◎ロペットの初恋の相手、ロボ子
- 女の子型ロボット
- 実は、キャンベル星人の手先
- ミーアの発案
- 担当声優 : 桂 玲子
ある日、突然それは舞い込んだ。
1通の封書…。 コレのおかげで、ロペットは天国とドン底を見てしまった。 その精巧すぎる感情回路を持つが故に…。
ロボット版セイレーン…その名は、ロボ子。
ロボットであるロペットにとって、ラブレターを貰うなどと言うのは、初めてだったに違いない。 そんな物が届くとは、その精密に作られた優秀な電子頭脳でも予測不能だったろう。
2通、3通と貰って、人間の感情を持つ自分が、恋いもできると知ったロペットの心。 そんな彼の心は、ロボ子によって利用された。
ガルーダに恋しているミーアだからこその作戦だったが、あのラブレター、ロボ子自身が書いた物だろうか? 案外、自分の心の捌け口として、ミーアが書いた物だったりして?! 手紙の中の 『ロペット』 の部分は、本来 『ガルーダ』 と書かれるはずの物だったのかも知れない。
とすれば、ロボ子はミーアの分身に近い所があったのかも知れない。 「自分も、こんな風にしたい」 というミーアの願望が、ロボ子で一部表現されていたのかも…。
ただの操り人形だったロボ子だが、本当の自分自身の感情があったなら、ロペットに対して、どんな感情を持っただろうか?