九州松下電器製のKX−GA3というのが私が使っているナビゲーションシステムです。家電ルート販売ではKX−GA3Lというアダプター付属のモデルも定価1万円高で売ってました。
私がこのナビゲーションを買ったのは3年前。そのころってまだまだナビゲーションが売れ始めた頃でした。
それまではまだまだ高価ではあるけど使い勝手も悪いし、一日中ずっと使えるわけではないと言う状態の時もあったそうです。その上、まだその頃はマップマッチングがつき初めた時期の物で当然人工衛星からの電波による測位のみ
があたりまえでした。ですから、道無き道を突き進む、海の中をボンドカーの様に進み続けるなんて事は日常茶茶飯事だったという事です。(友人談)
当時、住友電工がクルーズメイトという、自立航法主導?のモデルを出しており、かなり精度も高いと結構いい評価でしたね。地図ディスクが専用だったですけど、まだナビ研規格もまだまだ余りしっかりしていない時のこと、独自規格の方がいろいろな昨日を載せることが出来様々な特徴を持たせることが出来たようです。
今でもナビ研規格のCD-ROMは使えるけど本来持っている機能を全て使おうとすると独自規格のCD-ROMを使わないといけないと言う機種の方が多いですよね。
今売っているモデルからしたら何の取り柄もない旧型機種ですけど、この機能さえ有れば必要十分ですね。
と言うわけで、今でもそのKX-GA3を使い続けてます。
それからこのモデルを選んだ理由の一つに取り外して家へ持って帰ることが出来るって言うのが私にとってとても重要なことでした。と言うのも車庫が家からちょっと離れたところにあり、車の中に何10万円という高価な物を置いて
おくがちょっと気が引けたからです。実際後でこれが功を奏しましたから.....
そして、ルートナビゲーションを設定するのが手動設定だったおかげで、12Vの電源を用意しておけば簡単に
地図を見ながら設定できるのもこういうポータブルタイプの利点でした。今でこそ、ルート設定は出発点と、目的地を設定すれば後は自動で設定してくれますが....。この2点の理由で私の場合KX−GA3を
選ぶしかなかったと言ってもいいかも知れません。
そうそう、今のナビって結構TVがついているのが多いのかな?余りカタログも見ていないので判らないけど
KX−GA3は後付のチューナーユニットが売っていたのですけどこれがまた明らかに他のモデル向けの物の流用!
なんせナビ本体の倍くらいの大きさがある。液晶TV用のユニットをKX−GA3で使えるように追加改造した物でした。その大きさのおかげで助手席前のコンソールボックスは電気機器の魔窟と化してます。
ただ、TVチューナーが別売であったことの利点として、ナビをつけなくてもTVの音声だけを聞くことが出来ます。
これって結構いい事かも知れません。FMトランスミッターの音声なのでナビゲーション中にも音声だけを流しておくことが可能。結構便利です。
あと、このモデルで不満といえば、リモコンがついていないこと。やはりこれは不便です。いちいち本体まで手を伸ばさないといけない。この後のモデル、KX−GA3LTVからはカード型ですけどリモコンがつきました。とっても羨ましい。オプションでジョイスティックタイプの物も買えるようになったのはその後ですね。
それから、一体型故、本体がかなりでかくそれを目で見える場所に置かないと行けないのでダッシュボードの上に置くのは普通車では無理でしょう。私の車でも助手席のアームからの設置方法です。このアームも前につけていた3.3inchの
TVの流用品、ちょっと不安定かも知れませんが....。
そうそう、このような一体型のモデルを買うときの注意点として本体を買い換えることになった時、モニターを
次のモデルに流用することが出来ないので買い換え時に高くつく事が結構大きな欠点かも知れません。やっぱり新しいモデルも欲しいですから.....。モニターって大きくなるととたんに高くなりますからね。
マイカーへ