↑トップページへ↑

 

↑ヒカルとゆうこと花子さんtopへ↑


↑↑文章topへ↑↑

 


 

第五回 〜ピンク映画と花子さん〜

 

ゆうこ 「ゆうこです。きょうも宜しくお願いします」
ヒカル 「五度目まして、爆笑問題…」
ゆうこ 「それはもう本当にいいから!」
ヒカル 「日曜日恒例にするつもりなのかね、これを」
ゆうこ 「そうなのかな?」
ヒカル 「ま、最近はまともな日記を書いてなくて、 それに加えて二日も日記をサボっちゃったから何を書いていいのか分からなくなった、 って感じも無きにしも非ず」
ゆうこ 「彼も色々あるのよ、きっと」
ヒカル 「まあね。土曜日の昼頃寝て、起きたら日曜日の朝だったらしいし」
ゆうこ 「疲れてたんだよ」
ヒカル 「疲れてたにしては土曜日の朝一でパチンコ屋に並んでしかもボロ負けしたらしいけど」
ゆうこ 「だからこんなところで恥部を晒さなくてもいいから!」
ヒカル 「この前の土曜日公開されたハリー・ポッターが大人気」
ゆうこ 「…あいかわらずアンタはコロっと話題を転換するね」
ヒカル 「なんでも初日に100万人以上を動員したとか」
ゆうこ 「それはすごいね」
ヒカル 「私にはあんな映画のどこが面白いのか分かりません」
ゆうこ 「観たことない人間がそういうこと言うな!」
ヒカル 「あんなガキが主人公じゃ魔法使いの映画とはいってもどうせ『メラ』ぐらいしか使えないんだろうし」
ゆうこ 「なんでドラクエになるのよ! それに『メラ』は魔法じゃなくて呪文よ!」
ヒカル 「まだ『カリー・ポッターと秘密の花園』ってほうが観る気が起きるね」
ゆうこ 「それじゃB級アダルト映画でしょ!」
ヒカル 「とにかく私はああいう子供だましな映画は大嫌いだね」
ゆうこ 「なら逆に聞くけど、アンタはどういう映画が好きなのよ」
ヒカル 「もちろん『新幹線大爆破』」
ゆうこ 「1975年のそんな昔の映画なんて今時の若い人は知らないよ!」
ヒカル 「時速80キロ以下になると爆発する爆弾を仕掛けられた新幹線 『ひかり』が終点の博多まで向かうスリルとサスペンス溢れ、 のちに『スピード』がパクった映画」
ゆうこ 「最後だけ余計だよ!」
ヒカル 「出演者も高倉健、宇津井健、千葉真一、丹波哲郎と超豪華」
ゆうこ 「たしかにね」
ヒカル 「これは10回以上観たね」
ゆうこ 「他には?」
ヒカル 「実はハリウッド映画も結構好き」
ゆうこ 「へぇ、いつもはアメリカ馬鹿にしてるアンタがね」
ヒカル 「こんなアメリカ万歳オナニー映画で喜んでるアメリカ人がいるのかと想像するとワクワクするから」
ゆうこ 「どうしてアンタはそんなに捻くれてるのよ!」
ヒカル 「あと好きな映画といえば『パイパニック』かな」
ゆうこ 「一応アンタも女って設定なんだからB級アダルト映画を挙げるのは止めなさい!」
ヒカル 「役者の演技がショボショボだった『タイタニック』は観たことないけどね」
ゆうこ 「デカプリオファンは日本人に多いんだからそういう人達に喧嘩売らないで!」
ヒカル 「まだ『パイパニック』のデカカリオのほうが演技が良かった」
ゆうこ 「男優に勝手に名前を付けるな!」
ヒカル 「そんな私でも『バックドラフト』は感動しました」
ゆうこ 「やっと誰もが知ってる映画が出てきたね。たしかにあれは感動的だった」
ヒカル 「最後にカート・ラッセルが『あれは俺の弟だ』と叫ぶところとかが名場面」
ゆうこ 「そうそう」
ヒカル 「ま、私は『バックドラフト』を観る前に『ファックドラフト』って映画でも感動したんだけどね」
ゆうこ 「その名前だけでどういう映画か分かるよ!」
ヒカル 「それも最後にカンツ・ラッセルが『あれは俺の兄弟だ』って叫ぶところとかが名場面」
ゆうこ 「どこがよ!」

 


 

←第四回へ   第六回へ→


↑ヒカルとゆうこと花子さんtopへ↑


↑↑文章topへ↑↑

 

 

けぇずまにあ