(わるきめです)  ワルキメデス




  • キャンベル軍・総帥
  • キャンベル星の天才科学者の1人
  • 似ても似つかぬ腕力自慢の弟がいる
  • ダンゲルと、たして2で割ると丁度いいかも…(笑)
  • 担当声優 :市川 治
フンッ、この能なしがっ!



努力の末に待っていたのは、肉体を奪われ、ロボットと化す事だった…。



 シリーズ後半の大ボスである女帝ジャネラや、弟の将軍ダンゲルと共に地球にやってきた彼は、キャンベル星軍の総帥。 科学者である彼は、マグマ獣の選択や改造、作戦立案や現場指揮を担当。 持ち前の頭脳が繰り出すマグマ獣や作戦は、何度もコンVを危機に陥れた。 しかし、仲の悪い作戦実行者、コンVと直接対決する弟、将軍ダンゲルが思い通りに動かなかったり反発されたりで、実を結ばなかった不幸な人である。 (地球側にとっては、幸運だったのだが (笑) )

 頭でっかちの彼が、実際に戦闘を行ったのは1回のみ。 ダンゲルが死亡した後、ジャネラが彼の脳を移植してロボットに改造してしまおうと考えているという事を知ったからだった。  「何とかコンVを倒し、手柄を上げれば、彼女も考え直すだろう」 という考えと 「絶対、ロボットなどになりたくない」 という執念が、彼をマグマ獣のコックピットに座らせた。 結局、コンVに敗れロボットにされてしまうのだが…。
 しかし、ロボットになったからといって感情まで無くなった訳ではない。 何せ、彼の超優秀な頭脳はそのまま移植され、体が機械になっただけだから。 彼は、自分をこんな (ロボットの) 姿にしたジャネラを憎んだ。 ロボットとなって表情がないのをいいことに憎しみの心を隠しつつ、ジャネラに付き従い、最後の最後でコンVに敗れ、アースボムを発射したジャネラを1人逃がすまいと、脱出用カプセルの前に立ちはだかり、その身をジャネラめがけて倒れ込ませ、自爆して果てたのである。

 ある意味では、ガルーダより悲しい結末を迎えた人かも知れなかった。



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