美奈神が書きたい放題書くところ
黄金週間。
初日に行われたお絵かきチャットで生み出された合作品はまさに黄金と言えるものだったと言っても過言ではないかもしれない。
※以下超長文のいつものやつ
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それは名も無き島。
数百年前、突如現れた魔物により滅ぼされた。
魔の巣窟として誰も近づかぬその島に、一人の女魔術師が船を漕ぎ出す。
曰く、最強にして最悪の魔術師。
曰く、生きる治外法権。
曰く、知能をもった魔物。
曰く、彼女は奇跡でできてるんだよ。
常人なら、竦んでしまうような禍々しい雰囲気をまとった島を目の前にして、女魔術師は不敵な笑みを浮かべた。
「今日からこの島はネワロネ島。私が支配する島となるのよ」
これは女魔術師ネワロネの壮大な自分勝手で生まれる魔法伝説である。
魔法大系ネワロネシマ
★あらすじ★
※語り部 オメーラ
「自分の島国とか欲しい」
という稚拙な発想をネワロネ様がしちゃったもんだからさぁ大変。
なぜ大変って、ネワロネ様はそのぐらい実現しちゃえる可能性があるぐらいすごい魔術士だからだよ。
で、魔物だらけの名も無き島に目をつけたネワロネさんは単身島へと突入。
誰もいないのは不便だからと、得意の魔術で殺された島民を蘇らせちゃった。
でもでも、もちろん島は魔物だらけだから、ほっといたらせっかく蘇らせた島民が魔物の餌食にされちゃうよね。ってなワケでネワロネ様が、超強固な結界を張って安全地帯を確保することにしたんだ。
だけどそれのおかげでネワロネの魔力は激減。魔物を駆除して島を支配しちゃう素敵計画ができなくなっちゃう。
そんなわけで蘇らせた島民の中から二人ほどお供を選抜することにしたんだって。
さてさて、どうなることやら。
★キャラクター紹介★
「言うこと聞かないとボンッだからねっ」
ネワロネ・ヨーコ 年齢不詳
「ヤツの魔力は大国の全魔法使いの魔力にも勝る」というほど、桁外れな能力をもった魔術師。強固な結界を張ったり、死者を蘇らせたりもできたり、無機物から生き物を創り出したりもできる。
ほぼ神の領域。
性格は自由奔放唯我独尊。おもしろいかどうかが行動基準の困った人。
言うことを聞かない人間を無理やり従わせるのが大好きなドSでもある。
「風通しがいいな……」
ウカリィ・ケィシータ 享年17歳
島の守り巫女をしていたという少女。
風を操る魔法と、治癒魔法を得意とする。
魔物が発生したとき、うっかり街を守る結界のルーン文字を消してしまったことを悔やんでいるため、魔物を殲滅するというネワロネに協力的。
なお、彼女がマントのみで行動しているのは、風を感じるためらしい。
つまり大自然を愛するが故であり、露出狂などではない。
「こんな拳じゃ恋もできない……」
フルー・ボッコ 享年18歳
ウカリィ以外、魔物討伐メンバーの立候補者がいなかったため、くじびきでメンバーとなったアンラッキーガール。
料理が得意な街一番の器量良しだったらしい。
戦闘能力は皆無だが、ネワロネの超魔具「コブシナックル」を無理やり着用され、本人の意思と関係なく魔物を拳で粉砕する。
なお、よく逃げ出すため、ネワロネに首輪をつけられている。
この首輪はネワロネの意志により締まるもので、うっかり首がとれるぐらい締めたことも1回や2回ではないが、そこらへんは蘇生魔法でオールオッケー。
不幸な少女。
「オイラ、オメーラ。萌え要素たっぷりの小動物だよっ!」
オメーラ
ネワロネが創りだした魔法生物。
正十二面体。
明るく前向きなナイス魔法生物。
中は空洞であり、12枚の五角形に展開可能。
魔法も使うことができ、結構器用になんでもこなす。
この3人と1匹が魔物殲滅に挑む。
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いつもありがとうございます。
そして今回は、ねたろうさんが紹介漫画、可児さんが小説を書いてくれました。
どちらも見所たっぷりであります。
ねたろうさんによる紹介漫画⇒
1P紹介漫画(紹介文も面白いっすよ)
可児さんによる小説⇒
魔法大系ネクロネシア 序章