◎スーパーマリアの仲間達 暴走族Z
- 竹田市を走り回る暴走族グループ
- スーパーマリアの仲間達
- 一体どうやって彼女と出会ったの?
- 担当声優 : 石丸 博也 他
最初は、笑うだけだった。
確かに四ッ谷博士の行動は、端から見れば滑稽だったかも知れない。 だが、彼らの小さな仲間は、それを信じ、協力し、倒れた。
仲間の死を無駄にせぬため、彼ら、暴走族Zのメンバー達は鐘のある場所へ走り出した。
何処の街にも、はみ出し者と呼ばれる人がいるモノで。 この街を走り回る彼ら暴走族Zもそんなはみ出し者の集団。
バイクに跨り、縦横無尽に街を駆け抜ける。
何が彼らをそうしてるのかは知らないが、スーパーマリアと共に街中を走っていた。
しかし、彼らも単なる迷惑者ではなかった。
仲間を思いやる優しい心の持ち主なのだ。
その証拠に、姿の見えぬ彼らの小さな仲間、スーパーマリアを心配して探してくれていた。
何せキャンベル星人に街ごと人質になっている状態だ。コン・バトラーもマグマ獣に好きにされてしまっている。 何が起きるか解らない。
そんな心配は的中。 マリアは街を救おうと四ッ谷博士に協力している最中、キャンベル星人に殺されてしまっていた。
マリアの心が彼らを揺り動かした。
手分けして街中の鐘がある所をまわり、協力を頼んだ。 結構イイ奴らだ。 マリアが仲間になっていたのも解る気がする。
時計の針が12時を指した時、鐘の音が響き渡り街を覆っていたバリアは消え、コン・バトラーはマグマ獣を遠慮無くたたきつぶす事が出来た。
街に平和が戻った後、彼らは、また街中を元気にバイクで走りまわっているのだろう。
スーパーマリアの心と共に … 。