはすいすい!帰りはKちゃんが運転をしたが、「も〜楽しかったし、全然疲れなかったよ!」と三芳SA〜長岡まで240キロノンストップ運転!・・・元気なのはいいけど、無理は禁物よ〜。とにかく無事着いてよかったです。
20:30 長岡IC到着
21:50 夕食後解散

・・・そして無事アパートにたどりつきました、お疲れさま!!
今回わかったこと
・女子3人でもなんとか自動車で行って帰ってこれる。
・ナビは便利だが、都会の道路はそれ以上に手ごわい。
・下北から幡ヶ谷に行くには、明大前で乗換えてすぐに笹塚で都営新宿線
に乗り入れる電車を待たなくては行けない。
・KちゃんもCHIもスイーツにはお金を惜しまない。
・KちゃんもCHIも若者なのでむちゃんこスリリングな運転をする。
・私の運転もスリリングだとかつてはいろいろな方にご指摘を受けていたのに、32になって、すっかり落ち着いてしまったんじゃないの!?だてに年は取らないねえ、ってうれしくないよ!
・4文字言葉のふんだんに入り交じった会話やエロなシーンも3時間見続けるとちょっとまひしてくる
・SM嬢にまじモードで「すいませーん、ちょっと温度あげてください」とやってほしかった。
・眼くんはちっとも変わっていなくて、でもいい芝居しててよい。っていうかおいしすぎ。
・コーヒーの話はほどほどにした方がいい。
・オコネギに近々「CHIのスイーツナビゲーター(仮)」なる新コーナーができる。
 ・・・まだまだあるのですが、とにかく、楽しかったよ!ということで顛末記終わり。

■2004/08/22 (日) 弾丸わる女子3人東京芝居ツアー顛末記3

7:30 なんとなく起床。夕べもらった60枚近い芝居のチラシの山をチェックしてどうしても持って帰りたいものを選別する。・・・それだけで30分以上かかるとは!朝から頭つかって大変。終わってもう一眠り、身仕度。
9:50 ホテル出発!「別名スイーツナビゲーター」CHIのナビゲートにより向かうは下高井戸のおすすめ洋菓子店「フランス菓子ノリエット」へ。娘二人におつかいを頼んで車番・・・って、君たち一体いくつ買ってきたんじゃい!あれこれよりどりみどりで食べる・・・が!
さすがナビゲーター。はずれがない!甘みもしつこくなく、使われてるフルーツの味もしっかりしていて、すごいんじゃないの?な味。
特においしかったのはチェリータルト、モンブラン、カスタードプディング。いい店教わったよ〜今度都内に住む妹にも教えてあげよう。
10:30 下高井戸発川崎駅行き
日曜の環七〜国道1号線はすいすいでした。
11:30 川崎着
かなり早めについてしまった。車の中で残りのスイーツをいただく。
「ミネムが食べるまで食べられないよ」と、駐車するまで残りのスイーツ食べるのをまってくれたKちゃんの乙女心に涙する。
12:00 わる団員川崎観劇ツアー計6名と合流する。
履きなれないパンプスで足の甲に靴ずれ。甲広なので、おしゃれ靴はくとたいがいこうなるのだ。あいたたた。ビーチサンダルを買ってばんそこ貼って応急処置。
13:00 根津くん芝居観劇
・・・とにかく、会場内が寒くて参りました〜。芝居は、2団体による合同公演で2部構成になっていて、根津くんは後半の演目に出演していました。
後半のはじまるまでの長いことといったらなかった。
根津くんは、むずかしい記憶喪失の役をネツ演!やっぱり声優の勉強をしただけあって、いい声なんだなあ。

今回の芝居は2本ともオリジナル脚本ですごいな〜と思うと同時に、その難しさも実感しました。
アンケートにも書いたのですが、2団体とも演劇ワークショップ受講生による成果発表といった意味合いの公演のようだったので、いろんなことに挑戦するその意気込みに拍手。でも、チケット代金を取るべきなのかは疑問。
あるいはどうしても有料でせざるをえないという状況ならば、せめて「制作協力金」などと銘打つことも必要だったのでは?

見に来てくれる観客の目を意識することがどれだけ大切なのかということを考えさせられたひとときでした。

■2004/08/21 (土) 弾丸わる女子3人東京芝居ツアー顛末記2

16:00 練馬IC着。環七へ
関越は渋滞もなく順調。なのに、しゃべくり時間が加算され、結局当初の「13:00出発案」と変わらない時間になっている〜。
ここからはハードな都心一般道ゾーンを、車の持ち主「わるの遠距離通勤女王」CHIがナビ見ながら果敢に運転・・・が!ビルや高架下の多い甲州街道沿いの幡ヶ谷駅前のホテルまであとちょっと!というところでGPSをうまく拾えずにナビ死亡。CHIは涙をちょちょぎらせて「なんでこんなときに死ぬんじゃあああ」と叫ぶ。・・・回り道を繰り返すがしゃべくり隊の団結力でなんとかたどりつく。
17:00 ホテルにチェックイン
各部屋にて疲れをいやす。ああ、それにしても!東京の道路はそんなにあまかねえんだねえおっかさんや。ぐったりする。最後だけは振り回されてしまったナビだけど、ナビなしだったら甲州街道にたどりつくまでに死んでそう?
18:00 差し入れパート2購入。地酒と焼酎のダブル。酒屋さんのいぬがかわいい。
18:15 下北沢へ出発。
幡ヶ谷駅〜明大前〜下北沢。15分もかからなかった。
19:00 観劇。
開演前にロビーでばったりと一発屋のげんぱさんと小出さんに出会う。すごい偶然だ〜!といっても、げんぱさんとは以前にもナイロンのお芝居でばったりあったような気がする・・・見かけただけかな?
「男性が好きなスポーツ」。意味深なタイトル通り、4文字言葉とちょっとアレなシーンの連続。ロマンチカのエロチックダンスに酔う。場内中の老若男女が4文字言葉を聞いて笑っている光景にまた笑う。
すごいわ、やっぱり。
大学の後輩眼くんは開演そうそう、松永玲子とすっごい絡みです。迫真です。っていうかおいしい役です。そして、活躍ぶりに圧倒される。すごいよ!
22:30 ナイロンのお芝居はいつも長いな〜。けど、「長さ気にならず」というのが終演後のKちゃんの第一声。たしかにうまく構成されてます。でも、あたしはどうしても集中力の限界が・・・・。年いうな!
でも、おおむね大満足。眼くんに会って差し入れして帰る。
23:30 乗換え間違えてしまったがやっとこさっとこ幡ヶ谷へ。居酒屋で観劇感想会&劇団運営について意見交換会。KちゃんもCHIも、ものすごい演劇が好きだ、もちろん私も、だから演劇の話が尽きることなく。
25:45 ホテルの門限のため会終了。
あー、喉渇いてる・・・ってなぜ?以下翌日へ。

■2004/08/21 (土) 弾丸女子3人東京芝居ツアー顛末記1

今回は車に乗りあわせて、東京芝居ツアーを敢行しよう!という企画とあいなりまして。
目的は「ナイロン100℃」の初日観劇と、わるだくみのホープ根津友和が川崎で芝居を打つというので、見に行きました。

以下、時間軸を追いながらことの顛末をば。

21日(土)
10:30 長岡発
当初の予定を大幅に早めて出発。渋滞対策で余裕をもってでかけようとノミの心臓の私が提案した。・・・が、そんな心の余裕が、しゃべくり精神旺盛な女子3人の心を満たし、この後の大しゃべくり大会開催へとつながって行く・・・

11:00 長岡ICから関越道
とにかくしゃべくる女子たち。話題は芝居のことばっかり。
11:30 越後川口SAにて買いだし・休憩・昼食
ナイロンの芝居に出演している私の大学の後輩のリクエストである酒を買おうと話していたのだが!高速道のSAにアルコールがあろうはずもなく。急遽、おつまみのたら棒とスティック状包装の魚沼産コシヒカリを購入。
その後、お盆に高速道でもらったSA広報誌に乗っていたシーフードカレーを食してみる。
漬け物マニアはカレーもいいけどなすきゅうりのピクルスに夢中。
その後、30分いじょうしゃべくりたおす。話題は前回公演の苦労談。
全然終わりそうにないしゃべくりだが、店が混んで来たのでさすがに矯正終了とする。
12:20 越後川口SA出発!余裕〜
13:20 赤城高原SAで休憩。
缶コーヒーをいただきながらしゃべくる。しゃべくる。話題は劇団の連絡伝達のありかたについて、かなりまじめです。
14:20 赤城高原SA出発!
15:10 三芳SAで休憩・給油
ソフトクリーム食べながらしゃべくりたおす。車の中でもあれだけ話しているのにノンストップです!すげえな。1時間ちかくしゃべくった気がするぞ。

後半へ続く。

■2004/08/20 (金) n.e.c初顔合わせ

今日の夜はn.e.c「汝、左手の為すことを右の手に知らすな」の初顔合わせでした。

昨年、わるだくみ初公演にかかわって、リリックの文学座WS受けてすっかり芝居熱が復活した頃にいただいた出演のお話は本当にうれしくて。

で、シアゴーの舞台を初めて踏み踏みすることができたのでした。踏み踏み。

今回はその続編というか、アナザーストーリーてやつで、力不足とは思いながらも、こんな機会はめったに、というか、もうこの先ないだろう!と、なりふりかまわずお引き受けした次第。本当に。

で、初めて役者さんが揃って、本読みをしてみました。うんうん。これからすることは、まずセリフですねえ・・・あああ〜。忘れっぽいから。

次に姿勢ですね〜。ああああ〜っ、気をつけよう。

それから、役者さんと早くラポートを取ること〜っ!うんうん。
私があらゆる面で足引っ張ることは請け合いですが、ベストが尽くせるように、がんばりますのでお手柔らかにねレイミさん。

※そして恥ずかしい事実をご披露。上の「力不足ですがやらせていただきます」みたいなことを自己紹介でも言ったのですが、その時は

「役不足で・・・」

っていっちゃったよ!帰りの車の中で、そういえば何かの時に「役不足の本当の意味」について誰かに教えてもらった記憶が・・・

ああ〜ん!嘘。力不足!!みなさんも正しい日本語覚えようネッ!

↑おまえだけだって・・・(+_+)

http://www.kt.rim.or.jp/~sugasawa/word/yakubusoku.html

■2004/08/20 (金) サプライズ・バースディ

みなさん、「ER」好きですか?私は好きです。

救急病棟で起こる人間ドラマですが、そのリアルさを引き立ててくれるそこに勤める人たちのとても人間臭いところが好き。辛くても、明るく前向きに楽しく生きて行こうよ、というスタンスが好き。
特に好きなのが、初期に7回に1回くらいの割合で起こる主要登場人物たちのサプライズ・バースディ。

もう、本人を如何にしてだまそうかと命かけてますよ、っていうみんなが愛しい。とてもうらやましく思っていました。

まさか、自分がサプラ〜イズされるとは!もうびっくりでうれしい。
どういう筋書きであったかというと、今日はわるだくみ稽古の日。そして、わるだくみの軟体女優K子のバースディ。
「だから、びっくりさせるぞ!協力してね」とSMちゃんからメール。

「いいよ〜」と返事して、当日。
早々とやってきたメンバーでKちゃんのケーキ隠してるとKちゃんやってきてあわてたり。「あーばれなくてよかったね」などとこっそり会話をしていたが・・・

まさかまさか。私もですか!?ああ超うれしいです、ありがとう。

そして、見てください、この膨大な数のプレゼント!

http://k.excite.co.jp/hp/u/oko-negi/?pid=000401&yid=oko-negi&SSL=TN5Z4Q2013PIM4NU28WE

で、キクバリニストD氏の細かい技!煙草かと思いきや、中になにかくるくるまかれた物が・・・ギフト券ではないですか!!まさにサプラ〜イズですね。

http://k.excite.co.jp/hp/u/oko-negi/?pid=000402&yid=oko-negi&SSL=TN5Z4Q2013PIM4NU28WE

でもって、入浴剤(みなさん私の風呂好きをよくご存じで)・チキンラーメン丼(おととい買おうとしたのよ〜!まさかもらえるとは)・そして砂のかたまりを自分でほじほじしてお宝発掘するセット・・・たのしかったよSマン。

http://k.excite.co.jp/hp/u/oko-negi/?pid=000403&yid=oko-negi&SSL=TN5Z4Q2013PIM4NU28WE

それからY嫁にくりそつのはちのヤマダサンがわが家の仲間入りをしました。楽しいねえ。

それにしても、今回の仕掛け人SM嬢にはだまされました。でも、ほんとありがとう!

お盆生まれなので、これまで友人と過ごすことが本当にないバースディだったのですが、遅れてやってきた、最高のひとときでした。

だんなと過ごしたバースディより、
   
ちょっとだけ う れ し か っ た よ。
(だんなに気をつかって矮小表現)

■2004/08/16 (月) ニトリ ヤマシタ アテーナ

さて、タイトルの共通点は?

なんて、簡単過ぎてしょぼいっすねー。

今日は午前中はだんなといろいろ用を足した。11時ごろ、帰って行きました。

その後、「夏!模様替え第2弾」敢行。
といっても、引っ越し以来4ヶ月、課題となっていたキッチン・バスルーム・ベッドルームの収納を見直したのです。

ベッドルームのタオル用シェルフをむりやり脱衣場に入れてみました。が、本当にぎりぎり入ってるって感じでせせこましいので、もう処分しちゃおうかなー。10月から粗大ゴミ有料化だから捨てるなら今だしねえ。

で、夕方にニトリヤマシタツアーに出かける。が、いいものはやっぱり高いし、安いものはいまいちイメージにあわない。むーん。

悩みつつ、結局キッチンとベッドルームの模様替えの方を先にやることにする。
キッチンには、アテーナで購入した666円のカラーボックスを入れて、炊飯器やポットをその上に移動する。

で、これまで家電置き場になっていたミニテーブルをだんな喫煙机として復活さす。

ベッドルームは、今までシェルフがあったところに、ニトリのシステムカラーボックスの1段・2段・3段を階段上に並べ、上にもおさまりきらない本を置いてみました。

いいんじゃないの???

夜、実家に寄ったあとに「hutago」という前から気になってた漫画の総集編を読破。

そうなのよ、雑居・もしくは飲み会・お泊まり会などでさらりと生き方などについて話すのは、とてもいとおしい時間。

普段絶対にできない内容の話だからかな?仕事中には、「自分の生き方について」なんて絶対に話さないしなあ。

とても愛しい、うらやましい話でした。ああー。

■2004/08/15 (日) 帰ってきました。

9時半頃、名古屋出発。なかなか名古屋高速に乗れなくて、だんな母に電話して道案内してもらったり。

名古屋は道路がすごく発展してて便利なんだけど、わけわかりません。住んでみないと、どこが高速の入り口なのかとかさっぱりわかりません。
とにかくありがとうだんな母。

今日は行きとコースを変えて、名古屋〜一宮〜東海北陸道〜白川郷経由北陸道〜長岡、という富山周り。

途中、「御母衣ダム(おぼろだむ)」というでっかい石でできてるダムを見学。でか!

それから白川郷に乗り込んだのだけど・・・すごい観光客にへきえきして、車内見学でやり過ごす。

で、なんか不完全燃焼なのでだんなにおねだりして「埋没林博物館」へと。
富山県魚津市にあるのですが、なんでも、富山湾は1700年前は杉林だったそうな。その後、海面上昇などで杉林は湿原になり、その後長い時間を経て海になった。
湿原になると杉は枯れてしまうのだが、樹根の周囲には地下水がわき上がっていたため樹根を腐敗させるプランクトンが住めず、現代まで奇跡的にその姿を残していたとか。

それが昭和初期に見つかって、で、貴重な埋没林として天然記念物になっているとか。

へええ〜。1700年前の樹根・・・って、本当に?つやなど、今の杉の木と変わらないような質感で、すごく不思議。

それにしても、この埋没林を最初に見つけた人は不思議に思ったんだろうな〜「海から木の根もとの部分だけ残ってる」なんてね〜。

貴重なものを見ました。魚津はこの他に、蜃気楼の見える町としても有名で、この博物館で蜃気楼のできる仕組みなどもお勉強。

立山連峰の冬の冷気が富山湾に流れこみ、海面からの暖かい水蒸気との温度差の境界ができて、その結果光の屈折率が変わるので湾の無効の風景が二重になったり、鏡のようにみえたりするんだって!へえ。

シーズンは冬〜春の、晴れて風のない日がよいのだそう。今度本物がみたいなあ。

そんなこんなで観光しながら到着したのは19:00ごろ。けっこうゆっくりと帰ってきました。

■2004/08/14 (土) 誕生日。

和やかな誕生日です。ハッピーバースディ。

さるさる日記から「お誕生日日記を書きにきてください」とわざわざメールが届いたり。へぇ。

というわけで、32の誕生日です。あー、だんだん年齢書くのが辛くなるね。
と、鏡に映った自分の顔を見る。

(具体的な表現は割愛します。自分のあらゆる部分につっこんでます)

と、ツッコミどころ満載(笑)ああ〜。
まあ、いい年のとり方ができるようにしたいですね。自然に、逆らわず。

誕生日はだんなのホームタウンである名古屋で過ごしたのですが、今日は有松しぼりの展示館に出かけてみた。

有松しぼりとは? http://www.rakuten.co.jp/yukataya/486960/487854/

ここのところ、浴衣ブームだったわけですが、手の込んだ絞りの模様の本格浴衣にめまいすら覚える。そして値段も本格的。
(この間の浴衣2着の衝動買いはしょせん一着3,800円だし)

でも、プレゼント買ってもらった(^^)よかったです。
ちなみに「浴衣ほしい」は「そんなに着ないでしょ」と却下されました・・・。まあ、そうですね。とにかくありがとうだんな。

また1年間がんばって生きよう。

■2004/08/13 (金) 養老天命反転地?

名古屋滞在2日目です。今日は、だんな父母と4人で岐阜県ツアー。

私のリクエストは、養老市にある「養老天命反転地」というテーマパークにいくこと。
ここは美術の教科書にも取り上げられている有名な現代美術の作品でもある。
「水平な部分がまったくなく、平衡感覚を失う」というのがひとつの売りとなっている。

っていうか、開園当初に平衡感覚を失いすぎた人が転んで骨折するというアクシデントがあったことでも有名で、

そんなにめまいがするほどすごいのか?

を確かめることが目的のひとつ。あとは職業柄ネタにしようという気持ちがひとつ。

さて、実際に行ってみて。確かに、半球状にくりぬかれた地面の中に、大小様々な日本列島のオブジェ、そして、迷路状の建物の中に入ると複雑な構造の中に埋めこまれているのは台所・ベッド・イス・机など、家庭的な印象をもつものがあちこちにある。

その組み合わせにいろいろな意味があるのでしょうが、平衡感覚はどうであったか。

ん、意外と普通。っていうか、普通の坂道。思ったほどではなかったです。
きっと転んだ人はもともと足腰弱かったんだな。でも、ひとつそういう事件が起こったことできちんと安全対策は施されていました。

警備員さんが一日張りついて監視していたり、貸し靴(パンプス・ミュールは確かにヤバい。)・貸しヘルメットの用意も。ふーん。

一番楽しかったのは、外から全く光の入り込まない迷路に入ったことです。
目をつぶっても、あけても、同じような暗闇。目の前に何があるのか全く見えないので、とにかく手探り、そして、一緒に入っただんなやだんな母の所在もわからないので、とにかく触って確かめる。それから、声で確認。

ひとに触れる行為がそこでは必然なので、はずかしさとか、人に触るためらいなどがすっぽりと抜け落ちていることを感じる。それは、社会生活上では考えられない感覚なので、しばし楽しみました。

小林よしのりかなんかがまんがで書いていたけど、日本人の生理的に許容できる人との距離って遠いよね・・・。むーん。

だからエロティックな表現が花開くのでしょうけど。はっはっは。

養老天命反転地公式サイト http://www.yoro-park.com/j/rev/


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