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第50話『終わらない明日へ』

 すまん。最終回ということで、素直に萌えから行かせてもらいます。
 
 今週の萌え:言うまでもなくラストシーン。


 というかトリィだトリィ!!
 ほんっとーーーーーに、最初っから最後までトリィで始まりトリィで終わった種だった。
 つまりアスキラの絆で始まりアスキラの絆で終わったと。
 ……まーさかアスキラでENDをつけるとは。

 てなわけで今叫ぶのは唯一つ。


 ビバガンダムSEED!!!
 アスキラよ永遠にーー!!!!

 

 いや、アスキラーの叫びは置いておき、最終回ということでまずは感謝の言葉だろう。
 1年間、マジで激しく楽しませてもらいました。ありがとう日昇さん、ありがとう磐梯山、ありがとうフクダ監督。 
 これからもアスキラでいることをここに誓います。
 つーかむしろこっからが同人屋的真骨頂(笑)


 さて問題のラストシーン。というかそこに連なる一連のシーン。
 ただ一言――萌え萌えでございました。
 コクピット内を見たカガリの号泣にまず萌え、次いでまさか見られると思わなかったアスランの号泣に萌えどころか激しく悶え、続くトリィ登場にMyピンクの萌えセンサーがピキーンと反応し、ラストシーンでキラに向かってダイビングするアスランには、萌えが高潮しすぎてのけぞりました。
 なんなんだこの激しすぎるアスキラシーンの連発は!
 ラストまでぜんっぜん絡みなしかと思えば、最後の最後の〆に来てアスキラですよ。

 いや、萌え以前にもっと根本的なところでホロっと泣きそうになったんだがな。
 キラ……生き残れてよかったな……。
 ほんとにほんとによかった。
 ラストの笑顔でじーんときちゃったよ。もうキラばかりは確実に危険域だと思ってたんで、ホッとした途端がくーと崩れ落ちました。まるで凄い幸せそうに泣き笑いしていたアスランの気分です。既に同化です。
 ほんっとに良かったなキラ。
 後はアスラン(と歌姫と姉姫)がばっちり幸せにしてくれるから、戦後はゆっくり体と心を休めてくれ。


 とまあストーリーに関わることはおいといて、まず萌えから。例の一連のアスキラシーンから。
 
 まずアスランとカガリの号泣。あの大破したフリーダムを見つけたときの二人の心境を思うと、あまりに痛くて萌えすぎます(萌えるのか)。
 カガリが泣くまでアスランが感情の見えない顔でコクピットを検分しているのにも萌えました。
 もうさぞかし真っ白だったことでしょう……。で、カガリが泣いたんで、ようやく現実を認識したと。
(アスキラとは逸れるが、なんつーか私の中のカガリはそういうキャラになったような気がする。アスランに近すぎる場所にいるキラとはまた違う視点で、アスランに色々気付かせる立場ってんだろかね。ごめん、萌えの基本はやっぱりアスキラなのだ。)
 
 いやしかし痛い。からっぽのコクピットを覗いた瞬間のアスランの心境……。
 まあ痛みも萌えのエッセンスだ(笑)

 さて次にトリィだが……彼(?)にはマジでビビったよ。トリィの推進力はなんなんだとか、どうやって宇宙空間を飛んだんだとか、あのミニミニなボディにどんなトンデモエンジン積んでるんだとか、そんな疑問は全て些細で瑣末な疑問として消化されてしまったほどだ。
 ――トリィちゃんには本気でキラ探索機能が装備されていたんだねえ。
 今までギャグで盗聴機能だのキラ探知能力だの言ってたが、シャレにならなくなっちまった。
 これでキラはいつ行方不明になっても全く無問題なのが判明。良かったなキラ、迷子にはならんで済むぞ。
 つかトリィは一体何を目指して飛んでるんだろう。宇宙空間でノーマルスーツ完備な状態で、キラの脳波やDNAや声や肌から出る二酸化炭素なんかに反応してるはずは無いし……。<トリィは蚊かよ
 となると、キラ側の方にトリィ専用受信機が仕込まれていると想像できるわけだがいかがなものか。

 ――そうじゃなきゃ見つけられんだろう!! あの広い広い宇宙で人一人を探すなんて、砂漠で砂粒を探すより辛い。つーか不可能だ。
 つまりアレか。アスランが前もってキラに渡しておいたナニかがあると言うことだろうか。
 ラクスが渡した指輪だけではなく、実はこっそりアスランからのお守りまで持っていたということか!
 む、そんな想像をしていたら激しく萌えてきた。いいねえ、お守り。目の前でモノを渡すってのも萌えだが、ひっそりこっそり仕込んでおくほうが萌えかな。
 だってひっそりこっそりってことは、当然ノーマルスーツのどっかにこっそりつけとくって感じだよな。キラも気付かないようなひっそりした場所なのがポイント。やはりこういうお守りアイテムは、相手に気付かれんようにこっそり忍ばせておくのが心意気ってもんだろう。つーかバレたらキラが「いつまでも子供扱いするなよな!」とかなんとか顔真っ赤にして怒りそうだし。
 なに、それは夢見すぎだ? まあ今ちょっと心境がアスランに同化してるんで勘弁してくれい。
 まあそんなわけで、ひっそりスーツの後ろ襟の内側あたりに忍ばせておくとグッジョブ。マイクロユニットが得意なアスランさんなら、キラも気付かん超マイクロサイズの発信機を作ることくらいお手のもんだろう。こう、出撃前に真面目な話をすると見せかけて、ひょこっとキラの襟に指を這わせるわけよ。ああん萌え〜。

 と、トリィだけでここまで阿呆妄想飛ばせればアスキラーとしては及第点だろう(笑)
 しかしいいなあ発信機。出撃前に密着姿勢でキラの襟元くすぐって真っ赤になったキラに「こんなときに何してるんだ!」と怒られるアスランさん。だが実は、キラの事を心底心配してのごくごく真面目な行動でしたという。
 ――誰か描いて。

 さてラストは、極めつけのアスキラ展開、アスラン・キラに向かって激しくダーイブなシーンだ。
 最初に見た瞬間、真面目に目の錯覚かと思って瞼をごしごし擦りました。
 キラを見つけて果てしなく幸せな泣き笑いですっ飛んでくるアスランさんの雄姿にも目が点になったが、一番錯覚だと思ったのはその後のラストシーン。
 ……あれどう考えても最後に辿り着く場所は、仰向け姿勢でぷかぷか浮かんでいるキラの真上だよな!
 しかもキラちゃん喜びの涙で、当然両腕伸ばして迎えたりしちゃうだろう。

 ――あ、あんたたち! 宇宙で何激しい愛を見せ付けてるんですか! そんなトリィの影に隠れて!!(笑/いや、あのトリィ抱擁を伏せたとしか見えんかった)

 ビデオ見返しながら床をばっしばしと叩いたさ。宇宙空間で展開される激しく熱い抱擁シーンが瞼の裏によぎってさ……。
 ほんとにもう、最後まで同人屋すら足元にも及ばないラブっぷりを見せてくれた二人でございました。

 

 まあ萌えが一呼吸ついた後には、かなり色んなツッコミも脳裏によぎったんだがな。 
 ちょっとこっから旧ガンダムオタクな会話。知らない人たちすまん。

 えー、キラはいつのまにかセシリーと改名したようです。
 
 ……ってくらいにF91なエンドだったな。 シーブックはアスランとカガリのダブルキャストだったが。
 いやでも迎えに言ってがしっと抱擁したのはアスランだし(既に確定)やっぱりアスランがシーブックか。
 こうなるともう続編(があるなら)では、マジでアスランとキラで子供作ってても驚かんよ。
 タイトルはやっぱり【クロスボーンSEED】な(笑)



 ――――――種世界・おまけにコーディだと、ほんとにシャレにならないっての。




 萌える心の底のどこかでそんなツッコミを入れる自分がいた。

 まあ今回の話は、結構似たようなツッコミが多かったんだがな……。
 いろんな作品を見すぎてるだけかもしらんが、ひっじょーーーーーーに微妙な気分になった場面が多い回だった。

 と言うわけでこっから真面目に感想。
 の前に、合同で黙祷からだ。
 50話の死亡重要キャラは……フレイ・アルスターさん/クロト・ブエルくん/パトリック・ザラ議長/ラウ・ル・クルーゼ隊長だったな。
 あと他の名も無い皆さんにも、黙祷。
 ご冥福をお祈りします。今までお疲れ様でした。

 では戻って――最終回、怒涛のイベントラッシュだったねえ。どっから語ればいいもんやら。
 まずは総評だが……予想通り、完全には終わらんかったねえ。とりあえず、停戦にだけは持ち込めたと。オチとしては1stだな。
 つーか『今後もなんかあります』ってのがあからさまだったオチなんだが(笑)
 まあ後日談なのか、Zガンダムのように続編なのかはわからんが、何かしらありそうな予感。
 個人的には、何はともあれ後日談を希望する。
 あのままじゃラクスがあまりにも影薄くて可哀想なんで。
 ……時間の足りなさを一番被ってしまったキャラだよな、ラクス。
 せめて戦える立場だったら、ラストキラを迎えにいくことも出来ただろうに。
 

 んじゃまずAパート…といえば、目だったのはあのフレイのシーンか。
 ……あれな〜〜〜〜〜〜。
 もうちょいなんとかならんかったのかねえ。マジで溜息が止まらない。感動した人たちすまん、私はこの上なくダメだったんだ。
 だってアレ、もろララァじゃん……。

 別に初期ガンダムの信者ってわけじゃないが、無理に過去の名場面持ってこないで、普通に生身で会話させたほうがずっと良いシーンだったのにと思うわけだ。
 あれだと1st・種両方好きな私的には、微妙っつーかなんつーか…思わず笑っちゃって感情移入もへったくれも。ララァじゃなくてもなんかFF6のレイチェルみたいだし、とにかくあまりにもどっかで視たようなベタすぎ演出に思わず笑いが。
 しかも唐突に「私の本当の思いが〜」って……そんな前フリもない唐突なベタセリフ使わんと、素直に心境が変わったってことと謝罪をキラとAAのサイたちに向けて生身で(通信で)語る描写のほうが、彼女らしい最期になってよかったと思うんだがね。つか別に殺さないでも、サイと幸せになる道のほうが救いがあってよかったのに。

 まあ謝罪イベント自体はあってよかったと思うが。最後にキラの心の重圧を綺麗に取り除いてくれたわけだしね。
 キラもこれからは、守らなきゃ守らなきゃっつー無理な気負いは無くして自然体になれることでしょう。
 いやマジでさ、フレイパパが死に、エルちゃんが死んでから、初めて楽になれたんじゃないだろうか。
 泣く場所帰る場所はラクスが与えてくれたけど、心の奥の重く苦いモンはそれを与えたフレイしか取り除けないしな。

 おっとうっかり真面目になってしまった。気を取り直して続き。
 今回の戦闘、激しく気合が入ってたねー。さすが最終回。ガンガン動きまわる自由と、今日も大活躍なファンネルの細かい動きに目を回しつつ燃えておった。仮面ってファンネルの飛ばし方が上手いよなー。ほんとにどーやって飛ばしてるんだか。 
 仮面さんと言えば、ラストにきて漸く死ぬほど喋ってたな。種って敵と会話をしながら戦うってシーンがほとんど無かったんで、ある意味新鮮な感じだった。
 今までの鬱憤を晴らすかのごとくしゃべくってたのにはびっくりしたが。

 しかし仮面かあ……彼の言うことは、ある意味当たり前に正論で非常に分かりやすかった。いや、言い方は難解だったが(笑)
 これまで戦火が広がったのは仮面がどーにか色々たくらんだせいだが、結局人間がそれに踊らされた原因は、人間同士の根強い差別意識にあると。
 仮面がしたことは罪だけど、最終的に戦火が広がり最悪の事態になってしまったのは、パトさんたちやアズが自分でそうしたいと思う気持ちが心の底にあったからなんだよな。
 というわけで、うっかり頷きそうになる自分がいました(笑)
 ついでに、あまり言い返せないキラにちょっと萌えました(おい)
 なんせ口下手だからなー。
 ついでに仮面の言うことは、キラがこれまで体感してきたことを、真っ向から肯定するもんでもあるわけだもんな。

 でも、キラなりに精一杯我をぶつけていたのには、強くなったなあと感心。↑以上の激しい萌えを感じたよ。つーか愛しかったよ。
 キラも色々たくさん辛いことがあったし、痛いことを言ったり言われたりしてたけど、最後の最後にはそういう嫌な事を全部乗り越えられたんだなと。仮面の言い分に同調する気持ちは残ってても、そこに流されて同意しちゃったりはせんと。ちゃんと成長したんだのう。
 そうやって成長を前面に出せるのも、すぐ隣に気持ちをわかってくれる人がいるからだろうがね。
 まあその筆頭は言うまでもなくア(略)
 
 いやそれはさておき。 やっぱり、自分の考えに同意してくれて、一緒に進んでくれる人たちの存在はデカいと思うわけよ。キラの仲間はナチュもコーディも取り混ぜて同じ考えの下に進んでるんだし、その仲間の存在がキラの発言の後押しをしてくれてんだろうねえ。そこにキラ個人の意識が入って絆になると。カガリを守りたいとか、ラクスがたくさん受け止めてくれるとか、何より何も言わなくても笑ってわかってくれる相手が戦場で同じ敵を相手に隣で戦ってくれている。これはデカいよ。
 一杯傷ついて迷って間違ってきたキラくんだが、最後にはたくさんのものが残ったわけで、そういうキラ視点では真面目にほっとした最終回でした。
 まあキラがそれをちゃんとわかっているかどうかは…多分わかってなさそうだよなー。 感覚ではわかるだろうが、あんまり自分の価値を高く持ってない子だし。13歳の頃なら素直に周囲を受け入れただろうが、その後の人生の変遷が痛かったしねえ。
 大丈夫なんだよキラ。ちゃんと君を受け入れてくれる場所がある! つーか筆頭がいつでもいるだろう!! 
 いいや、そのあたりは自分の脳内で書き連ねよう(笑)


 あとAパートと言えば、やはりディアッカとイザークだろう!!
 あの二人のシーン、凄い良すぎだ。それまで自分の気持ちに踏ん切りつけられなかったイザークが、ディアッカのピンチに庇いに入るシーンでは、激しく萌えたうえに燃えた!! バスターランチャーディアッカから奪ってぶっ放すイザークにはマジで惚れた!! イカスーーーー!!
 47話あたりから主人公化が進んでいたイザークさんですが、最後まで遺憾なく主人公性を発揮して突っ走ってくれました。これからもきっと、彼らしく突っ走ってくれるでしょう。
 今度はディアッカも一緒に。

 うっほう、萌え!!


 ……ちょっと関係ないが、同じようなシーンをアスキラでも見たかったね。
 どうも40話以来、そういう二人の力を上手に使った細かいイベントってのが無かったんで、その辺微妙に物足りない。二人で協力攻撃とか見たかったなあ。
 あ、二人で潜入作戦〜とかでも良かった(笑)
 しかしどこに潜入するんだろうか。ヤキンに潜入なんて有りえないし。
 いやいやいやいや、この際なんでもアリか。

 あ、そうだ。Aパートでも一つ重要事件。
 クロトくん、激しくヤバい顔つきになってたな……あの3人、悪役っつーか敵キャラではあったけど、実は一番ヒサンな役柄だったよなあ。アズとの関係は良くわからんが、とりあえずひたすら実験体として扱われてたっぽいし。つーか完全に人間じゃなくてメカのパーツ扱いだったし。
 最期のシーン、悲壮感が物凄く出ていて怖かった。 あれで楽になれたんだろうかねえ。


 でもってBパート。こっちも激しく戦闘だったな。
 特筆すべきイベントは、ヤキン陥落とパトさんの死か。

 ……パトさん、ほんっっっっとに壊れてしまってたんだね。
 まさか血走り目で部下に銃を向けるとは。地球に本気で照準を合わせるとは。
 あれで司令部の人間は完全に我に返ってた感じだね。まあもともとラクスの語りで心に一石は投じられていたんだろうが、あの地球攻撃発言で冷や水浴びせられたと。
 そういや、まさかこんなところであの人がって人が大活躍だったな。
 パトさんを撃ったユウキ隊長――彼は実に15話ぶりの登場なんですが(笑/……って35話以降いたっけ? 覚えが無いよ)
 
 まーさかユウキ隊長がこんな重要場面に出るキャラだとはのう。キャラに伏線貼るのもほどがあるよ(笑)
 結局、戦争そのものを止めた功労者は、ラクスたち艦隊でも単独突入したアスラン・カガリでもキラでもなく、ユウキ隊長だったと。
 …こんなトンデモなどんでん返しは初めてだ。
 撃ったその決意と勇気に乾杯。
 
 あ、そういやこの人も死亡者リストに入れるべきだったな。

 そして一応死に目に間に合ったアスランだが、どうやらパトさんはもう認識してなかったっぽい気配だな。それが切なかった。
 最後まで彼の頭の中にあったのはユニウス7の悲劇、イコール妻の死で、その復讐が彼の行動の原動力だったんだが、それを結局息子には伝えられないまま逝ってしまわれたんだもんなあ。まあ彼のしたことを考えると安易に伝えて許されるより、知られないまま信念に殉じて死ぬほうが良いのかもしらんが……アスランの心境を思うと切ない。もう少し早ければ命は救えたかもしれん場面で、腕の中の父親は自分を理解してるのかもわからず死亡。でもって仮面のたくらみ(だろう)で進行したヤキンとジェネの連動はパトさんのせいだと誤解するに至る。彼も最後までなかなか酷い人生だ。
 アスランは戦後どうするんだろうねえ……裏切り者だとは知られてるし、そうでなくても父親は部下の叛逆によって死亡。おまけにその後司令部の人間が逃げ出したところで、おそらくユウキ隊長に同意する人間が多数を占めてしまっていただろう。これでプラントに戻って表舞台に立てるかっつーと激しく疑問だ。

 個人的には、アスランにはイザークやディアッカあたりと今後のプラントを担う存在になって欲しかったんだがなー。
 でもエザリアママもカナーバに逮捕されちゃったし、これからは穏健派がプラントをまとめるjってことになるんだろうから、イザークももう表舞台には出てこれないのかのう。
 それとも親の罪(?)は子には被せられないとか。だといいなー。
 イザークはエザリアの息子だけど、最後までプラントを守って戦ったんだし、アスランだって裏切り者ではあるが結局はプラントを守るための行動を取っていたわけで、むしろ感謝され――るのかはわからんが、存在抹消するには勿体無い存在だと思うんだがなあ……。

 とまあそんな妄想をしていると、あっという間に妙な妄想SSが出来てゆくわけだが(笑)
 うーむ、後日談がちょっとでもあればなー。あの状況だと何もわからんので発表するのがちと怖い。
 脳内で遊んでるのも楽しいか(笑)

 で、最後にジェネシス爆破とクルーゼvsキラ。 ここは激しく駆け足展開で、語るのが大変だ。
 とりあえずジェネからだが……カガリ、良い事言うねえ。48話でヒロインsに「首根っこ引っつかんで止めてくれ」と書いたが、まさにその通りになったな(笑)
 予想の通りとっとと命を捨てに行ったアスランを止めてくれてありがとう!
 
 しかしアスランとキラ……ほんっとに命どーでもいい感じだったね。困っちゃったよ。
 キラはキラで散々っぱら自由を粉々にされても戦い命!だし、アスランはアスランで我先にで乗り込み体勢だし。
 いいかお前ら、もう少し自分を大事にしろ。
 むしろ二人で一緒にいなさい。ほかっとくと勝手に死んじゃいそうだ。
 特にアスランなんか二度もキラに死なれたんだ、少し身に沁みてこれからは目を離さないで暮らす決心をせい。つーか一緒に暮らせ。

 ……なーんて話を書きたいなー。


 ほいでもって後はラスト。
 キラのセリフが抽象的だったんで解釈は分かれるだろうが、私的には【未来に希望を視たエンド】だと思いました。
 自分は自由から放り出されて死を待つのみ、おまけに世界は戦いでぐちゃぐちゃ。まさしく「どうしてこんなところに来たのか」って絶望で一杯になったところで、遠くに光が見えて、そこにはアスランとカガリ=大切な人が笑っている。ありゃー希望に満ちた演出だと思った。ちょうど『進んだ道の先確かな光を見た〜』って歌詞に連動しているところが良かったな。
 胸元にはラクスからもらった指輪=帰る場所の象徴が光っていて、笑顔で泣きながら目を閉じるってので、私的には「こんなところに来てしまった。でも僕たちの未来は(〜〜)」ってな明るいラストに見えたと。()の中にはおそらく「光の中にある」とか「まだ終わらない」とか「明るい未来に続いている」とか「希望がある」とかって前向きなセリフが入るんだろう。
 で、トリィの舞う向こう側では、最愛の旦那がエラい速さですっ飛んで迎えに来てくれていてなお幸せと(笑)
 
 ……いや、エラい速さだろアレ。あんなに引き絵なのにどんどん距離詰めてるし。
 関係ないけど、トリィがとっとと止め絵になってるのに、何故かまだアスランだけが動いているのにかなり受けた。
 本編は終わっても、アスランのキラへの愛情は止まらんのだな。よかよか。


 そいやラスト、ラクスも入ってれば良かったのにねえ。まあ指輪がラクスの代わりなんだろうが、お迎えに混ざれないのは可哀想だと思ったよ。本編的にはアスランレベルでお迎えに行きたい人だったろうに。 アスラン・カガリ・ラクスと3人揃って、超キラファンクラブの構成員だもんな(笑)
 まあラクスは戦わない人だし、うっかり外に出て探しに行ったら変なキャラになるか。
 そういやジェネが爆発った瞬間、ラクスが無音で叫んでたな。あれ「キラ」って言ってるっぽいね。
 帰ってきたら出迎えてやるのも良い役だ。がんばれ。



 さて語りはそんなところだろうか。 最後までガツガツ語ってしまったのう。
 つーかこれで感想も最後だと思うと、真面目に悲しくなってくる。終わった直後より今のほうが実感してる感じだ……。

 えー、最後にまとめ。
 1年間お付き合いくださった皆さん、どうもありがとうございました。
 途中原稿で抜けてしまった回もありますが、ほぼ毎週長々〜と語りつくしつつ脳内補完する作業は果てしなく楽しかった。
 今後は普通に萌え話を書いてきます。まだまだ種愛。

 いやしかし、面白かったなー種。
 いろいろたくさん突っ込みもしたし、納得できなかった部分も多々あるんだが、お話もキャラも皆好きだ。
 1年間楽しませてくれてありがとう種!
 なによりアスランとキラを産んでくれてありがとう(笑)

 できれば続編があることを祈りつつ、ひっそり終了。
 



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