第15話より  「地球に住みたかった…」





◎レッド・ゾーンからの脱走者 コスモ・バード

  • 地球にたどり着いてすぐ、ガルーダに捕まり利用された
  • バーム星人の親戚?(笑)
  • 奴隷獣に特攻、自爆
  • 担当声優 : 白石 冬美



 一筋の流星が地球へやってきた。
 それは、キャンベル星人の支配から逃れてきた少女の乗る、カプセル型宇宙船だった。


 完全にキャンベル星人の支配下に置かれている “レッド・ゾーン” 。 どのような所かは分からないが、キャンベル星人のせいで、本来の姿を失ってしまっているであろう。
 そんな所から、1人、必死の思いで脱走し、平和な生活を夢見て地球へやってきた少女、コスモ・バード。
 彼女は地球の自然を見て 「美しい星」 と感動していた (コスモが不時着した所が、木々が多かったせいもあるのかも知れないが)。 私たちからすれば、大分自然を失い、汚染された星であるにもかかわらずである。
 その事からも、レッド・ゾーンが、かなり酷い状態なのが想像できる。

 地球で暮らす事を夢見た彼女を不幸が襲う。
 ガルーダに捕らえられ、生きた歩兵機に改造されてしまった。 コントロールされ、自分の意志とは関係なく地球を攻撃させられてしまったのだ。
 幸か不幸か、四ッ谷博士の作戦によってコネクション側の手に落ち、元の状態に戻れたコスモだったが、操られていたとは言え、自分のやってしまった行為を知り、驚愕。
 「自分で蒔いた種は、自分で刈り取る」 と自分の乗ってきたカプセル型宇宙船で奴隷獣に特攻して散った。

 心優しい1人の少女の夢は、新天地になるはずだった星の空に露と消えてしまった … 。
 彼女の冥福を祈りたい。





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