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第49話『終末の光』


 今週はあまりにも死亡者が多すぎるため萌えてられなかった……。
 とりあえず今回の死者は、ムウ・ラ・フラガにーさん/ナタル・バジルールねえさん/ムルタ・アズラエルさん/オルガ・サブナック&シャニ・アンドラスくんたち/アサギ・ジュリ・マユラちゃんの3人娘たちってとこだろうか。 あと・プトレマイオスクレーター月基地の皆さんとか戦艦に乗っていた皆さんを含めたらシャレにならん死亡数だが、とりあえず名前のある人ってことで。
 あ、そいやイザークがあの人を落としておりましたな。
 つーわけで追加。ウィリアム・サザーランド大佐。
 ってなわけで名アリキャラは総勢9人か。
 皆様のご冥福を祈って合掌。






 …………うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!! フラガのあ〜に〜き〜〜〜〜〜〜!!!!!!  ナタルねえさ〜ん!!!

 すいません、やっぱり静かに合掌してられん! 好きキャラが一杯死んでしまって悲しい。
 とくに上の二人の死に様は、あまりにも格好良くてもう呆然としまくってたよ……。
 惚れた女を体張って守った兄貴は、きっと満足だったことだろう。
 自分の信念に準じたナタルも、最後の瞬間は満足だったことだろう。
 二人とも最期の瞬間が笑っていたのが凄い救いだった。 あとは安らかに眠ってください。
 


 はぁ……49話はとにかくこの二人(とアズの取り乱しっぷり)の印象がやたらと強くて、他は結構かすんでるんだよな。我らがアスキラさんたちは影薄かったし(涙)
 まあずっと同じ戦いのシーンを48から切り分けて描いてるんだからしゃーないんだが……主役なんだからもう少し目立てよおまえさんたち。
 
 そういやカガリのルージュがお目見えしとったが……おいおい、ほんとに上手いじゃないかカガリ。どーしよ、小説でMS動かさないとかって設定にしちまったよ。まあそりゃいいか。
 ルージュ絡みでひとつ今回びっくりしたのは、イザークがカガリを庇いにきたシーンだった。突如盾になってビームに割り込むデュエルに胸がトキメキ(笑)
 あとディアッカとなんとなく視線で会話してるのに更にどっきどき♪
 なんかラストに来てディアイザサービスシーンが多いのう。良いことだ。
 サービスっつっても、妙に絡んだシーンじゃなくて、硬派に戦いで絡んでるから一層萌える。
 なんだかんだと会話では決裂しつつ、いざ相方が危機に陥れば手を出さずにいられないディアッカと、散々反発しまくりなくせに肝心なところでちゃんとツボを抑えてるイザークにとにかく萌え。
 特にイザーク! イザークの格好良さがここに来て急上昇だよな!!
 盾とアサルトシュラウドをおとりにして煙幕に隠れてフォビドゥンを落とした時にはマジで目がまん丸に。イザークすげぇ!頭脳プレイ!
 これまでのイザークと頭脳プレイって単語が全く結びついていなかったんで(ごめん)素直に感動した。成長したんだねえイザーク。
 戦後はディアッカはもとよりアスランとも手を取り合えるんだろうか。キラはイザークを許せるんだろうか。35話でキラとイザークの因縁には一応決着がついているようだが、心境的にはどうだったのかが見たかったねえ。
 つーか結局キラと会話が無かった男だよな、イザーク(笑)
 メインキャラなのに主役と一度も会話が無いとはこれいかに。いや、パイロットとしての音声通信はあったけど(35話でキラに助けられた時とか、47でジェネが発射される前とか)ああいうんじゃなくて個対個の会話が一度くらい……。
 ま、完全に味方になったディアッカとの会話すらほとんど無かったからな……あはははは(涙)
 
 
 あと戦いと言うと……ああ、驚きの新武器が一つ。
 ミーティアって、ビームサーベル持ってたんだな…………しかもなんだよあの巨大なんは。やっぱりデンドロビ(略)
 いやいやいやそれはおいといて。むちゃくちゃ小回りが利きにくそうに見えるあの巨大サーベルだが……オルガ君がやられたのはやっぱり隙を付かれたからなんだろうかねえ。
 そういやあの場面て、久々に自由と正義の連携プレーでしたな。「オルガーー!」と叫びつつ心の奥底でひっそり萌えちゃいました。ごめん。


 あ、一つ重大なことを忘れていた。
 予告通り、仮面にーさんのプロビデンスはファンネルもどきの無線ビットを飛ばしまくってたな。あの無線ビットは何て名前なんだろうか。公式にまだ載ってないんで、とりあえずファンネルと呼んでいるのだが。
 とりあえずあのファンネル、凄い動きだったのう。
 つーかメカ作画良かったな。にーさんののストライクがファンネルをひょいひょいかわす動きにすげー燃えた。にーさんやっぱりニュータイプなのか? そうでないとあのファンネルをかわすのは…。
 つーか仮面自身、一体なんのパワーであのファンネル動かしてるんだろうか……別に仮面はニュータイプでもなんでもなかろうに。コズミック・イラの世界にもそういうサイ能力者がいるんだろうかねえ。それともサイコミュ使用じゃないのか。単に無線ってだけで有線式ガンバレルと同じに手動で動かしているのか。アスランの正義だってリフターを別働隊として動かしてるし、そういう原理なのかな。
 とにかく、そこが今回最大の謎だ。
 てかなんで最終回間際にそんな謎が(笑) いずれ公式で説明があるんだろうか。

 はあ……しかし兄貴かっこよかったなあ。良い男だったなあ。
 最期のセリフ「不可能を可能に〜」ってのがいまだに胸に痛い。
 だってマジで普通不可能だし。MSのビームくらいならともかく、戦艦の主砲であるローエングリンを盾で受けるなんてなあ。
 ホントに不可能を可能にして笑顔で散った兄貴。格好よかった。忘れないよ。
 マリューさん、戦後強く生きていけるかなあ。ペンダントの中の相手は結局元恋人なのか肉親なのか知らんが、とりあえずMA乗りで戦争に奪われたんだよな。2度も同じ結果になり、しかも2度目は自分(たち)を庇ってとなると……あうー。
 そういや考えてみたら、キラっておそらく最後の戦い終わるまで兄貴の死を知らないよな。あの混戦状態じゃ通信も取りにくそうだし、わざわざ伝えて動揺させることもないだろうし。となると。
 ……戻って話聞いたらマジでぽかーんとなるぞ。
 ホントに痛い話だ種。


 あと戦闘と言えばナタルたちか。
 マリューの言葉って、ナタルに随分な影響を及ぼしてたんだな。そこにちょっと驚いた。
 軍人家系のナタルさんにとっては、よくも悪くも人間らしい判断を重視するマリューさんに従って動いていたって過去は大きかったんだろうねえ。
 ……でもその柔軟な考えに辿り着いたのは、もうにっちもさっちもいかない極限の状態でしたと。
 もし戦後手を取り合えたら、今度は分かり合えた二人だったろうに。そう思うと凄く切ないな。

 対照的に、アズさんは最期までキレてたねえ。自分が正しいと信じて疑わない、自分のためなら何を犠牲にしても何を動かしても許されると思っているあたり、小物っぽいがめっちゃキレててそこは面白いキャラだった。身を守るものがはがれるごとにヤバい目つきになっていくとことか、実は結構怖かったよ。
 最初はなんとなく敵キャラと軽く思ってたが、最期に濃いキャラになったもんだ。


 さて49話はこんなとこで。
 はー……人がどんどん減っていって寂しいなあ。
 30話くらいんときは、まさかこんなに大量殺戮ドラマになるとは思っても。しょぼーん……。



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