No.837の記事

旅日記2 日光東照宮

 先日の続きというかおまけというか旅の話。
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 巫女石を前に。石と化した巫女に思いを馳せたあと、向かいましたのは東照宮。

 3連休というだけあって観光客の数は半端じゃない。小学校の団体さんもチラホラ見られました。

 小学生のおでこの美しさは重要文化財だと思った。
 もちろん性的で無い意味で。

 それはどうでもよく。
 なんとなくカラーリングが全体的に悪趣味だなぁとか思いつつ、かわいい巫女さんいなかったなとか思いつつ、国宝やら重要文化財やらを見て回ったわけです。
 そんななか、見つけるとついついやりたくなってしまうおみくじを発見。運試しだと引いて見るとこれが「末吉」。
 あまりよくない結果にやれやれと思っていると、おみくじを再び発見。
 猿おみくじ、眠り猫おみくじなど色々あったわけですよ。
 運気回復を目指し再チャレンジ。


 私はそこで生まれて初めて引いちゃいました。

 凶をな。

 おみくじを何度もひくなという神の思し召しでしょうか。
 しかし、悪い運命には抗いたくなるのがこの私。
 運命をかえるなんて、薄っぺらな紙切れ一枚破ることぐらい簡単なのです。
 まぁおみくじという紙切れに翻弄されてるんですけどね。

 そしてまたおみくじを見つけたので再チャレンジ。

 結果は吉。

 微妙すぎる結果。
 どうして連続で凶がでるとか、ネタになる結果にならないのかと思い悩んでいるところ、叶杉なる場所に辿りつきました。
 なんでも杉の前で声に出して願いを言うと叶うそうです。

 見たところ他の客は恥ずかしがって声を出していませんでしたが、そんなことで運命が変えられるわけがない。

「次こそ大吉!」

 杉の前で願いを言い、再びおみくじを引きます。

 この美奈神。
 神は信じておりません。
 しかし引いたくじは見事に大吉。

 神の力を実感しつつ、「もっと違うことを願っとけばよかった」と、なんとも邪なことを思った瞬間でした。

 そして、こうなったらコンプリートを目指そうとか意気込んで、もう一度引いた結果が吉だったので、そこでおみくじは終わり。


 ・・・というか東照宮まできて何をしているのか。

 楽しみ方は人それぞれ。
 同じ観光地でも印象は様々。

 だからこそ旅はおもしろいとか奇麗に締めてみるテスト。

 今年は紅葉を見に行きたいなぁ。