作詞・作曲 HEPAFIL
今 君は少し苦しい
多くの私を支えているから
今 君は少し熱がある
それは私たちのあつい息のため
今 私にできることはただ
息をひそめて 歌うことだけ
君は覚えているのだろうか
君が生まれたばかりのころを
なぜ君は すべてを受け入れ
黙って私を立たせているのか
今 私にできることはただ
瞳を凝らして 見つめることだけ
君は大きな時の流れが
君の力でも変えられないと
永い時間に学んできたのか
生まれた時から知っていたのか
今 行き場を見失って
戸惑う私に教えてほしい
私は人間 君のかけらさ
君から生まれて君のもとへゆく
君から生まれて君とともにいる
(C) 1997 HEPAFIL