↑Back    ←10話    12話→


第11話選びし道


イザークとディアッカとアスランの3ショットに身悶えた……。
イザークtoアスランのお約束な罵倒から始まり、相変わらずアスランに存在に気付かれてないディアッカとの再会を通り、最後はなんだかめちゃくちゃアスランに優しいイイ人なイザーク。友人つーには距離があり、でも仲間としての団結があり、その関係を大事にする図!これこそ種で見たかった光景!うほーー!「だからお前も何かしろ」のセリフに超ときめいちゃったよ!!
美味しいシーンをありがとうございました。

しかしギルさん、ほんっとーーーーに上手いね。
私の目には、イザークたちを庇ったってのも【若手を取り込んで今後己の役に立たせる】方向にしか見えませんでした。だって絶対ギルって年長者にはうとまれてそうだし、種んときに台頭してなかった時点で味方少ないキャラってのも想像つくしな。
でも若手に目をつけておくあたりがステキ。
いろんな意味で。
……ええ、いろんな意味で。

議長、どこまでもアヤシい匂いのつきまとうお・か・た。
この人、やっぱラスボス確定かな。



さて相変わらずキラがまだ参戦せず動きもあんまりないので軽くいってみよう。
あ!キラと言えば一つ忘れられない萌えカットが!!

トリィが頭に止まるキラに激萌えーーー!!

ひさびさに脳天直撃なかわいらしいカットでした。
すんげー今さらだが、トリィってどういう作りになってんだろうね。自分の小説じゃ結構勝手に設定しちゃってるけど、なんかメカとは思えない多彩な動きをしてる気がするんだが。キラから一定以上離れないとかってあるのかな。いや、それだと種んときのフェンス越し再会が出来ないか。むーん?
あと、手を出したらそこに移るように出来てるのかなってのも疑問。ほんものの鳥は、手乗りだと指とか出したらちょこんと移ってくるよね。そんなプログラムしてんのか?だとしたらすげー細かいな。
つか、細かいのはアスランか(笑)

しかしあのシーン、言葉も無く痛々しかったなあ。
死んだ友人たちを思い出しながら、最後に右手を握り締めたのが印象深かった。
守れなかった手、のアクションだよな…。

この先戦いに戻るキラは、どんなふうに昇華するんだろうかね。



では話を戻して本編。
まず冒頭ジブリールさん。
……こんな初期から小物臭がぷんぷんするんだがどういうことだ。アズの後継者じゃないのかよ。
このままじゃ絶対誰かに取って替わられると思うんだがどうだろうか。

つか話が飛ぶが、その後のユウナとウナトのシーンとか見て、いつかこのあたりがジブリに取り入りつつ、最後は地位を実質のっとるくらいしそうだなと睨んでるわけですが。
いや、ユウナってぜってー何かしそうじゃん。しかも視聴者的には悪役コースでさ。
10話の想像が11話でいきなり現実になったあたりで、もうなにかせずにはおられんキャラだと思うよ(笑)>政略結婚
まさか前作ヒロインの一人を無理やり前作主人公の一人からう奪ったあげくに結婚まで持ち込むとは…あなどりがたしユウナ。
見た目と喋り方のアレさ加減といい、個人的にもう彼には夢中です。絶対なにかカっとんだことをやらかすキャラだとわきわきしながら見てます。

でも、種では一番の理想国家として描かれていたオーブの中に悪役がいるってのはおもろいね。国民どころか氏族がウズミ否定してるし。これじゃカガリの居場所はない。
しっかしカガリも、二年間どうしてたんだろうなあ。性格的にもう少し食って掛かりそうな気もするんだけど、随分弱々しくなっちゃって・・・なんか種んときとは別人のようだ。ウズミ様の家って、カガリ以外の血縁いないのかな(正確にはカガリも血縁じゃないけど)。ホムラって一緒に自爆したんだっけ?カガリに良い後見を残しておかないってのはちょっと可哀想だ。直情性格なのにおたおたするばかりになっちゃってるし、動きにくそう。

というかこの場合、設定的にアスランが側にいてやるべきなんじゃないかというツッコミはなしでしょうか。
戦争直前、カガリは首長とは名ばかりで孤立無援だしなあ…悩みつつセイバーくれる言われてぐらぐらしてる場合じゃないだろうアスラン。
せめてキラに頼んでいけよと思ったオーブ氏族会議でした。
まったくこの『思い込んだらそこだけ一直線』系直情型め。

……アスランて、冷静なようで結構そういうタイプだよな(笑)
まあそこがいいところなわけだが。


あとはなんだろうなあ。今回全編に渡ってユウナが活躍してたのばかり印象に残ってるよ。
会議で力のなさにしゅんとするカガリの肩を抱き、さらになぐさめたあげくデコにちゅーまでかまし(口は嫌がってっぽいからデコなのがまた上手い)、最後は当然のような笑顔を浮かべて「夫として」ときたもんだ。すっごいよユウナ様。種の初期んときにすごいよフレイ様と思ったのと同じような感じ。
フレイは最後まで悪役にはならなかったが、ぜひともユウナには悪の道を究めてほしいなあ。すげえ毎週楽しめそうなんだが。

さて今回もターニングポイント的話だったので感想はこんなもんかな。
とうとうプラントからも宣戦布告されてしまったわけですが、この先どう展開すんでしょうかね。
個人的に地球降下直前にザフトのおっさん兵がしてた会話が印象的でした。
「またも核を撃ってきたナチュラルに対する憎しみは、もはや消えんだろうな」って奴。
実際そうだろうなあ…二度あることは三度あるもんだ。たとえもう一度和解しても、次にまた撃たれて今度は全滅って恐れは消えないような。

これをどう消化してくのかが、萌えとは別に非常に楽しみです。
ダイレクトにエンディングに繋がる部分だろうしな、この言葉。

種はいちおう手を取り合っておわったが、デスはどうなるか。はてさて。




ところで私シンのことを書いてない気が…
あ、またカガリとケンカしてたな!カガリが「シン!」て呼んだの初めてだよな!!

…12話は大活躍だ。



Back