1998年5月28日
カナダ、WTOに、フランスのアスベスト禁止令についてヨーロッパ共同体(EC)との協議を要請
(関連条文:GATT XXII 条、SPS協定11条、TBT 協定 14条)
1998年6月12日 ブラジル、参加の要請
1998年10月8日 カナダ、紛争処理機関にECとの協議不調を告げ、パネル(小委員会)の設置を要請
(関連条文:SPS協定2、5条、TBT 協定2条、GATT 1994のIII、XI条、XXIII:1(b) )
1988年11月25日 紛争処理機関、カナダの要請に基づいてパネルを設置
1999年3月29日 当事国、パネルの構成を承認
ブラジル、アメリカ合衆国、ジンバブエ、紛争処理手続における第3国としての権利を留保
1999年6月1、2日 パネル、当事者と第3国との会合
1999年9月27日 パネル議長、紛争処理機関に対して、6ヶ月以内の報告書提出は不可能と伝える
2000年1月17日 科学専門家との会合
2000年1月20日 当事国との第2回会合
2000年3月7日 パネル議長、紛争処理機関に、さらに時間を要する旨を伝える
2000年6月13日 パネル、中間報告を当事国に送付
2000年7月25日 パネル、最終報告を当事国に送付
2000年9月18日 パネル、WTO参加国に報告を送付
2000年10月23日 カナダ、紛争処理機関にパネルの条文解釈の問題で上級機関に審議の申立をすることを通告
2000年11月16日 カナダ、上級機関に審議の申立書面を提出
2000年11月21日 EC、上級機関に審議の申立書面を提出
2000年11月21日 上級機関、ジンバブエより、上級機関の審議では第3国として参加しない旨の書面を受理
2000年12月1日 カナダ、EC、ともに被申請国の書面提出
2000年12月1日 ブラジル、アメリカ合衆国、第3国の書面提出
2000年12月15日 上級機関のヒアリング、ジンバブエ、オブザーバーとしての出席を認められる
2000年12月20日 上級機関、紛争処理委員会に報告を2001年3月12日までに送付すると伝える
2001年1月17、18日 口頭のヒアリング、当事国と第3国は口頭で論議、担当の委員からの質問に答える
2001年3月12日 上級機関、報告をWTO加盟国に送付
(参考)
WT/DS135/R Page 1
Ⅰ. INTRODUCTION
http://www.wto.org/english/tratop_e/dispu_e/135r_a_e.pdf