第53話より  「私の国は、私達で護る!」





◎フランスの科学者 モンマルトル教授

  • フランスの科学者
  • 高分子爆弾の開発者
  • 秘密保持のために協力を拒否していたが …
  • 担当声優 : 山田 俊二



 ジャネラの放った新たなマグマ獣マスプロンは、攻撃しても死なず、更には分裂して数を増やすという厄介なマグマ獣だった。
 そんなマスプロンに対抗できたのは、フランスの科学者、モンマルトル教授が開発した高分子爆弾だけだった。
 高分子爆弾の秘密を守るために四ッ谷博士からの協力要請を強固に断った。
 自国がキャンベル星人の攻撃を受けた時 … コン・バトラーの危機に彼の心は揺れた … 。


 将軍ダンゲルの死。
 直接指揮をとりだしたジャネラ。
 改造されまいと必死のワルキメデス。
 いよいよ対キャンベル戦争は佳境を迎えた。


 キャンベル星の方も将軍の死で攻撃が激化するだろうと予想した四ッ谷博士。 各国代表や高名な科学者を集め、協力を要請した。

 皆の研究を明かして欲しい        と。

 研究の公開       それは科学者にとってどれ程重要か。
 しかし、地球の危機。 地球が、人類が滅んでは研究も無意味になる。 今は、皆で力を合わせる時。
 そんな四ッ谷博士の呼びかけに皆尻込みした。
 フランスのモンマルトル教授もその一人。
 「私の国は、私達で護る!」
 そう大見得切ったモノの、マグマ獣に普通の戦闘機や戦車は敵うはずもなく。 更には唯一の対抗手段であるコン・バトラーも大苦戦。
 日本の少年少女が他国のために … いや、地球のために戦う姿を見てようやく自分の研究の公開を決意した。
 プラスチック爆弾の一種である高分子爆弾。 コレのおかげでコン・バトラーは危機を脱した。

 最初から公開してくれれば良いのにとは思うけど、やっぱり研究者にとって、自分の研究は最重要気密。 気持ちは分からなく無い … 。
 この決意をするのに、どれ程の葛藤があったのか。
 でも、これで 「私の研究成果は、コン・バトラーをそして地球を救ったのだ」 と胸を張れるよね。





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