- 悲劇の敵役
- キャンベル製マザコンアンドロイド(笑)
- 美形キャラの先駆け
- 女性に人気のキャラだが、豹馬ファンにとっては、単なる敵(笑)
- 担当声優 : 市川 治
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誇り高き、悲しいアンドロイド大将軍
悲劇の敵役である彼は 【勇者ライディーン】 の敵役 “プリンス・シャーキン” の跡を継いで、美形キャラの先駆けとなった。 また、単なる敵役・悪役で終わらず、今となっては当然となっている 『敵方にも敵方のドラマ (人としての物語) がある』 という事を示してくれた人でもある。
この悲劇性やドラマ、美形キャラといった部分は 【ボルテスV】 の “ハイネル” 、 【ダイモス】 の “リヒテル” と受け継がれてゆき、その後のアニメにも色々な部分、色々な形で更にはアレンジされたりして、現在では、シッカリとアニメの中に浸透してしまった。
彼の悲劇の最後については、最初の内から設定されていたようだ。
普段は美少年の外見だが、鳥人へ変身できる彼。 体全体が中央で皮膚が裂けていくような感じで、鳥人の姿が現れる。彼のファンの人は、この変身を々受け止めただろう? 変身するのはともかく、その変身の仕方に難アリだったかも?! まぁ、現在のアニメとして作られていたら、もっとビジュアル的にカッコイイ変身シーンになったかも知れないが…。
彼は、自分が変身できることに、何ら疑問は持ってなかったようだ。 まぁ、ジャネラもあんな風に変身できるのだから、元々キャンベル星人には変身能力があるのかも。
最終的には、悪役の常としてコンVにやられてしまうが、その最後は、かなり強烈だった。
ミーアとの愛に目覚め、アンドロイドとしての誇りを持ち、キャンベル星や地球のことを抜きにして、コンVた死闘を繰り広げた。
コンVに敗れはしたものの、死を迎えた時、最後の最後に自分の納得行く、悔い無き行動がとれた彼の心中は穏やかだったに違いないと思う。