第10話より  「ロペットさぁ〜ん」





◎ロペットの初恋の相手、ロボ子

  • 女の子型ロボット
  • 実は、キャンベル星人の手先
  • ミーアの発案
  • 担当声優 : 桂 玲子



 ある日、突然それは舞い込んだ。
 1通の封書…。 コレのおかげで、ロペットは天国とドン底を見てしまった。 その精巧すぎる感情回路を持つが故に…。
 ロボット版セイレーン…その名は、ロボ子。


 ロボットであるロペットにとって、ラブレターを貰うなどと言うのは、初めてだったに違いない。 そんな物が届くとは、その精密に作られた優秀な電子頭脳でも予測不能だったろう。
 2通、3通と貰って、人間の感情を持つ自分が、恋いもできると知ったロペットの心。 そんな彼の心は、ロボ子によって利用された。

 ガルーダに恋しているミーアだからこその作戦だったが、あのラブレター、ロボ子自身が書いた物だろうか? 案外、自分の心の捌け口として、ミーアが書いた物だったりして?! 手紙の中の 『ロペット』 の部分は、本来 『ガルーダ』 と書かれるはずの物だったのかも知れない。
 とすれば、ロボ子はミーアの分身に近い所があったのかも知れない。 「自分も、こんな風にしたい」 というミーアの願望が、ロボ子で一部表現されていたのかも…。

 ただの操り人形だったロボ子だが、本当の自分自身の感情があったなら、ロペットに対して、どんな感情を持っただろうか?





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