世界的に最も有名なレジオン・ドヌール勲章 (Ordre de la Léion d'honneur)は、あらゆる分野の功労者に授与されるもので、1802年 5月19日、執政時代のナポレオン一世によって制定された。 当初は、剣の勇士はもちろんのこと、一般の市民であって功労のあった者には、年齢、階級、宗教を問わずに授与されたという。 章の中央にナポレオンの横顔を配していたが、共和政治になってから女性の横顔に変えられた。 しかし、歴史と伝統を重視して、根本的な改正は行われなかった。 勲章は、大きくは二種類、細かくは五等級に分けられている。 リボンは赤色。
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