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第十一回 〜インターネットと花子さん〜

 

ゆうこ 「ゆうこです。きょうも宜しくお願いします」
ヒカル 「十一度目まして、そろそろ新興宗教でもやろうかなって思い始めたヒカルです」
ゆうこ 「…あのさ、前々からアンタに訊いておきたい事があったんだけどいい」
ヒカル 「ええ、核ミサイルからゾウリムシまでドンと来たまえ」
ゆうこ 「これはネットの世界だけでなく普通の社会でも言えることなんだけど、 親しい人間以外と話してはいけない話題の三原則って知ってる?」
ヒカル 「ええ、私をあまり舐めないでもらいたいものですな。 その三原則とはズバリ『持たず、作らず、持ち込ませず』であります」
ゆうこ 「それは非核三原則でしょ! アタシが言いたい三原則ってのは『政治・宗教・野球』のことよ」
ヒカル 「ふ〜ん、で、それがなにか」
ゆうこ 「アンタは口を開けばそのことばかり喋ってるでしょ!」
ヒカル 「はい、で、それがなにか」
ゆうこ 「アンタさ、なんで『政治・宗教・野球』の話題を親しい人間以外とするなって言ってるか分かってんの!」
ヒカル 「はいはい、どうせあれだろ、人と言い争いになるからだろ」
ゆうこ 「なんでキレ気味なのよ!  とにかくそうよ、これらの話題ってのは特に思想が絡むから余計に論争になりやすいの」
ヒカル 「じゃああれか、私一人が悪者なのか、え、そうなんだろ」
ゆうこ 「だからなんでキレ気味なのよ!  とにかくさ、もう発言した分はしょうがないからいいとしても、 これ以上危険な話題は避けたほうがいいと思うのよ、アタシ的には。
ヒカル 「なんで?」
ゆうこ 「なんでって、それは…、 ここの内容が気に入らないって人からいきなり叩かれたり色々嫌がらせをされたら怖いでしょ」
ヒカル 「ああ、なんだそんなことですか」
ゆうこ 「そんなこととはなによ。インターネットの世界は怖いのよ。 現に嫌がらせをされて閉鎖したサイトだって沢山あるのよ」
ヒカル 「私はね、つい最近、その怖いインターネットの世界でそういう嫌がらせから身を守る術を学んだのだよ」
ゆうこ 「それならその方法というのを教えてよ」
ヒカル 「トップページに『アタクシ震えてませんから』って書けば大丈夫なのです」
ゆうこ たろたま騒動  を知らない人には分からないでしょ!」
ヒカル 「たろたま騒動というと、あれのことですかな。 ベンツを運転していた一人の人が たまたま信号待ちで隣同士になったベンツを見て『あ、あのベンツ私のベンツに似てるかも』と ボソッっと独り言を呟いてそのことを助手席にいた人とヒソヒソ喋っていたら、 隣のナンバープレートが893で黒塗りのベンツを運転していたチンピラの耳に入り、 『ウチの親分のベンツは別注なんだよ、コラァ』と怒鳴られてびっくりしたその人が 『そんなこと言ってないです』と自らの似てるかも発言を匂わす返答をしてしまいさらに追い込みをかけられて その人が乗っていたベンツをボコボコに蹴飛ばされた挙句に、 黒塗りのベンツの後部座席に座っていた金バッジから 『テメェ、何ふざけた態度かましてんだマジで殺すぞ、コラァ』 と脅されたところを野次馬がフォーカスしてくれて助かったという、あの騒動のことですかな」
ゆうこ 「これはヒカルの妄想です。実在の人物・団体・事件などには、一切関係ありません」
ヒカル 「ま、あれですな。たしかにこの騒動のおかげでインターネットの世界が恐ろしい事が大変よく分かりました」
ゆうこ 「いや、アンタは全然分かってないよ」
ヒカル 「そんなことはありません。もうこういう公の場で言い争いの火種になりそうな言動は慎むことに致します」
ゆうこ 「本当にお願いね」
ヒカル 「大丈夫、大丈夫。例えメールで『北朝鮮ネタお願いします』って言われてもそれに反応することは控えるよ」
ゆうこ 「そうそうその調子。『政治・宗教・野球』に関する話題じゃなくてもネタなんていくらでもあるんだからさ」
ヒカル 「そう、朝日新聞なんてネタの宝庫ですよ」
ゆうこ 「やっぱりアンタは全然分かってない!」
ヒカル 「でも大丈夫。万が一騒動に巻き込まれてもこう言えば大丈夫です」
ゆうこ 「なんかヤな予感するよ」
ヒカル 「オフィシャルネットバトル開始! きゃほーーい!」
ゆうこ 「これはヒカルの妄想です。実在の人物・団体・事件などには、一切関係ありません」

 


 

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