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◎十三に注意した、新幹線の鉄道公安官
当時は、電車の中では独特のスタイルをし、その速さもあって電車の王様的存在だった新幹線。 その車両に、堂々とライフルをむき出しのまま持ち込んだ男がいた。 言わずと知れた、射撃の天才・浪花十三。 周りの乗客は、驚いたのなんのって。
今回の主役は、通報を受けて飛んできた鉄道公安官。 普通ケースに入れたりしてて、むき出しのまま持ち歩くなんて、狩りでもしている時だけでしょ。 何かの拍子に、トリガーに何か引っかかって暴発したら、どうするの、十三さん？ 乗客もそうだったろうけど、公安官も驚いたろうな。 しかし、この公安官、なかなかのくせ者…。 何故って？ そりゃ、あのライフルを一目で 『本物』 と見抜いたトコ。 あんなに堂々とむき出し状態で持ち歩いてるんだから、最初は “モデルガン” とか “エアガン” じゃないかと疑ったりするものだが、キチンと冷静に見分けたから。 偉いぞ、公安官！（笑） 十三の名前を知ってたのは、警察の射撃班にスカウトされたこともあるからだね。 警察関係じゃ有名人だ。 知ってて当然。 この公安官も、いい迷惑を受けた 本物のライフルを突き付けられるわ、ど○い獣襲撃で新幹線止まっちゃうわ…。 あの後、無事に逃げられたかな？ 
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