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第九回 〜世界平和と花子さん〜

 

ゆうこ 「ゆうこです。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
ヒカル 「九度目まして、お○こ大好き☆ ヒカルです」
ゆうこ 「年明け最初なのにその挨拶はなんなのよ!」
ヒカル 「いや、ちょっといい挨拶が思い付かなかったもので」
ゆうこ 「だからってなんで新年の挨拶がいきなり下ネタからなのよ!」
ヒカル 「ま、そんなどうでもいいことでこれ以上引っ張るのもなんだし、 そろそろ本題に行こうか」
ゆうこ 「その原因を作ったのはアンタでしょ!」
ヒカル 「まあまあ、本当に悪いのは、 昨年の大晦日に私達で2002年の重大ニュースを振り返り、 元旦に2003年に起こるであろうニュースを予測するということを予定していたのに、 風邪を引いて年末から正月を無駄にしたここの管理人なんだから」
ゆうこ 「たしかにね」
ヒカル 「というわけで年明け一発目ですし、小泉構造改革内閣でも批判しときますか」
ゆうこ 「本当にアンタはいつも話題を突然変えるね…」
ヒカル 「でも、批判するにも構造改革をしていないんだから批判のしようがないか」
ゆうこ 「そういうこと自体が批判してるって」
ヒカル 「そんな中、またもやこの前靖国問題がありました」
ゆうこ 「政策批判はどうしたのよ!」
ヒカル 「もういい加減飽き飽きだよね、この問題は」
ゆうこ 「まあそうだね、周辺諸国が不快に感じると分かってるんだから止めて置けばいいのにね」
ヒカル 「あとは周りの国を完全に黙らせるか」
ゆうこ 「アンタが黙れ!」
ヒカル 「っていうかさ、A級戦犯だかS級妖怪だか知りませんが、 それを決めたのは戦争に勝った国なのですよ」
ゆうこ 「まあそうだね」
ヒカル 「だったら、戦争に勝っても負けてもいない第三国の○○人どもに A級戦犯がいるから靖国行くななんて言われる筋合いはこれっぽっちもないのです」
ゆうこ 「差別用語とそういう発言はするな!」
ヒカル 「やっぱりこういうことがあるから戦争には勝たなければダメなのです」
ゆうこ 「アンタみたいな考え方の人間がいるから世界から戦争がなくならなんだよ!」
ヒカル 「イラクが片付けば次は北朝鮮なのですから、 大日本帝国の威信にかけてサリンだろうがタブンだろうが何を使ってでも勝たねばなりません」
ゆうこ 「アンタそのうち刺されるよ!」
ヒカル 「先日の小泉総理の靖国参拝も偉大な先人方に必勝を誓ったものだったとのことであります」
ゆうこ 「デタラメ言うな!」
ヒカル 「そもそも人類の歴史は戦争の歴史なわけ」
ゆうこ 「それはたしかに事実だけど…」
ヒカル 「ヨーロッパから逃げ出した人間がインディアンを虐殺してその土地を侵略したとしても 勝利さえ収めれば独立戦争、解放戦争という歴史になるわけだよ明智君」
ゆうこ 「誰が明智君なのよ!」
ヒカル 「アヘン買えって戦争仕掛けても最終的に勝てば非難されることもないのさ」
ゆうこ 「アンタはいっつもそうやって自分の主張に都合のいいことしか言えないわけ!」
ヒカル 「あれれ、ちょっとキレ気味ですか」
ゆうこ 「いい、確かにアンタの言う通り戦争にはそういった側面もあるわよ。 でもね、戦争ってのは本当に悲惨なものなの。 そういう歴史を繰り返してはいけないの」
ヒカル 「わかったわかった、つまりはこういうことですね」
ゆうこ 「どういうこと?」
ヒカル 「戦争は何千人、何万人という人が死ぬ悲惨な出来事だから、 そんな愚かな行為をもうしてはいけない」
ゆうこ 「そう、そうなのよ。ようやくアンタも分かってくれたのね」
ヒカル 「だから戦争をなくすために戦争をしなければならない」
ゆうこ 「アンタがいなくなれ!」

 


 

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