第42話より  「私の体に時限爆弾セット!」





◎何とか自由を取り戻そうとした1人 山部一郎

  • キャンベル星人に父共々囚われ奴隷になっいいた
  • 仲間と共に脱走しようとして捕まり、処刑されそに
  • 最後には豹馬を助けようとした、娘と共に爆死
  • 担当声優 : 立壁 和也



 奴隷として捉えられ、無理矢理働かされていた。
 しかし、自由を取り戻す為、仲間と共に銃を手にした。
 山部一郎 … 彼の行動は他の奴隷人に、どう映ったろう?


 数人の仲間と脱走を企てた男がいた。
 山部一郎。 彼は、銃を手に自由を掴む為に走った。
 しかし、彼の自由への憧れは、打ち砕かれた。

 捕らえられ、見せしめに処刑される所だった、その時、彼の処刑を中断させる声が響いた。
 彼の娘・ゆき子。 彼女が “豹馬暗殺” を引き受ける事で、一時的に処刑は中断された。
 でも、相手はやっぱりキャンベル星人。 そんなに甘くはなかった。
 最初から、ゆき子に期待なんかしてなくて。 一郎の体に爆弾を埋め込み、山部親子共々豹馬を殺す計画にしてしまった。
 一郎の処刑と豹馬の暗殺が同時に出来る。 考えたね。
 ソレを伝えられないように一郎の喉を潰したまでは良いけど、地球人にだって “文字” って文化がある事を忘れてないかい? それとも、時限式だから筆談されても間に合わないから大丈夫と思ったのか?

 体に爆弾を無理矢理埋め込まれた時、彼は何を思ったろう?
 結局、殺されてしまう自分を救おうと、暗殺者にまでなろうとしている娘にどれ程の事を思ったか … 。
 ゆき子は暗殺者に成らず、未遂に終わり、更にゆきこの機転で豹馬は助かった。


 親子共に爆死。
 歴史の表では、決して語られないが、地球を救う行いの一つだった事は間違いない。





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