ニッカンコネギー

〜ニッカンはあくまで目標に過ぎない〜

2003年08月(2)

■2003/08/15 (金) 人間ドック1日目〜涙・よだれ・内視鏡〜(1)

【人間ドック一日目】
バースディのドック前夜は、夕食後、絶食。飲食は一切禁止。水分も。

一夜明けて起床。朝は普段からあわただしくすごすため食事を抜くことが多く、空腹には慣れているためさほど辛くはなかった。

6:30、検尿を終え身支度を済ませ、ベッドの上で読書にいそしむ。
8:00、日程の説明と、採血。

その後、検査会場へと移動する。
1日目のメインイベントと言うか、ドックの最大の目的と言うか、私の場合はやはり「内視鏡」。

俗に言う「胃カメラ」であった。

ああ、今思うといい加減にしろ、私の好奇心と後悔するばかりなのですが・・・。

当初は、
「人間ドックというからにはやっぱ自分の体内を見たりしないとね。うふふ」
などと、やたらに張り切っていたのですが。

1時間近い順番待ちののち、ドック受診グループとしては最後に内視鏡室に入る。

内視鏡と言うのは、当然、喉からカメラを挿入し、胃の内部を撮影しながらその状態をチェックする。

当然、喉から異物を入れるのだから、麻酔なしでは無理である。
そこで、まず室内で腕に1本注射をされる。皮下注射でかなり痛い。

次に、喉の上に、体表から浸透させるタイプの麻酔薬を塗り、5分間待つ。

これが結構辛かったねー。水あめ上の、にがーい、にがーい麻酔薬。
看護士さんは「喉の上に薬を置いた状態で5分待っていてくださーい」
と、さも簡単そうに言ってのけるが、いざ入れられてみると大変である。
普通の姿勢でいると、味覚のあるところに苦い味が降りてきて気持ちが悪いので、なるべくあごを上においておきたい。

しかし、あまり上に向きすぎるとどろっとした薬が機関に入ってきそうになり、あわてる。

薬のせいで咳き込むことは免れたものの、結局苦味を感じずにはいられず、苦痛の5分間。

5分たったら吐き出していいのだが、吐き出す時にさらに広がる苦味。
拷問以外の何者でもない。

そこへ追い討ちをかけるように「はい、口あけてくださいー」

今度はスプレー状の麻酔薬を吹きかけられる。口の中はなんだかわけがわからないことになっている。

これだけ念入りに麻酔をかければ大丈夫だろうと覚悟を決めて、いざ、ベッドの上に横たわる。

内視鏡を手にした医師。
「よくねえ、のけぞっちゃう人がいるんだけど、あれ却って辛いと思うよ。がんばってね」
ひえええー。

■2003/08/14 (木) 誕生日の夜に

なぜか病院でひまをもてあますミネム31歳の夏。

どういうことだ、おい。

切な過ぎるじゃないか。

なぜかというと、それは人間ドックを受診するから。
補助金を受けてドックを受けられる年齢に達したからです。

で、「そんなら一度胃カメラ飲んだりするのもいいかしら」などと、生粋の好奇心に突き動かされたからです。

でも、諸般の事情でお盆休みのこの日にしか受けられなかったという。
そして、関東の病院で受けることにしたため、前泊する必要があり、そんなこんなで誕生日のこの日この夜、一人さみしく迎えるHappy My Birthdayというわけさ。

さって。さってなにさ。

前泊の病室は4人部屋で、他にも私のようにお盆なのに胃カメラを飲む女性で満室です。年齢的には、私と、もう一人30代前半の方がいて、あとのお二人は40代後半かな?と思った。

さらに驚いたことに、ここは関東の病院なのに、新潟から来た人、私を含めて3名。もう一人は静岡から。

たまには東京もいいな、と思っている人、多し。

そんなこんなで迎えた不思議な病院での誕生日。でした。

■2003/08/12 (火) くじら汁訂正

訂正〜。

父母や生粋の長岡人らからご指摘いただきました。

くじら汁に入れるのは冬瓜ではありません。「ユウゴ」でした。

ユウゴは「夕顔」とも書く。長岡では「ユウゴ」というのが普通?

詳しくは下記のページなど。

http://www.mynet.ne.jp/yushoku/hitokoto1.htm

そうそう、「冷やし汁」これも長岡の郷土料理のようだね。
これは、まんま「ひやした味噌汁」でございます。

我が家でも夏になると当然のように食卓に並ぶのですが、同じ県内でも市外の方などを夕食にお呼びするとけっこうみんなおどろくよねー。

うちのレシピは、「きゅうりの薄切り、しその葉のみじん切り、みょうが」と言った感じ。

暑い夏には本当に美味しいのだけど、今年に限ってはこの冷夏で、実家でもいつもより作る回数が減っているようです。以上。

■2003/08/12 (火) くじら汁って

くじら汁って、なんでこんなに美味しいのさ。

こんばんは、みねむ@実家です。今日から帰省中です。といっても、以前の職場から比べるとだいぶ楽に帰れるようになったので、あまりありがたみのない帰省なのですが。

それを差し引いても、母の作るくじら汁の上手いことといったら!

なにがうまいって、くじらがうまい。当たり前ですが。
くじらの皮の部分が入っています。噛むと、こりこりと不思議な食感のなかに、くじら独特の味が染み出ておいしいったらないのです。

さらに、冬瓜。
くじらのだしが冬瓜にしみこんで、最高に美味しい。

つまり、味噌汁にもくじらの味が。
ああ、おいしいよう。素敵です。ずっと食べていたい。無理だけど。

■2003/08/11 (月) ナイキのスニーカー

好きです、ナイキの話。

デザインもさることながら、はき心地がすきだ。なんか、フィットする。

特にお気に入りの一足が3年前に購入したグレーのエア・プレスト。ひもがない代わりに黄色のゴム製のネット?があって、そのせいでランニングによし、通勤によし。

で、はきたおした感がある初代エアプレストなんですが、さすがに老朽化は激しいわ、洗ってもとれないマイルドな香りはするわ(笑)

で、今日思い立って2代目のエアプレストを購入。
2代目はワンサイズアップして、XSからSにした。初代はちときつめであった。
ダークグレーの地にオレンジ色の波紋のような模様が入ってるデザイン。ちょっとごっついかも・・・・
と最初は思っていたのですが、もともとエアプレストにはレディス・モデルがないらしいと、今日買いに行った店員さんから聞いたこともあり、ならばよし、と決めました。

うきうき。なんだか、どこかに走って行きたい気分。気分だけだけど。

しかし、こんなにナイキッ子になるとは思わなかったな・・・。今スニーカーはほとんどナイキッす。

■2003/08/10 (日) 今日は晴れだったので

今日は台風一過の快晴だったため、張子も乾燥時間が大幅に短縮され、非常に作業がはかどりました。一日中、せっせと制作しました。

夜は近所に住んでいる芝居仲間、がる宅へ遊びに行く。がるジュニアーはちょっとずつ言葉を覚えてしゃべっていて感動。子どもの成長は早いね。
がるも、がる妻ともちゃんも子煩悩で、一生懸命遊んだり、甲斐甲斐しく世話をする姿はほほえましい。

私のことを「お客さん」と認識したジュニアは、何度も何度もわたしに「ぱい」(=乾杯)をせがんできた。

か、かわええ〜。

なんだか急に押しかけたのに、いろいろ話してくれてよかったよー。うむ。

■2003/08/09 (土) ひたすらお面作り

今日は仕事も演劇系の予定もなく。

ただ、件の「張子のお面=マスク」作りを朝からせっせとやっている。

ベネチアのカーニバルの仮面がモデルなのね。それを粘土でかたどって石膏の型を作り、そのなかに和紙を貼っていく。

この石膏型は「雌型」といって、実際に作るものがいってみれば反転している型です。

一方、私が今回手本としているインターネットで見つけた「張子のお面」は、「雄型」といって、実際のお面と同じ型の上に和紙を貼りつけていくというものでした。

そこでは、厚い→丈夫→薄いの順に和紙の種類を変えると書いてある。
そこで、私の型ではこれを全く逆に貼りつけていく。

薄い→丈夫→厚い

で、薄い和紙というのは当然、扱いがむずかしく、一番最初に貼るのは結構大変でした・・・

でも一日やったらだいぶコツは飲み込めてきた。

和紙と和紙を貼り合わせるのりは、なんと小麦粉。水で溶いたものを沸騰させると粘りがでるんですね。これは簡単だー。しかも粘着力が高いと思う。

ちなみに、今回使っている和紙は近くの小国町に和紙の直売所があるためそこで買いました。

そこで聞いたところによると、そこでも竹の器に和紙を貼りつけるといった品物を作っているんだけど、接着剤は「こんにゃくのり」なんだそうだ。これも強そうだ。

というわけで、割合伝統的な材料と格闘中。こういうのも楽しいですね。
ベネチアの仮面なのに作り方は純和風と言うお話でした。

■2003/08/08 (金) ネットマンセー

今さらながら、「インターネット万歳」という話。

えー、11月のシアゴーにちょいと絡んでしまうわたくし。現在は美術関係の仕事を張り切ってやっています。

それはなにかというと、張子のお面作りなんですねー。
しかし、これまでお面作りなどしたことがない。ので、googleで「張子 お面」とかのキーワードで検索かけてみました。

したら見事にヒット・しかも、かなり詳しい説明のあるページで、そういうのを見るとなおのこと燃え上がる小道具根性。

大学時代は周囲にそういうこだわりっこさんがたくさんいたので、すっかり感化されていますね。

でも、舞台美術ってやっぱりやりがいはものすごいあると思う。やっぱり、「見てもらうからにはよりよいものを」という気持ちが働くしね。
私の場合、もともとは油絵とかやっていたのですが、絵画は自己完結の世界だからさ、もちろん「人に見てもらったときどう反応するか」みたいなことは確かに考えてはいるけれども、そんなに大きい比重じゃない。

どうもあたしは自分に甘いので、そういう人は純粋芸術は向かないかも・・・すぐ厭きるし。とほほ。

というわけで、個人的には性格上も演劇向きなのかもと思う。っていうかやっぱりすきなんだな。

話は戻って、というわけで1日2つのお面を作りつづけることになりそう。しばらくは。

■2003/08/07 (木) 肉練、いやだけど。

昨日、今日と夜は芝居の稽古とかにでかけました。
今日は1時間くらいかけてストレッチ、柔軟、肉練をきちんとできた。
しかし・・・体がぎしぎしだよ。明日きっと筋肉痛やー。

ねます。

■2003/08/04 (月) というわけで日記

メモ1メモ2は、「イバシオ」用の下書きですあしからず。

ここから今日の日記です。はいぃ。

昨日で新潟での研修が終了。そして昨日で長岡大花火大会も終了。
3日目の帰りも、なかなか会えないわかさんとの別れを惜しみつつショッピングをともにし、8時過ぎに長岡の実家に帰宅。遠く信濃川河川敷から猛烈な火薬の破裂音が聞こえて心がうずくも、明日は仕事なので、道路が混む前にと家を出る。

車の中で悔し紛れに「FM長岡」の花火中継を聞く。で、アナウンス。
「大型27番、闇夜空の・・・、打ち上げ開始です!」

おー、かっこいい名前や。音しか聞けないけど、楽しみだ。

10秒後。

「闇夜空の・・・、打ち上げ開始です!」

20秒後、

「お待たせいたしました、闇夜空、打ち上げ開始です!!!」

さらに20秒後。まだ闇夜空の破裂音が聞かれないまま、アナウンス。

「大型28番、・・・・」

って、ぬかすなやーーーー!!!!

その後、大型32番ぐらいまで進んだ後、「打ち上げできません」というアナウンスがあった。
長年長岡花火を堪能してきましたが、打ち上げ失敗はともかく、打ち上げもしないと言うのは初めてです。

協賛者の人に顔向けできない致命的なミスだよな・・・・。花火師の進退にまで発展?はしないだろうが、今日の朝一番に、まつりの代行責任者がスポンサーのところまで出向いて謝ったりしたのはまちがいないねえ。

ああ、まぼろしの「闇夜空」見たかった・・・


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