JAVAで動いてるオンラインweb設計や、フリーの設計ソフトなどいろんな選択肢があるが、今回はTolvan DataのBasta!というfreewareを使ってみた。相変わらずアテにならないDayton Audioの公開T-Sパラメーターをセットしてシミュレーションしながら決定した仕様は多少の周波数特性のリップルを許しながら35Hz〜100Hz程度をカバーする4次のバンドパス箱という条件で設計した。 途中このような極端なレイアウトも考えて見たが、最終的にはフロント側のポートを除いた容積が6.2リッター、同ポートの内径が56mmで長さ240mm(VU管)。 リア側の密閉箱の容積が12.3リッターと、全体でほぼ18リッターと石油缶に近いサイズに落ち着いた。
開口部から15cmでの周波数vs音圧特性
-10dBで規定される一般的な周波数特性の定義だと27Hz〜160Hzが再生帯域という事になるが、私の感覚的には±3dB程度までだと感じているので37Hz〜120Hz程度がフラットに使える範囲だと思っている。
チャンネルデバイターによるLPFを使わなくても構造的な帯域制限が効いているので550Hz付近から上のポートの気柱共振によるピーキーな漏れを気にしなければ、単にアンプに繋ぐだけでもサブウーハーとして使えそうな特性である事が判る。
Specifications: EnclosureType 4th order bandpass Subwoofer Speaker-Unit Dayton Audio LS10-44 25cm 4ohm Dual Voice Coil Band-Width 38Hz to 103Hz (-3dB point) Encl. 12mm Lauan Plywood board with FRP reinforced -->Board Design Schematic Ports Flared Single port, Diameter=56mm, PVC Pipe Length=240mm + Board Thickness=12mm
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